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CMナレーションの料金の相場はいくら?

ナレーションの料金
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テレビCMや宣伝のための動画素材を作る時に重要になってくるのがナレーションだと思います。

 

テレビCMをよく見ているとわかると思いますが、

ナレーションというのは情報を正確に視聴者に伝えるためにとても重要な役割を果たしているんですね。

 

今回はCMを作る時のナレーションの料金、またナレーションの重要性についてお話してみたいと思います。

 

ナレーション料金

 

現役のプロのナレーターにナレーションをお願いする場合はワード数にかかわらず最低でも15,000円、というのが料金の相場でしょう。

 

ナレーターはキャリアによって料金が異なり、

テレビでよく聞くナレーターの方の場合はその都度声優事務所と出演料金の交渉をしなくてはいけません。

 

ベテランのナレーターの場合はCMナレーション1本で100万円、という方もいらっしゃいます。

 

ただ、そういったナレーターの方を起用することによって「このナレーションの声の人、聞いたことある!」と視聴者に覚えてもらうことができます。

そういったCMの印象付けの仕方もあるでしょう。

関連記事:印象的なCMの特徴とは

 

フリーランスのナレーターの方の場合はご本人と直接交渉という形になり、

ご本人と交渉ができる分、相場よりは少し休めの料金でナレーションをお願いできる場合もあります。

 

いわゆるネット声優と呼ばれるような、宅録(ナレーターの自宅で収録すること)系のナレーションの場合は

一般的な料金相場よりかなり安くナレーションをお願いすることもできますが、やはり現役プロのナレーターさんに比べると質が落ちてしまいます。

 

映像制作会社に委託する場合は映像制作会社が交渉をしてくれます。

もちろん指名したいナレーターの方がいる場合は映像制作会社にその旨を伝えれば希望のナレーターさんにナレーションをつけてもらうことができるかと思います。

その方のキャリアによって値段はまちまちですが。

 

また、ナレーションの場合はそのまま買い取りになることが多いので、有名タレントに比べると二次利用もしやすいでしょう。

関連記事:CMに有名タレントを起用するメリットとデメリット

 

動画素材が一つあれば、テレビCMを放映するだけでなくネットでCMを流したり、店頭放映用として動画素材を使うこともできます。

関連記事:ネットでCMをやるメリット

 

CMにおけるナレーションの重要性

 

テレビCMの場合は特に、CMが放送される尺は大抵15秒か30秒です。

 

その間に視聴者にその商品のこと、もしくは会社のことを理解して、何かしらの消費行動へと移ってもらえるようなフローを作らなくてはいけません。

 

何よりもナレーションによって魅力が正確に伝わることが大切なのです。

 

テレビの場合は音だけでなく映像的な情報もありますから、その映像を邪魔することなく、

でもきちんと正確に伝えたい情報だけを抜粋して視聴者に届けるのがナレーションの役割でしょう。

 

映像のドラマとはまた少し離れた距離感でナレーションがついていることによって、より映像のことを理解しやすくなります。

 

また、最近ではテレビ番組をながら視聴する人もたくさんいます。

そうすると視聴者がCMを見る(受け取る)時の情報は音のみになってしまうんですね。

 

そんな時に、視聴者を惹きつけることのできるようなナレーションがついていれば、それだけで視聴者の注目を集めることができるCMを作ることができます。

関連記事:テレビのながら見とCMの関係

 

そういったことを踏まえると、やはりナレーターとしてそこそこ経験のあるナレーターさんにナレーションをお願いした方が良いかと思います。

 

プロの現役ナレーターさんの場合は料金が最低でも15,000円、

平均すると相場は30,000万円〜50,000円ほどになるかと思いますが、それくらいの料金をかければ、少なくとも悪いナレーションにはならないはずです。

 

いいナレーションって?

 

やはり商品の魅力が一番正確に伝わるのがいいナレーションと言えるでしょう。

 

また、そのCMがどんなターゲット層に向けて作られたものなのか、というのも、ナレーターを選ぶ時に大切な指標になると思います。

男性がナレーションする方がいいのか、女性がナレーションする方がいいのか、というのも商材によって決めた方がいいですよね。

 

女性のナレーションの方が温かみがあって親しみやすいものになるでしょう。

対して男性のナレーションの場合は重厚感が出て、より説得力のあるものになるかと思います。

 

声のトーンの高さの影響もあるかと思います。

関連記事:男性脳と女性脳を考慮したCMの作り方

 

ただ、ここで気をつけたいのが「それっぽいナレーション」がいいナレーションか、というとそうではないのではないか、ということです。

 

ナレーションをつけてみた時に「こういうCMあるな」というCMになってしまうと

それは視聴者にとっても既視感のあるCMになってしまいます。

 

あえて、今までにない雰囲気のCMに仕上げることによってより印象的なCMになり、視聴者の心に残るようなCMにすることができるのではないかなと思うんですね。

 

もちろん「正確に伝える」「魅力的に伝える」というところは外れてはいけないところだと思いますが、

「それっぽいナレーション」よりは「変わったナレーション」の方がCMなどの人の心にひっかかっていきたいものに対しては「良いナレーション」なのかもしれません。

関連記事:CMプランナーが考えていること

 

弊社ライズアドバートではテレビCMや宣伝動画素材を動画制作の段階からワンストップで承ることができます。

 

ご相談等ございましたら下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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