弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回はカメラのテレビCMをやる時にどんなことを考えたらいいか、ということを解説してみたいと思います。
コロナも落ち着いてきて、やっと少しずつ旅行に行ける雰囲気になってきましたよね!
それに合わせてカメラを新調する人も増えているのではないでしょうか…!
実際にカメラを使っている人やこれから購入予定のある人の意見を見ながら、テレビCMの内容を考えていきましょう。
動画撮影の需要が高い
デジカメについてインターネット上でアンケート調査(Picky’s実施/デジカメを購入した・購入を考えていると回答した20代から70代までの男女220名が対象/2023年9月実施)を見てみると、
購入した、購入予定のデジカメはどのタイプですか?という設問では、
- コンパクトデジタルカメラ…60.5%
- 一眼レフカメラ…20.5%
- ミラーレス一眼カメラ…19.1%
となっていました。
さらに、「購入した、購入予定のデジカメについている機能があれば教えてください」という設問では、
- 動画撮影
- スマホへ送れる
- 防水・防塵/USB充電
- オートフォーカス
- 手ブレ補正
という結果になっており、
「YouTubeに旅行のVlogを投稿しようと思ったから。」(北海道在住 20代男性)
「子供の運動会などで、望遠レンズがセットになっているカメラで写真と動画を撮影したかったため」(九州・沖縄在住 40代女性)
というような意見もあって、動画撮影の需要が高まっていることが分かります。
どの世代をターゲットにするかにもよりますが、
若い世代をターゲットとするならVlog撮影をしているシーン、
中年層をターゲットとするなら子供の様子を撮影しているシーンなどをCMでも再現してみると良いかもしれません。
商品を売る時は「それを買った時の自分」を視聴者に具体的にイメージしてもらうことが大切です。
そのイメージを具体的に持つことができると、「欲しい」という気持ちが高まるわけですね。
また、今はスマホでも簡単に動画が撮影できる時代ですので、
スマホで撮影するよりもカメラで撮影した方がより良くなる、ということをアピールできると良いのかなと思います。
いずれにせよ、どの年代、どんなターゲット層に刺さるCMにしたいのか、ということによって内容も変わってくると思いますので、
このあたりは広告代理店と相談しながらなるべく細かく設定しておいた方が良いと思います。
男性か女性かによってもかなりカメラの選び方は変わりますよね。
カメラを選ぶポイントは価格、画素数
同アンケートにおいて、「デジカメを選ぶ上でのポイントを教えてください。」という設問においては、
- 価格
- 画素数
- メーカー
- 便利な機能
- デザイン
- レビューや口コミ
- タイプ
- その他
という結果になっており、価格はもちろん、画質や機能が優先されていることが分かります。
さらに、「あなたが今回のデジカメを選ぶ際に、一番参考にしたものを教えてください。」という設問では、
- 比較サイト(72)
- メーカーHP(67)
- 通販(EC)サイト(49)
- YouTube(19)
- 個人ブログ(8)
- Instagram(5)
※括弧内は回答数
という結果になっています。
メーカーのホームページもかなりしっかり参考にされていることが分かりますね。
テレビCMを放送する前に、ホームページの内容もしっかり見直した方が良いでしょう。
関連記事:テレビCMをする時ホームページも作りこんだ方がいい理由
CM放送エリア
カメラのテレビCM放送エリアに関しては人口が多いところや、Vlogなどを撮影する若者が多いところの方が良いでしょう。
主要都市のCM放送予算目安としては以下のようなイメージです。
- 関東…2000万円〜
- 関西…1000万円〜
- 中京…500万円〜
いきなり全国放送となると数千万円〜億単位で予算が必要になりますので、こういった人口の多い都市でスポット的にテレビCMを放送してみるのがいいかと思います。
また、100万円程度から放送ができるエリアで、試験的にテレビCMを放送するのにおすすめなのは、
- 北海道
- 静岡
あたりです。
まずは少額でテレビCMを放送してみて、その反響を見ながらCMの内容をブラッシュアップしていったり、CMの放送時間帯などの条件を変えて試行錯誤してみるのが良いかと思います。
全国でテレビCMを放送される企業さまの多くが、最初は少額から始めてABテストをされることが多いです。
ターゲット層によって放送の時間帯や提供番組を変えた方が良いと思いますので、
やはりターゲットはなるべく細かく設定した方が良いでしょう。
また、製品ごとにCMを分けるなどして複数種類のCMを作るのもいいですし、
あえて製品を全面に出しすぎず、ブランドの認知向上のためのCMとしても良いと思います。
ご予算やCM目的に合わせてプランをご提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!