今回は都内キー局でアシスタントディレクターとして働いて2年目になるKさんに、仕事を通して成長したこと・嬉しかったことについてお話を聞いてみました!
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テレビ業界に入って成長したところ、メールが書けるようになった!
ーテレビ業界に入って変わったな、と思うところはありますか?
んー、変われてるのかなぁ…
取材先にメールが打てるようになりました笑
就活のときはテンプレをネットで探してそのままってのが多かったんですけど、自分でも言葉考えて相手先をの事も考えてメールを書くことができるようになったと思います。
文章を打つとか考えるとか苦手で、出来てる自信は無いんですけど…
そこが結構不安なところがあって、大学生の時に。
これからやっていけるかどうか。
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やりがいを感じる時、楽しいと思う時
自分が携わった番組が放送された時
自分の携わった番組が放送された時は嬉しいです。
その過程はめちゃくちゃつらいけど仕上がった時にやってよかったなぁって思いました。
テレビに放送されて「自分が携わったんだぞ!」みたいな感じで!
自分が映った時
あと、たまに自分が映ったりしたときは「ウェイ!」(テンション上がる)ってなりました(笑)
とある番組の放送のインサート取りで映ったんですよ!
全身です、プレートでお茶を焼くっていうのをやりました。
1回目からそういうのがあったから、みんな普通に映るかな?って思ってました(笑)
Q:いやいや、案外映らないよ!それ、親御さん観ましたか?
観てないと…観たのかな??(笑)でも、自分では映像残してます!
DVDに焼いて渡しておきます。
有名人に会えた時
あとインタビュー担当になってからも、このあいだ有名な監督がゲストでいらっしゃったんです。
めっちゃやさしい人で、収録中に名前呼んでもらって!
アシスタントディレクターの名前まで覚えていてすごい…いいひとだなーと思って…なんか自分も、そうやって名前が出るとすごい嬉しくなぁって。
こういう仕事だからこそというか…やってよかったなぁって思いました。
最初、監督から「ADだれ??」って言われて「私です」っていったら「カフェオレ買ってきて」って言われて、買って戻ったら「Kさん、ありがとう」って言われたんです。
…めっちゃいい人だなぁって。そのあと、収録中も何度か名前を呼んででくれて…
めっちゃくちゃいい人でした、最初は怖いかなって思ったんだけど、「めっちゃ優しいおじいちゃん」みたいな(微笑)
あとは有名な男性アイドルに会えて、それはすごい嬉しかったです。
収録とかも、誰々に会えるから頑張ろうとか、それはすごい糧になりました。
芸能人に会えることは一番モチベーションにつながると思います!
好きな芸能人に会えるだけでテンションがあがります!あと、まえに、ゲストの芸能人からグッズをもらったことがありますね、嬉しかったです!
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失敗したことや、つらかったことの乗り越え方
恥ずかしいですけど…コロナの影響で今、自宅待機中になって(仕事が)緩くなったから…
9月に大変だっだけど、1ヶ月くらいで次の番組に替われるから、頑張ろうって思ってやってました。すみません、前向きじゃなくて…。
「ここまで頑張ればで終わる!」という見通しがたつことでがんばれたと思います。
自分で企画したコーナーはありますか?
番組の中で、アシスタントディレクターが毎週月曜日に売れそうな若手(芸能人)を何人か提出するってのがあって、私がおすすめした芸能人が出演してもらったときは、嬉しかったです。
ただ、毎週提出なのでネタがなくなり、大変でした。
ネットニュースとか、次のドラマはどんな子が出るのか確認して提出してました。
自分の案が採用された時は、みんな、その子を押してたんだろうなって思ってました。(笑)
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現場の雰囲気とかはどんな感じ?
アシスタントディレクターはみんないい人が多いです。
和気あいあいとしてます。
基本、自分の担当回をやるんですけど、手の空いてるときとか、材集めとか率先して手伝ったりしてます。
アシスタントディレクター間は楽しいです。
今は、いい人が集まっていてとても仕事がしやすいです。(笑)
ディレクターがアシスタントディレクターに怒ることは多々あることなんですけど、和やかなムードで仕事してます。
インタビュアーは4、5人でやっていて、顔見知りってところもあり殺伐とはしてないです。
新卒者のかたに向けて学生のうちにやっておいた方がよいことはありますか?
学生時代の手の空いている時に編集ソフトが使える能力があった方いいと思います。
入ってから、一から覚えるとなると、他にも覚える仕事のある中で覚えなきゃいけないから。いっぱいいっぱいになるので…。
例えばiPhoneやMacを使っていれば、iMovieというソフトで簡単に動画を編集することができます。その程度で全然構いませんので、映像をカットしてつなげる、ちょっとした効果や音楽をつけてみる、ということをテレビ業界に入る前に経験しておくのがおすすめです。
いろいろなことに悩みつつも真摯に仕事に取り組んでいるKさんのお話を聞くことができ、アシスタントディレクターの仕事の良さや入ってみて実際に仕事をした人だからわかる悩みがわかりました。
Kさんには他にもお話をうかがってますのでそちらもぜひ読んでみてください!
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