映像制作のための記載の値段や編集ソフトの値段が下がってきている関係もあって、最近では仕事として映像制作に関わっている人でなくても
映像制作をすることが身近になってきていると思います。
元々映像制作をきちんと専門学校などで学んでいる人でなくても、YouTuberとして活動を始めたり、
iPhoneやMacなどでは、 映像編集をすることができるソフトが初めから搭載されていますから、
専門知識がなくても映像編集を触って覚えている人もたくさんいるでしょう。
私も編集の仕事は、どこかで習ったのではなく、一番最初に触れたのはiMovieでした。
映像編集がどんどん身近になりつつある今、
映像編集の仕事をしていきたいという人も増えてきています。
では実際に映像制作する現場で働いている映像編集者はどのような人たちなのでしょうか?
どういう人が映像編集の仕事に向いている人なのでしょうか?
映像編集の仕事に向いてる人
そもそも映像編集というのは「こういうものだ」と一言で表せるようなものではなく
テロップを入れるだけの作業だったり、複数台のカメラで撮影した映像をつないでいく作業だったり、映像加工する仕事だったり、色々な作業があります。
ただ共通しているのは、映像編集の仕事がとても細かい仕事だということです。
少しでも音や映像がずれていると、突然その映像に違和感が生じてしまいます。
逆を言えばの編集によって、色々なことをごまかすこともできます。
ありものの中で見せ方を操る仕事だと言えるでしょう。
だからこそ細かい作業を面倒がらずに細かく取り組んでいける人が美人編集の仕事に向いていると言えると思います。
また編集作業では長時間編集室にこもりきりになることも多いので、
体を動かしたり外回りが多い仕事の方が好きだという人には向いていないと思います。
作業が立て込んでいるときは、家にいる時間よりも編集室の中にいると言う時間の方が長かったりすることがほとんどなので。
さらに編集の仕事というのは感覚的なところも多く、探究心がある人の方が向いていると言えるでしょう。
この映像はどうしてこう見えるのか、どのような効果が使われているのか、
ということを普段から研究し自分の仕事に生かしていくことができるような人の方が映像編集の仕事には向いていると思います。
機材も触りながら覚えたり、誰かの下について学ぶことが多いので
積極的に質問して学ぶ姿勢がある人の方が上達も早いでしょう。
結局のところ映像編集が好きだ、というのが一番だと思いますが。
関連記事:テレビの編集の仕事はどんなことをやるのか
働く場所
映像編集を仕事にする人の働き方というのは様々です。
映像系の仕事と言うとテレビ局を思い浮かべる人がとても多いと思いますが
テレビ局の社員として映像の制作の仕事をしている人はとても少ないです。
基本的に番組の制作というのは、テレビ局の社員も携わることがありますが、多くが番組制作会社への外注になります。
一つの番組にたくさんの会社が関わって番組が制作されています。
テレビ局の技術系の仕事をする、という方法ももちろんありますが、
テレビ局ともなるとかなり狭き門を狙っていく形になるので、映像編集の仕事に携わりたい人は
番組制作会社に就職する人の方が多いです。
・番組制作会社
番組制作会社に勤めたとしても現場編集などがある場合はテレビ局内で働くことがあったりもするので
テレビ局の中でお仕事をしたり、芸能人と一緒に仕事をすることができるのが楽しいという人も多いです。
また技術職でもあるので編集環境があれば、どこでも仕事をすることができる場合もあります。
最近はインターネット上で完結する仕事も多く、時間や場所にとらわれない仕事のスタイルを確立してる人もいます。
もちろん全てがそういうわけではないので、そういった働き方ができる場所を選んで行かなくてはいけないですが。
関連記事:テレビ番組制作の仕事もいろいろある
・フリーランス
映像制作の現場ではフリーランスで働いている方も多いです。
技術職であるので、どこかに所属しなくても、ある程度キャリアと人脈があれば仕事を続けていくことができます。
クラウドソーシングなどで映像制作の仕事を受注している人もいますね。
信頼関係のある人たちと仕事をしていく、という働き方をしていきたいのであれば
フリーランスで働くという手段もあるのか映像制作業界の楽しいところでもあるのではないでしょうか。
フリーランスで働くことによって会社が守ってくれなかったり、自分でやらなくてはいけない事務作業が多くなる分面倒なことが多い、と感じる人もいるので
どこかしらの制作会社に所属して働くのとフリーランスとして働くのとどちらが良いというのも言うことはできませんが。
映像編集の仕事で大切なこと
映像編集の仕事で一番大切なことは、クライアントやディレクターの意向を汲み取り、それを形にしていく、ということだ思います。
言っていることが一貫していなかったり曖昧な表現が多くなかなか真意がわからないという人も多いのですが
結局クライアントがいてそのクライアントの意向に沿って映像制作していくのが映像編集の仕事になるので、
クライアントに満足してもらえるように相手のイメージを汲み取る力を鍛えるのが一番だと思います。
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社ですので、
実際に映像制作の現場で働きたいという方を募集しています。
将来的に映像編集の仕事に就きたいと思っている人は、実際の現場で仕事をしながら学ぶことができますので
下記フォームよりぜひエントリーしてください。
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では今日はこのあたりで。