最近スマホでインターネットを見ていると、よくバナーのような形で漫画の広告がよく出てくることがあると思います。
漫画の広告の仕組みは一体どうなっているのでしょうか?
また、漫画の広告を出稿したい、という時はどのような流れで、どんなことに気をつけて広告を出せばよいのでしょうか。
今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが漫画の広告について解説してみたいと思います。
漫画広告の仕組み
漫画の広告はバナー広告と呼ばれる、画像にリンクが貼られたものが主流です。
あれはインターネット上のウェブサイトが広告出稿をしている企業と提携して広告枠を提供しており、
提供した広告枠に広告が流れる、というような仕組みで表示されています。
そのウェブサイトを閲覧しているユーザーがそのバナー広告をクリックした時にいくら、という形で広告料金が企業側からウェブサイト運営者に支払われます。
それ以外にも成果地点(広告料が発生するフェーズ)をずらせば、
別の段階で広告料金が発生するようにもすることができます。
例えば、広告をクリックして無料会員登録をしたら広告料金が発生する、といった形ですね。
もちろんこれはウェブサイトを閲覧しているユーザーには全くわからないことです。
ウェブサイトと広告を出稿したい企業側が直接契約をしていることもありますが、
多くの場合は
- グーグルアドセンス広告
- アフィリエイト広告
などを利用して企業とウェブサイト運営者がマッチングされています。
過激なバナーが多すぎる
漫画広告は主に漫画を取り扱うウェブサービスなどの広告出稿が多いですが、
中には過激な内容のものも多く、こういった漫画の広告に不快感を感じる人も多くいます。
もちろんバナー広告の場合は大きさが
- 300 x 250 Medium Rectangle
- 250 x 250 Square Pop-Up
- 240 x 400 Vertical Rectangle
- 336 x 280 Large Rectangle
- 180 x 150 Rectangle
- 300 x 100 3:1 Rectangle
- 720 x 300 Pop-Under
というのがだいたい一般的です。
つまり、広告として作れる枠には大きさの制限があるわけですね。
そうした時に、パッと見て印象に残り、
なおかつ「続きが読みたい」という風にユーザーに思ってもらわなくてはその先に進むことができませんから
どうしても内容が過激になったり、いやらしい広告になってしまいがちなところがあります。
しかし、グーグルの提供しているアドセンス枠を設けているサイト運営者も、
自身が運営するサイトに不快な広告が掲載されるせいで、サイトの評判を落とすようなことはしたくありません。
すると、特定の広告を表示することを禁止してしまうんですね。
アフィリエイトなどであれば、そもそもそういった広告は提携すらしてもらえないかもしれません。
漫画、という表現方法だと、よりソフトに表現することができる、というメリットがあるので
逆に過激になりすぎてしまうところもあるのでしょう。
確かにこの「続きが気になる!」と思ってもらうことも大切なのですが、
最近はユーザーが広告に慣れてきてしまっているところもあるので、やりすぎるとユーザーから不快に思われてしまうんです。
ちなみにこの「続きが気になる!」というところで作品を終わらせるテクニックを「クリフハンガー」と読んだりします。
関連記事:印象的なCMの特徴とは
漫画を利用した広告はウケがいい
漫画を利用した広告は、ウケがいいことが多いです。
といのも、「漫画」というだけで入り口が入りやすくなるので
広告を「とりあえず見てみよう」という人が多くなるんですね。
また、テキスト情報に比べると視覚的に与えることができる情報が多くなるので、
漫画の広告は「わかりやすい」という特徴があります。
伝えたい情報が多いなら、バナー広告などで写真を掲載するよりも、漫画で広告を出すのは良いと思います。
関連記事:ブロガーに学ぶ、広告マーケティング
漫画の広告を出す時
漫画の広告を出す時は、バナーのサイズでどれくらい情報を伝えられるのか、
限られた枠の中でどの情報を掲載するのか、ということが重要になってきます。
過激な内容すぎると広告をそもそも掲載してもらうことができない、ということもありますし、
かといって馴染みすぎる広告だと広告としての役割を果たしてくれませんからその塩梅が鍵になってきますね。
こういったネット上の広告費用というのはだんだん上がってきているもので、
ネットで広告を掲載するよりも、別の媒体の方が効果がある場合もあります。
弊社はテレビCMを中心とした広告代理店です。
テレビCMは費用がかかるもの、と思われがちですが、実は地域を限定したり、本数を調整することによって安価に仕上げることもできます。
商材に合う広告媒体というものもありますので、
いろいろ試してみるのも良いかもしれません。
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関連記事:CM制作の料金を格安にする方法とそのメリットデメリット
では今日はこのあたりで。