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テレビカメラマンの仕事がきつい理由

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テレビ番組を作るときに欠かせない存在がカメラマンです。

カメラマンの仕事は男性の仕事というイメージを持っている方が多いかと思いますが、最近はかなりカメラも小さくなってきており、女性のカメラマンも増えてきました。

とはいえ、やはり重労働ではありますし大変な部分も多いです。

今回はテレビ番組制作を支えるカメラマンの仕事のどのような部分が大変なのかということについて解説していきたいと思います。

カメラの重さが10キロほどになることも

どのようなカメラ機材が使われるのかということは番組によっても違いますしカメラマンにも色々な種類があります。

例えばバラエティ番組をいつも撮っているカメラマンとドキュメンタリーを撮っているカメラマンでは棲み分けがなされているようなところがあるんですね。

物の見せ方というのはジャンルによっても変わってきますので、カメラマンの中でも仕事のジャンルがあるのです。

例えばロケの番組なんかではGoProDJIosmoPocketを撮影をしている現場も増えました。

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こういった機材の場合は演者さんに直接カメラを持ってもらうということも多いです。

しかし番組によってはカメラを担いでロケをしていることもあります。

テレビ番組制作の現場でよく使われているショルダーカムの場合は、カメラの重さが約10キロほどになることもあります。

カメラは常に肩にかついで撮影をしていますので慢性的な肩こりや腰痛に悩まされているカメラマンは多いですね。

カメラを首で固定するような持ち方もしますので首を痛めてしまう人もいます。

またカメラを覗き込んでいるため、左右で視力が違うという人もいますし、左右差で言うと筋肉の付き方が左右で大きく違ってくるという話もあります。

いつも右肩でカメラを担いでいるのでそのカメラを引っ張り上げるための筋肉が左側につくわけですね。

バッテリー駆動時間で言うと新品でも120分ほど撮れるかどうかといったところではありますが、

長時間のロケになればバッテリーの予備もありますので休憩をするということもできなかったりします。

ディレクターが休憩を言い出すのであれば別ですが、なかなかカメラマンから「休憩しましょう」とは言えません。

重たいものをずっと担いで撮影をしなくてはいけないというのは相当大変なことです。

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ずっと止まって撮影が大変

カメラマンの動きが大きくなるような撮影の場合はまだ動きがある分良いのですが、固定で撮影をしなくてはいけないという方がきついそうです。

特にカメラを担ぎ上げて上の方を撮るような撮影は筋肉も使いますし大変です。

スタジオで撮影をする場合はドリーというカメラの土台になるような物があって、これを移動させながら撮影することができるので、ショルダーカムで撮影するよりは楽かと思います。

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暑い・寒い・悪天候・海外、色々な環境での撮影

カメラマンは外ロケともなると劣悪な環境の中で仕事をしなくてはいけないことが多々あります。

ものすごく暑い、もしくはものすごく寒い中で撮影をしなくてはいけないということもあり、そういった場合は自身の体調もそうですが、カメラ機材の状態も気にしなくてはいけません。

暑かったり寒かったりする中で撮影をするとバッテリーの駆動時間が短くなったり、バッテリーが膨張してくるというようなこともあります。

極寒での撮影の時はホカロンを持って行って、カメラのバッテリー部分を温めたりすることもあります。

嵐のような雨が降っても撮影が中止になることはほぼありません。

レインカバーなどの対応はしますが基本的には撮影は続行となります。

慣れない海外の都市での撮影でも大きなカメラを背負って撮影をするというのが大変ですね。

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カメラはすごく高価なもの

基本的にテレビ番組制作などで使うカメラに関しては会社の所有物かもしくはレンタル機材であることが多いです。

ショルダーカムだと、価格は400万円から500万円程度するものが多いです。

とても個人で購入することができるような価格帯ではありませんよね。

効果なカメラを扱いながら仕事をしなくてはいけないので、常に機材を丁寧に扱うことが求められます。

こういったところも神経を使う部分なのではないかと思います。

今回はテレビ番組制作の現場で活躍するカメラマンのお仕事について、どのようなところが大変なのかということを解説してみました。

大変なことは多いけれど、視聴者が見たいと感じるものは何なのかということを考えて今目の前で起きている現象の中から画を切り取るという作業はとても楽しいと語る人が多いです。

企画などを考える仕事とはまた少し違いますが、画角のセンスなどが問われるカメラマンの仕事はクリエイティブな仕事です。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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