企業で事業戦略を練るポジションで仕事をしている人は「SWOT分析」という言葉を耳にしたことがあると思います。
このSWOT分析というのは、広告マーケティング戦略を考えるのにとても重要なもので、
この分析が細かいところまでできていればできているほど、次の広告戦略を立てやすいんですね。
今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが「SWOT分析」について、広告戦略と絡めたお話しをてみたいと思います。
SWOT分析とは
そもそもSWOT分析とはどういう意味なのでしょうか。
SWOT分析とは、目標を達成するために、個人や企業などが外部環境や内部環境を
- 強み (Strengths)
- 弱み (Weaknesses)
- 機会 (Opportunities)
- 脅威 (Threats)
という4つの視点から分析し、これからの事業計画を立てていくための指針を決めるものです。
企業や事業の成功要因を導き出すために行われる分析で、
強み(S)と弱み(W)が内部環境、
機会(O)と脅威(T)が外部環境を表します。
内部環境というのは、組織の人員だったり、自社の独自性の事をいいますが
外部環境というのは経済・景気や、競合他社など、自社ではコントロールが難しい部分のことを指します。
成功要因を導くためには、まずは自社がどのような強みと弱みを持っているのか
そして対外的に見た時にどんなポジションに位置しているのか、ということをしっかりと理解することが大切、ということですね。
SWOT分析から広告戦略を立てる
SWOT分析をすることによって、その企業や事業がどのような広告戦略をこれから行っていくべきなのか、ということが見えてきます。
例えば、
企業の認知度が低いためにいまいち信用を勝ち取ることができず、扱っているサービスを顧客に受け入れてもらえない、
というような問題点があったとします。
この場合は、「企業の認知度が低い」ということが、サービス普及を阻んでいる原因ですから
認知度を即時的にあげるような広告をしてみると解決することができるでしょう。
認知度を即時的にあげるのであれば、テレビCMなどが向いています。
テレビCMを行うことで、企業の認知度を即時的にあげることができるだけでなく
テレビCMを行った、という業績があることによって、顧客からの信頼度も上がります。
実際にテレビCMを行っている商材と、テレビCMを行っていない商材だと
やはり顧客のリアクションというのはかなり変わってくるものなんですね。
このようにSWOT分析を行う事によってどのような広告手段をとれば現状の状態から
より業績を向上させていくことができるのか、という仮説を立てることができるようになります。
関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある
広告出稿
広告を出稿する、となっても
広告媒体もたくさんありますし、それぞれのメリットデメリットもあります。
例えばインターネット広告。
少額で手軽に始めることができるインターネット広告は、やはり若年層への訴求力はとても高いです。
また、ネット上で販売しているものなどの場合は、
インターネット上の広告から獲得した顧客を成果へと結びつけやすくなるでしょう。
ネットで見て、公式サイトを訪れて、そこで購入、というフローを
全てネット上で完結させることができるからです。
しかし、インターネット広告には弱点もあります。
まず、高齢者層にアピールすることが難しい、ということ。
また広告を誰でも出せてしまう媒体なため
なかなか顧客に信頼してもらうことができません。
やはりそういった信頼度でいうと、
- テレビ
- 新聞
- ラジオ
- 雑誌
といったいわゆる4マスにはまだまだ勝てないところがあります。
4マスの場合は誰でも広告を出稿する事ができる、というわけではりません。
きちんと広告の考査もあって、そこを通過することができない場合は広告を出稿することはできません。
ただ、だからこそ、インターネット広告の方が広告を気軽に出稿しやすい、という利点がありますよね。
こういった広告媒体によるメリットデメリットがあるので
SWOT分析を行うことで、伸ばしていきたい事業に対してどんな広告媒体が適しているのか、ということも考えやすくなるのです。
関連記事:広告の種類とそれぞれの強み
広告を出稿するなら
弊社ライズアドバートは広告代理店です。
広告出稿を検討している企業の方へ、予算やブランディングに合った広告プランをご提案させていただいております。
先述した通り、広告には種類がたくさんあり、
それぞれ強みも違ければ、デメリットもあるものです。
そういったところはやはり広告代理店が専門ですので
ご相談させていただきながら、事業促進のためにどのような広告プランが良いのか、ということをお話させていただければと思います。
ご予算段階からのご相談でも構いませんので、下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。
では今日はこのあたりで。