最近は賃貸物件のポータルサイトを見ていると、お部屋の紹介に動画が使われていることが多いです。
新型コロナウイルスの影響で、「内見を安心してできない」というお声もあり、この動画でのお部屋紹介が役立った事例も多かったようです。
今回は不動産業界での動画活用のメリットと、
動画制作をする時のポイントなどを解説していきたいと思います。
不動産は写真よりも動画の方が伝わりやすい
今までは不動産の紹介と言えば、写真と文字ベースのものが一般的でした。
ですが、動画を使えばより細かく物件の雰囲気を伝えることができます。
文字と比較した時に、写真は7倍、映像は5000倍の情報量を伝えることができるとも言われており、
今までは間取りの図と写真を合わせて頭の中で想像するしかなかったお部屋の雰囲気が、映像になることによってより立体的に想像してもらいやすくなります。
もちろんお部屋の中だけでなく、周辺環境なども動画で紹介することができますので、
内見よりも前に「その家で生活すること」をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
物件だけでなく、その不動産を扱う不動産業者も映像で紹介することで、
安心して内見を申し込んでもらいやすくなる、というメリットもあります。
特に単身の女性からすると、内見を申し込むのも少し勇気がいる…という人も多いです。
そういったターゲット層を想定して、内見を担当するスタッフの動画なんかも用意しておくと、より申し込みがしやすくなるのではないでしょうか。
物件を動画で紹介する時のポイント
では物件を動画で紹介する際、動画制作時にどんなことを考えたら良いのでしょうか?
そのポイントをまとめてみました。
物件の長所を明確に
まずは物件の長所がわかりやすい動画にすることを心がけます。
動画制作で商品やサービスを紹介する時、対象となるものの情報を全て動画内に詰め込もうとする人が多いのですが、
それだと情報量が多すぎて、かえって視聴者にとってわかりにくい動画になってしまいます。
動画で紹介したい、その物件の強みはなんなのか、ということを明確にした方が良いです。
最初は物件の強みを書き出してみて、その中からより重点を置くものを決めるようにしてみると良いかと思います。
動画は冒頭しか見られないことも多いですので、とにかく強みとなるポイントを冒頭に置いていきます。
「良い」と思ってもらえたら続きを見てもらえる。
ほとんどの人が最後まで動画を見ない、と考えておいた方が良いでしょう。
端的な動画にすること
先述した内容と少し被りますが、
端的な動画である、ということも重要です。
一つの物件を5分10分と紹介されても視聴者にとっては退屈です。
物件を探しているほとんどの人が、いろいろな物件を比較検討しています。
その中で、他の物件と差別化できる方法としての動画制作です。
なるべく視聴者の目線に立って、「わかりやすい動画」にすることが大切ですね。
そして「見やすい」ということも大事です。
動画は長くても1分程度が良いでしょう。
お部屋の雰囲気が分かれば良い、という方も多いですからね。
ちなみにテレビで見ているCMのほとんどが15秒CM、長くても30秒CMです。
たまに1分程度のCMもありますが、多くの人は15秒や30秒のCMであっても注視することはありません。
もちろん不動産の紹介であれば、「見たいと思っている人が見る」ことになりますので、視聴者は能動的に動画を視聴してくれますが、
それでも長すぎる動画は好まれないでしょう。
関連記事:企業サイトの動画を素人が作るデメリットとプロが制作する流れ
ターゲット層を念頭に置いた動画にする
動画を制作する時は、動画のターゲット層も明確にしておいた方が良いです。
若い女性であればセキュリティが気になる方が多いでしょうし、
男性であれば落ち着く部屋なのか、機能性はどうなのか、というところが気になる方が多いでしょう。
ある程度ターゲット層が明確な方が、動画を作る方向性が見えやすいです。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方
テレビ番組制作会社が動画制作を承ります
弊社ライズアドバートはテレビCM制作・放映をメインに取り扱う広告代理店です。
普段テレビCMという大きなメディアでのマーケティングを行っておりますので、マーケティングの目線を取り入れた動画制作を承ることが可能です。
もちろん物件紹介動画だけでなく、採用のための動画や、企業様のプロモーション動画も制作可能です。
さまざまなシーンで利用される動画ですが、
テレビ番組・CMの制作を行なっているからこそ、権利関係にも配慮した制作を行なっており、例えばweb用に制作した動画をテレビCM用にも利用するということもできます。
ご要望に合わせてプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。