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ファンデーションに求めるのは自然な仕上がり、テレビCMではどんな訴求をすればいい?

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はメイク用品の一つ、ファンデーションのCMを放送する時に、どんなことを考えればいいのか、CM広告戦略について考えてみたいと思います。

テレビCMを放送する時には、どの企業様も「いかにCMの効果を上げるか」ということを考えるでしょう。

効果を上げるために大切なのは「ユーザーに興味を持ってもらうこと」「印象に残るCMを放送すること」です。

ユーザーにより興味を持ってもらうためには、やはりユーザーの生の声を聞くことが大切です。

今回はファンデーションに関するアンケート調査をもとに、広告戦略を考えていきたいと思います。

ファンデーションで重視する効果/効果以外で重視すること

リビングくらしHOW研究所の「ファンデーションについてのアンケート」では、

重視する効果/効果以外で重視することにおいて、

  1. 自然な仕上がり…60.4%
  2. くずれにくい…48.0%
  3. シミ・くすみなどのカバー力が高い…32.9%

という結果が出ていました。

多くの方が「自然な仕上がり」を求めていることがわかります。

また、20代、30代では

  • くずれにくい
  • 毛穴のカバー力が高い

というのが他の世代に比べてより重視されていることがわかりました。

重視されやすいポイントを広告宣伝内容に盛り込んでみると良いかもしれません。

関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H

商品スイッチした際の理由は「それまで使ってる商品に満足できなくなった」

同アンケートでは、現在使用しているファンデーションにスイッチしたときの理由の上位で、

  • それまで使っていた商品の効果に満足できなくなった…27.9%
  • 店頭で見てよいと思った…24.0%
  • サンプルを使ってよいと思った…20.5%

といった結果が出ていました。

普段使いをするファンデーションは常に「より良いものを使いたい」という気持ちがユーザーにあるということがうかがえます。

また、店頭で見てよいと思った、という意見もあることから、

例えばテレビCMをする時に制作した映像素材を流用して、店内でディスプレイを設置し、配信をする、というようなやり方も効果があるのではないかと思います。

さらに、サンプルを使って良いと思った、という意見もありましたので、サンプル配布にも効果があるでしょう。

例えばCMの中で「サンプル配布中」というような文言を入れてみるのも良いと思います。

テレビCMの場合はほとんど、都道府県に対応した形で放送エリアを決められるので、

このエリアだけサンプルを配ってみる、といったこともできます。

関連記事:CM広告のエリアの決め方について

ファンデーションを選ぶ際に参考にするもの

同アンケートでは、ファンデーションを選ぶ際に参考にするものは?という設問で、

  1. サンプルの使用感…53.8%
  2. ネットのランキングやクチコミ、SNS…42.4%
  3. 美容部員のアドバイス…23.9%
  4. 雑誌の特集…22.3%
  5. 店頭のPOPなど…18.9%
  6. 広告・CM…17.0%

という結果がでていました。

サンプルはやはり強いですね。

また、ネットのランキングやクチコミ、SNSもポイントが高く、

特に若い世代ほど、これらを参考にしているというデータが出ていました。

もし若い世代をターゲットとしたファンデーションなのであれば、

テレビCMと同時にインフルエンサーマーケティングも検討してみても良いかもしれません。

テレビCM用に制作した素材をWEB上で公開したり、

YouTubeの広告枠で配信する、といった施策をされる企業さまも増えています。

関連記事:テレビCMを制作してWEBでも配信したい時に気をつけたい権利の話

ファンデーションに関する悩み、不満・要望から考える

さらに同アンケートでは、ファンデーションに関する悩みや、不満・要望について、

  • いまいちファンデの適量が分からない(34歳)
  • TVで宣伝しているような仕上がりにはならず、結局は素肌に因るものだと悲しくなる(44歳)
  • うまく塗れない。よれてしまったりかえってしわが目立つ仕上がりになることがあり老けて見えてしまう(40歳)
  • コンパクトのレフィルがどうしても真ん中からなくなっていき、周囲が残るので気をつけてスポンジに取るようにしているが、最終的には周囲が割れてしまってコンパクトがファンデーションまみれになってしまう事(50歳)
  • デパコスなら長期間扱いがあるので何度もリピートできるが、薬局で扱うようなものはどんどん新商品が出て、せっかく肌に合うものを見つけても使い終わる頃には同じ商品の扱いがないこと(24歳)

といった意見が見られました。

適量が分からない、うまく塗れない、といった不満に答えるような、

ファンデーションをどのように塗ればいいのかを紹介するテレビCMにしてみるのも面白いかと思います。

メイク用品は使い方がわからない、という悩みは結構多いですよね。

なのでこう使えば上手く使える、という紹介の仕方は興味は持ってもらいやすいと思います。

また、肌質によっても合う合わないはあると思いますので、

こういう肌質の人はこちらの商品、こういう肌質の人はこちらの商品があいます、というような商品ごとに解説があると、より商品も選びやすくなって良いかもしれません。

常日頃から抱えている不満を解決できる、というような運びにすることで、

CMにも興味を持ってもらいやすくなります。

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ご予算に合わせた広告プランをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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