CM・広告の仕組み

テレビCMにかける予算を効率よく使う方法

テレビCMをやってみたい、という企業さんはたくさんいらっしゃいますが

企業の方は普段からCM業界に関わりがあるわけじゃないので、テレビCM業界の仕組みはほとんどわからないという担当者の方がほとんどでしょう。

 

テレビCMをいざやる、となった時に一番優先したいのは

「テレビCMで反響を得る」と言う事だと思います。

 

しかし広告全般に言えることですが、商品の内容や広告の仕方によって、どれくらい反響があるのか、ということはかなり変わってくるものです。

これだけ予算をかけたから、これだけの反響が必ず返ってくる、というわかりやすいものではないのです。

 

だからこそ、「CM予算を効率よく使う」ということが大切になってくるでしょう。

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートがテレビCMの予算を効率よく使うために知っておくべきことについて解説していきます。

 

テレビCMの予算の決め方

 

まず、テレビCMには大きく分けて

  • テレビCM制作費
  • 電波料

の二つのお金がかかってきます。

 

もし今までにテレビCMをやったことがあって、使える素材があるのであれば

素材を制作するための費用は必要ありません。

 

ただ、素材の権利の期限が切れていたり、

CM素材がない場合は新しくCM素材を作る必要があります。

 

大体15秒のCMで画像などの素材があるようなら一番安くて15万円ほどから制作することが可能です。

 

電波料に関してはどれくらいの規模でテレビCMをするかによって変わってくるのですが

初めてテレビCMをする場合はいきなり全国CMをするのはリスクが高過ぎます。

 

多くの場合地方局で予算は50万円〜100万円ほどから始めて、

様子を見ながら地域を拡大したり、反響の多い地域でCMの再投下をしたりしています。

関連記事:CMのお試しをする際のおすすめプラン

 

予算の中でできることを代理店と相談する

 

予算がまだ決まっていない段階から広告代理店に相談をしてみても問題ありません。

 

どういう内容のテレビCMをしたいのか、どういうターゲットなのか、というようなことを伝えた上で

テレビCMをやるとしたらどれくらいの予算をかけたらいいのか聞いてみて、改めて社内で相談し、予算組みをしていくと良いと思います。

 

企業によっては、予算がこのパターンの時にできること、とこのパターンの時にできることを教えてください、というようなお問い合わせをしてこられるところもあります。

 

例えば

「50万円/80万円/100万円の場合でそれぞれできることを教えてください」、みたいな形ですね。

関連記事:CM予算はどうやって決めるべきか

 

テレビ局への見積もりで見るべきポイント

 

ある程度予算が決まってきたら、広告代理店を通じていくつかのテレビ局に見積もりを出してもらう流れになると思います。

 

その時に見ておくべきポイントについて解説します。

 

パーコスト

 

テレビ局によって電波料の考え方は少しずつ違うものですが、ほとんどの場合が「パーコスト」という考え方をします。

 

テレビCMをやったことがない方には「CMは1本いくらなんでしょうか?」という聞かれ方をすることが多いのですが、

そういう計算の仕方だと、

  • 視聴率15%の番組内で放送されたテレビCM
  • 視聴率3%の番組内で放送されたテレビCM

この二つが同じ値段、ということになってしまいます。

 

スポットCMの場合は特定の番組にテレビCMを投下する、ということができず

テレビ局側があらかじめ決めてある大体の時間帯の中からテレビ番組を選んでそこでテレビCMを放送するので

それだとちょっと不公平な感じがしますよね。

 

そこで登場するのがパーコスト、というものです。

これは「視聴率1パーセントあたりいくらか」ということをあらわす数字で、

例えばパーコストが12000円だったら、

  • 視聴率15%の番組内で放送するテレビCMの1本単価は「15%×12000円=18万円」
  • 視聴率3%の番組内で放送するテレビCMの1本単価は「3%×12000円=3.6万円」

ということになるんですね。

 

このパーコストはテレビ局によって異なります。

視聴率が高く、人気のテレビ局だとパーコストが高くなる傾向があります。

 

なのでパーコストが安いテレビ局でCM放送をした方が予算を効率よく使えると言えるでしょう。

とはいえ、テレビ局によって抱えている視聴者層も違うので、若い人に人気のテレビ局、高齢者層に人気のテレビ局、などがあり

それらを踏まえた上で考えた方がよいところはありますけどね。

関連記事:CMの費用はパーコストで決まる

 

GRP

 

GRPというのは、延べ視聴率というものです。

 

例えば

  • 視聴率3%の番組内で1本
  • 視聴率5%の番組内で2本
  • 視聴率10%の番組内で1本

テレビCMを流したとすると、延べ視聴率は

3%×1+5%×2+10%×1=23

という計算になります。

 

パーコストがテレビ局によって違う関係で、同じ予算でもこのGRPがどれくらいなのか、ということが変わってくるんですね。

 

同じ地域のテレビ局で100万円の予算だとしても、

  • GRPが80のテレビ局
  • GRPが65のテレビ局

が出てきたりするわけです。

 

このGRPは高い方がお得ですから、GRPも一つ指標としてみるといいでしょう。

関連記事:GRP(延べ視聴率)とCMの関係

 

視聴率

 

視聴率が高いテレビ局はパーコストが高い傾向にはありますが、

それでも一度に多くの人が見る、という意味では視聴率が高い番組をたくさん持っているテレビ局は強いです。

 

予算が潤沢にあるのであれば、視聴率を参考にしてテレビ局を選ぶのも良いかもしれません。

関連記事:視聴率とCMの関係性

 

広告代理店と相談しながらテレビCMの内容を決めていく際に、参考にしていただければ幸いです。

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長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。

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