CMの相場はどれくらいなのか
「CM料金の相場を教えてください」という内容のお問い合わせをいただくことがたくさんあります。
おそらく弊社の固定電話が鳴った時に、一番多い質問が「CMの相場に関するお問い合わせ」でしょう。
CMを一本打つのに大体どれくらいの料金がかかるのか、その相場が知りたい、というのは広告主様側からしたら何よりも一番知りたい情報かもしれません。
ただ、CMの料金の考え方はそんなに単純なものではありません。
CMの料金はいろんな内訳から成っていますので、
- 何を宣伝したいのか
- どこに宣伝したいのか
- どんなものを宣伝したいのか
- どれくらいの予算なのか
大まかに言ってこの4点が輪郭だけでも見えていないと目安の料金をお伝えすることはなかなか難しいのです。
ただ逆に、予算だけでも決まっていればそこからCMの内容を組んでいく、というのは結構簡単です。
しかし、CMをやるのが初めて、という方はやはり相場について知っておきたい、という思いもあるでしょうから
CMの料金の考え方とともに、CMの相場について今回は話してみたいと思います。
CMに相場はない
CMに相場はありません。
どれくらいCMにお金を使うか、というのは本当にそれぞれになってきます。
なので安く抑えようとすればかなり安くすることももちろん可能です。
逆に潤沢な資金があるならいくらでもCMの内容や放送地域、放送回数を増やすことが可能です。
ちなみにどれくらい安くできるのか、というと本当に最低限に抑えるなら制作費用だけで言うなら15万円程度からでCMを作ることが可能です。
これに「電波料金」と言ってテレビ局から放送する料金が別途かかります。
(これについてはテレビ局により視聴者数が異なりますので、流す地域によって大きく変わってきますが小さい地域であればたとえば10万円でも可能です)
関連記事:CMは一本いくらで作れるのか
つまり最低限に費用を抑えるには
- CM制作費を抑える
- CM放送地域を限定する
といった条件付きになります。
CMを打つ、というと「1本CMをやれば全国に流れる」と思っている方も結構いらっしゃいますが、
実は日本の中でも場所が変わるとテレビ局が変わるので流れている番組もCMも全然違うのです。
もちろん全国放送のものもありますが、ご当地CMのようなものも多数存在するのです。
関連記事:テレビ局と番組表を地域で比較してみた
CMを打つ時の費用の考え方
CMの費用はいろんな費用で構成されています。
- CMを制作する費用
- CMを流す場所
- CMを流す時間帯
- CMの流し方
それぞれ見ていきましょう。
CMを制作する費用
これは単純にCMで流す動画素材を作るための制作費用です。
これ一つだけとって考えるととても簡単で
- どんな内容で動画を作るのか
- 誰に出演してもらうのか(もしくは出演者のいない画や写真のみ)
この2点で制作費が変わってきます。
最近は有名なタレントさんが出演しているCMがかなり多いですが、有名なタレントさんに出演して貰えばそれだけその出演料で費用がかさんできます。
逆に出演者がなく、イラストや写真などをうまく組み合わせて動画を作るならかなりCM制作費の部分を抑えることができます。
つまりCMの制作費にも相場はありません。
本当にピンキリもピンキリです。
有名タレントさんにCMに出演してもらうと突然値段が上がりますからね。
CMを流す場所
CMを流す場所も実は結構細かく操作することが可能です。
というのも、全国ネットワークのものと、ローカルで流れているものとあって、
例えばお店が埼玉県にしかないのにそのお店の宣伝を全国でやってもあまり意味はないですよね。
そういう時はまず、埼玉県だけのCMから初めて、効果が期待できそうなら次はお隣の都県で並行してCM放送する、というCMの放送の仕方をします。
全国の方が視聴率は絶対的に高くなるのでやはり、全国でCMを流す方が高くつきます。
キー局でCMを打つなら通常は最低でも数百万円です。
逆を言えば、全国に比べて狭い範囲でCMを打つ方が安くあがる、ということなのです。
テレビ局の在り方について詳しくはこちら:独立U局と民放系列局の違い
これもCMの値段に幅が出やすく、CM1本の相場というものが定まらない理由の一つでもあります。
CMを流す時間帯
CMを流す時間帯によってCMの料金はまた変動します。
視聴率のいい時間帯にCMを流すのと、視聴率があまり高くない時間帯にCMを流すのとでは料金が違う、というのはなんとなくわかっていただけるかと思います。
視聴率が高い時間帯のCMの方が見る人が多いわけですから、宣伝効果が高くなるのは当たり前ですよね。
CMの料金には視聴率が大きく関係しているんです。
関連記事:視聴率とcmの関係性
なのでこれも、CMの相場が不明瞭な理由の一つですね。
ちなみにCMの打ち方には
- 時間帯でCMを流すやり方(スポットCM)
- 番組のスポンサーになってCMを流すやり方(タイムCM)
の二種類があります。
それぞれ説明します。
スポットCM
時間帯を指定してCMを流すスポットCMはある程度融通がきくCMの流し方です。
期間もタイムCMに比べると短めでやることができるので、初めてCMを流す、という方にはおすすめしたいCMの打ち方でもあります。
融通が効きやすいのでタイムCMに比べると速く素材を作って直近で流す、ということもできます。
関連記事:テレビのスポットcmを打つ意味
タイムCM
番組のスポンサーになってタイムCMを打つと長期的にCMを流すことができるようになります。
よくテレビ番組を見ていて「この番組は〜の提供でお送りしています」とアナウンスされる会社さんが
その番組のスポンサーとなってタイムCMを流している会社さんですね。
スポットCMに比べると少し難易度は上がりますが、番組の視聴者層とCMのターゲット層がうまく一致していればかなりの宣伝効果が得られるとてもやりがいのあるCMの打ち方でもあります。
関連記事:番組のスポンサー【タイムcm】とは
CMの予算を考える
CMの料金がなかなか複雑な要素から成っていることはお分かりいただけたでしょうか?
こういった理由から
「CMの相場を教えてください」
という質問にはなかなかパッと解答することができません。
でももちろん、なんとなくの予算が決まっているなら
そこからどうやっていろんな要素を組み込んでいくか、というご提案をいくつかさせていただくことはできます。
なんとなくの予算の前後でプランニングをご提案させていただき、ご選択いただくことも可能です。
そのためにも最初に述べた通り、
- 何を宣伝したいのか
- どこに宣伝したいのか
- どんなものを宣伝したいのか
- どれくらいの予算なのか
ということがある程度明瞭化されていることが大切です。
ぜひメディアプランニングの大切さという記事も読んでみてください。
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