CM・広告の仕組み

テレビCMの出稿量の目安はどれくらいで考えるべき?

初めてテレビCMをやろうかと検討している企業の担当の方なんかは、テレビCMの出稿量の目安はなかなかわからないものですよね。

 

出稿量が多ければ多いほどテレビCMの反響があるというわけでもないのでなかなか難しいところです。

 

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートの目線でテレビCMの出稿量の目安について解説していきたいと思います。

 

延べ視聴率「GRP」の考え方

 

テレビCMの出稿量に関しては多くの場合GRPという考え方を用います。

 

GRPというのは延べ視聴率のことで、この数字がどれぐらい高いかということが出稿量を表す形になります。

 

例えば視聴率10%の番組に1本テレビCMを投下した場合はGRPが10になります。

視聴率10%の番組に3本テレビCMを投下した場合はGRPが30。

視聴率10%の番組に1本、5%の番組に1本それぞれテレビCMを投下した場合はGRPが15、というような計算の仕方になります。

 

人がテレビCMを覚えられるまで同じテレビCMを3回見る必要があると言われており、

視聴率は100%でそのテレビ局がカバーしている放送地域の人全員が一回見たと言う指標になりますので、

GRP300を目指せば、大まかな計算ですが全ての人が3回同じテレビCMを見たということになる計算です。

 

もちろん誤差がありますので大体GRP400を目指すと、そのテレビCMの認知度が放送地域でテレビを見ている人たちの中で高まると言われています。

関連記事:GRP(延べ視聴率)とCMの関係

 

初めてのCMの出稿量目安

 

先ほどテレビCM出稿量の目安としてGRP400という数字をお話ししましたが、

なかなか最初からこの数字を目指すのは難しいです。

 

というのも、地域によってテレビCMの反響は違いますし、ターゲットがあっていないとテレビCMはなかなか反響が得られないものです。

 

そのテレビCMの内容で反響が得られる地域とそうでない地域があるものです。

 

なので最初から特定の地域でGRP400を目指すというのはリスクが高く、

初めてのCMの場合は大体GRP80前後を目指すのが良いのではないかと思います。

 

それより少ないとなかなかCMの効果も上がってこないというのが実情です。

 

一人の人が1日に触れるテレビCMの本数は平均して200本とも言われており、その中で人の印象に残っていくCMを放送するというのはとても難しいことです。

 

テレビCMの内容はもちろん一人の人が何回そのテレビCMに触れたか、ということが重要になってきます。

 

なので、初めてテレビCMをする企業で、特に中小企業の場合は地方局でGRP80前後を目指し、

いくつかの地域でABテストをしてみるということが非常に多いです。

 

その中で反響が良かった地域でさらに高いGRPを目指して出稿量を増やしていくという形ですね。

 

テレビCMは一度だけだとなかなか効果が得られないので、長いスパンで考えて何度かCMを出稿してみるやり方の方が良いと思います。

関連記事:CMのお試しをする際のおすすめプラン

 

どの局で放送するのか

 

テレビCMの出稿量の目安の指標としてGRPというものを紹介しましたが、

1GRPというのはどの曲で放送するのかによってもその内容が変わってきます。

 

例えば北海道の人口は約550万人です。

とても人口が多く、北海道全域で流れる北海道のテレビ局で1GRPとなると視聴率1%でも55万人の人がそのテレビCMを見ることになります。

 

それに対して、例えば広島県の人口は約120万人です。

広島のテレビ局で1GRPとなると12万人がテレビCMを見るということになります。

 

こうして考えてみると北海道と広島県では1GRPでテレビCMが届く人の人数が4倍以上も違うということがわかります。

 

つまり場所によって1GRPの重さは違うということなんですね。

 

ただその地域に住んでいる人たちの気質や、その地域の気候によってもテレビCMの合う合わないがありますので

人口が多いところでテレビCMをやればいい、という単純なものでもないのが難しいところです。

 

逆に合う合わないがわからないからこそ、人口の多い北海道でテレビCMをまずやってみる、という企業も多いです。

関連記事:北海道でテレビCMをするなら予算はどれくらい?向いてる商材は?

 

出稿量とCMの電波料

 

ちなみにテレビ局によって1GRPにかかってくる料金も違ってきます。

 

多くのテレビ局がパーコスト制というものを取っており、「視聴率1%当たりいくら」という考え方でCMの電波料金を換算します。

 

キー局のパーコストはやはり高いです。

 

テレビ局によってはコストの値段が変わってきますので、これは広告代理店に問い合わせてみてそれぞれのテレビ局のパーコストを聞き、

予算とのバランスを見ながらテレビCMの出稿量をを考えていけば良いでしょう。

関連記事:CMの費用はパーコストで決まる

 

テレビCMの効果が表れない時

 

テレビCMを放送してみたけどあまり効果が表れないという時は

  • 出稿量が少なすぎた
  • テレビCMの内容が分かりにくかった
  • テレビCMの内容は良かったが販売経路が確立されていなかった
  • ターゲットと合わないそうに出稿してしまっている

などと言った様々な理由が考えられます。

 

一度のテレビCMではABテストをすることもできないので、

何度かテレビCMをやっていき、その都度広告代理店と相談しながら次のテレビCMの戦略について考えていくと良いでしょう。

関連記事:CMをしたけど効果の検証方法がわからない時

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長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。 番組制作を行うライズプランニングではサポートも行っています。

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