私は映像系の学校を卒業した身です。
もともと学生の頃に、制作側の仕事に携わっており、進路を考えた時に「もっと専門的なことを学校に通って学んでみたい」と思い、映像系の学校へ進学することに決めました。
さすが映像系の学校とでもいうのでしょうか、卒業後の進路は見事にバラバラ。
私は現状はテレビ局関係の仕事をしているわけですが、映像系の学校に通っている人や今から通おうとしている人に、
私の経験からアドバイスをしたいと思います。
進路は1年から考えるべき
映像系の学校というのは専門学校なら2年、四年制大学の場合は4年というタイムリミットがあります。
年単位で考えると確かに結構時間があるように感じると思いますが、
映像系の仕事をこれからしていくんだ、という意識があまりない人にとってはこの2年ないしは4年はあっという間に、
何も自分に有益に働かずに過ぎ去って行ってしまいます。
ぜひ映像系の学校に通い始めたら、
1年生の時から「この先どんな進路に進みたいのか」ということを意識して学業に取り組んで欲しいな、と思います。
というのも、映像系の学校というのは他の学校や学科に比べるとどうしても「楽しい」が先に立ってしまうんですね。
実学が多かったりもするので「楽しい」と思う気持ちで単位も簡単にとれてしまい、卒業も簡単にできてしまうようなところもあるかと思います。
でも卒業というのは突然やってくるもので、その時に急に進路を考えなくてはいけないような気持ちになるのです。
映像系の仕事に将来つきたいのであれば、1年生の時から、具体的にどういった進路に進みたいのか、ということを考えながら学校生活を送ることをおすすめします。
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何を学びたいか明確にした方がいい
将来どのような仕事をしていきたいのか、ということを具体的に考えることができるようになると、
そのために何を学べばいいのか、ということもおのずとわかってくると思います。
一口に映像系、といっても学校で学べることはいろいろありますよね。
どんな授業をとるのか、どの先生と仲良くするのか、ということも進路にはかなり影響してくると思います。
自分が進みたい業界には具体的にどんな仕事があって、そのためにどんな知識を身につけたらいいのか、ということも考えながら学校に通うといいでしょう。
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仲良くする人は選んだ方がいい
映像系の学校というのはいわゆる一般的な勉強をしなくても入学できるところが多いかと思います。
試験があるところももちろんたくさんありますが。
そうすると、中にはやっぱり「勉強したくないし、なんとなく楽しそうだから映像系の学校にきた」という人が一定数いるものなんですね。
私も通っていた学校にそういう人たちがいたのでよくわかることなのですが。
そういう人たちは一緒に映像を作っていても楽しくありません。
なんとなくで映像を作っているからです。
そしてせっかく映像系の学校に入ったのに、就活時期になって全く違う職業に就職していきました。
もちろん「楽しい」ということは悪いことではありません。
映像を作ることそのものは私もとても楽しいと思っていましたし、正直にいえば私も勉強が得意な方ではありませんので。
楽しいからこちらの映像業界にきた、という人はいっぱいいます。
でも、将来映像の仕事に就きたいと思っている人同士でつながることができるともっと楽しいです。
私の場合は在学中に将来映像の仕事に就きたいと本気で考えている人と本当に少ない人数ですが出会うことができ、
そういう人たちとは今でも仕事やプライベートでも交流があります。
映像業界は横のつながりも結構大切で、かなりアナログ社会的なところもあるので、そういった人脈はいつか自分の仕事の役に立つかもしれないです。
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在学中から現場に出よう
在学中から現場に出ることができる機会があれば、率先して参加するようにしてみてください。
映像系の業界は、学校の授業のうちはまだ楽しいままに過ぎていくと思いますが
仕事として現場に参加するようになるとやっぱり大変な苦労があります。
そういったところを学生のうちから見ておくことで、さらにしっかり進路を考えることができるようになると思います。
いきなり映像系の業種に就職して、「こんなはずじゃなかったのに」とは思いたくないですものね。
弊社ライズプランニングでは学生アルバイトも募集しております。
テレビ局内で実際に働いていただくお仕事です。
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テレビ局での仕事
映像系の学校を卒業し、テレビ局で仕事をする人も少なからずいます。
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の映像制作会社です。
情報・報道番組を中心に、実際にテレビ局内で番組を制作するためのお仕事をしていただいております。
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では今日はこのあたりで。