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アドホック調査とは?事業やマーケティングに活かす方法。

アドホック調査
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

事業展開を考えている時に

マーケティングについても勉強することがあると思います。

 

いくら良い商品、良いサービスがあったとしても

それが多くの人の目に触れ、認知してもらうことができなければその商品やサービスはヒットしません。

 

つまり商品やサービスを購入したり利用してもらうためには

その商品やサービスを認知させること、「広告を出すこと」がとても重要になってきます。

 

しかしさらに言えば、

広告を出稿すれば何かしらの成果が得られる、というものではなく

そこには戦略的なマーケティングが必要になってきます。

 

そこで重要になってくるのが市場調査です。

その調査方法の一つにアドホック調査、というものがあります。

 

今回はアドホック調査の意味と、アドホック調査を広告マーケティングに活かす方法について

広告代理店である弊社ライズアドバートがお話ししてみたいと思います。

 

アドホック調査とは

 

アドホック調査とは

  • 調査の企画
  • 実施
  • 集計
  • 報告

といった調査活動を一度限りで行うことを指します。

 

アドホック、というのは「特定の目的のための」という意味で

例えば事業戦略として「こうしたい」という目標がある時に、その目標を叶えるためにどのような調査が必要で

どのようなことがわかればそれを達成することができるのか、仮説を立てて調査を行う、ということですね。

 

パネル調査と対比されることが多く、

パネル調査は一定期間に繰り返しアンケート調査を行い、その回答推移から分析を行う方法のことを指します。

関連記事:SWOT分析による広告戦略の導き方

 

アドホック調査をするべきタイミング

 

例えば新商品を売り出したい、といった時にアドホック調査をするべきタイミングがいくつかあると思います。

 

開発段階で「どのような商品が求められているのか」ということを調査するためにアドホック調査を実施する、だとか

実際に開発した商品をお試しで使ってもらってその感想を調査する、だとか。

 

しかし、売上をさらに伸ばすためにアドホック調査を行うべきである、一番重要なタイミングは

「広告を一度打った後のタイミング」です。

 

冒頭でも少しお話しましたが、

広告というのは出稿すれば効果が出る、というものではありません。

 

例えばテレビCM。

影響力が高いメディアでの広告は、とりあえず出稿すれば何かしらの広告効果を得られる、と思っている方非常に多いです。

 

しかし実際のところは、広告は狙っているターゲット層と

実際に広告がリーチする層が違っていれば全く効果が表れてこない、ということもあるのです。

 

そもそも狙っているターゲット層の仮説が間違っていて

狙っているターゲット層には広告はリーチしているのだけど、その商材を求めている層が違う、ということもあります。

 

それは残念ながら、広告を打ってみないとわからないことでもあります。

あくまで仮説によって広告は打っていくものですからね。

 

だからこそ、広告を一度打ったタイミングで、アドホック調査をしてみると良いと思うんですね。

 

例えば、とある企業が新商品を出した時に

「こうすれば売れるだろう」という仮説を立てて広告をどんどん打っていったのに、まるでその商品が売れない、ということがありました。

 

そこでアドホック調査を行い、どうして商材が売れないのかを調査したのですが

その時に「アプローチの仕方が間違っていた」と気づいたのです。

 

その商材は広告のキャッチコピーを少し変えた広告を出すだけで爆発的にヒットしました。

 

これは広告を出してみて、なかなか思ったような成果を得ることができなかったからこそ

気づくことができた重要なポイントだったのです。

 

実はこういうパターンはよくあることで、

広告というのは一度きりでなく、連続的に行っていくことで効果をさらに上げていくことができるものです。

 

広告を出稿したら終わり、ではなく

その後に広告効果をしっかりと測定し、さらに広告効果を上げていくためにどうしたらいいのか、ということを突き詰めていくことが重要なんですね。

関連記事:広告代理店が解説する広告効果測定の大切さ

 

広告の軌道修正事例

 

例えばテレビCMでは、広告を一度出してみてから

さらに軌道修正していく、というパターンが多いです。

 

テレビCMはお金がかかるものだから、そういったことは大企業しかできないだろう、と思っている方も多いのですが

実はテレビCMも地方局で限定的な地域で流したり、衛星放送でのCMにしたりすることによって、予算をかなり抑えることができるようになっています。

 

場合によっては新聞や雑誌などの紙媒体で出稿をするよりも安かったりすることが多々あります。

 

さらにテレビCMの場合は、著作権フリーの映像を制作すればそれをそのままウェブCMで半永久的に配信し続けることもできます。

 

テレビCMの放映を行った、という経歴が信頼にもつながりますので

とても多様性があるんですね。

 

そして地域を限定して放送してみて、そこでアドホック調査を行い

改善をしながら放送地域を増やしていき最終的に全国放送へ、ということもよくあることです。

 

効果測定をしながら広告を拡大していくのに、アドホック調査はなくてはならない調査なんですね。

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、

広告を出稿したい、という皆様のご予算やブランディングに合わせた広告プランをご提案させていただいております。

 

下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。

関連記事:CM予算はどうやって決めるべきか

 

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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