最近多くの会社が格安スマホのCMを放映していますが、
世の中にはまだガラケーを使っている人もいれば、スマホをキャリア契約で高いまま使っている人も多いです。
こういった通信系の事業は多くの人がいまいち中身を「よくわかっていない」ままに使っています。
そしてよくわからないものというのは人にとって「怖いもの」なんですね。
つまりえ「騙されるんじゃないか」ということを最初に思ってしまう人が多いのです。
こういった人たちは格安スマホがどうして格安になるのか、ということもよくわかっていないのです。
こういった通信系の事業は業界のスピードがとても速く、
その業界に身を置いている人じゃないとついていけないようなところがあると思います。
そういった層から新規顧客を獲得するのはかなり難しいことですよね。
では格安スマホのCMはどのように作っていけば効果的なのでしょうか?
今回は格安スマホのCMについて広告代理店である弊社ライズアドバートがお話してみたいと思います。
有名人を起用する落とし穴
格安スマホのCMでは有名人が起用されているケースが非常に多いです。
確かに有名人をCMに起用することで
「誰々がやっているCM」というようなイメージを持ってもらうことができ、印象に残りやすくはなるでしょう。
ただ、有名人をCM起用するにはいくつか落とし穴があります。
・有名人の印象に引っ張られる
まず、有名人に印象が引っ張られすぎてしまって、
肝心の商品の宣伝広告にうまく結びつかない、ということ。
もしくはターゲット層と合致していない有名人を起用することによって、CM効果がなかなか得られなくなるどころか
マイナスイメージにもなり得る、ということ。
どうしても有名人には先にファンがついている、というメリットもあれば
印象がつきすぎてしまったり、その有名人をあまり好ましく思っていない人にとってはCMがマイナスの作用をしてしまう、というデメリットもあります。
関連記事:印象的なCMの特徴とは
・CM放映期間が決まってしまう
有名人をCMに起用することによって、有名人の著作権が関わってきますから
当然CM素材にも「素材を使用していい期間」というのが設けられます。
なので、テレビCMを放映して、反響が良かったからもう半年延長、ということになった時に
新しくCMを撮り直さなくてはいけない、ということにもなりかねないんですね。
有名人を起用しないCMや社員、社長さんが出演するCMであれば、
著作権フリーのCM素材を制作することができますから、一度CMを制作すればそれを半永久的に流用することができるのです。
・CM制作費がかさむ
有名人を起用することによって、テレビCM制作費は値段がぐんと変わってきます。
通常だとイメージCMのようなものだったらCM制作費というのは20万円前後でも可能なのですが、
有名人をCMに起用する、となると桁も1、2桁ほど変わってくるでしょう。
テレビCMを放映している、という信頼を獲得するための放映なのであれば
そこまで制作費にお金を使わない、というやり方も一つだと思います。
関連記事:CM制作の料金を格安にする方法とそのメリットデメリット
格安スマホが多すぎる
私も格安スマホを利用していますが、
どこの格安スマホを利用しようかな、と考えた時に、格安スマホの種類が多すぎて、
どれにしようかなかなか決めることができず、
その比較にまず時間をものすごく取られました。
しかも格安スマホの仕組みそのもがあまり浸透していないですから
まずはそこから調べるところから始まります。
なので格安スマホのテレビCMをする時は、なるべく「これが自社の特徴」というのを全面的に出して行った方がいいと思うんですね。
格安スマホのCMはたくさんありますが、自社の特徴を押し出しているCMもあると思います。
- SNS系アプリの通信が無制限
- 最低利用期間がない
- 通話サービスが格安
- 海外利用も対応
などなど、他社にはない、自社のセールスポイントがどの格安スマホにもあると思います。
それが消費者にとってわかりやすいCMになっていると
それが契約のきっかけになると思います。
格安スマホが理解できていない
そもそも格安スマホがなぜ格安になっているのか、ということを理解できていない人がとても多いと思うんですね。
「安くなるからいいでしょ」という流れでもある程度は契約を獲得することができるとは思うのですが
根本的にどうして安くなるのか、ということを知りたいと思っている人は多いのではないかと思います。
そういったことをしっかり根本的に説明している格安スマホの広告はあまりありません。
だとしたら、格安スマホがどうして安くなるのか
どうやったら安くなるのか、ということをしっかり説明できるCMがあるとかなり新規顧客を獲得できるのではないかな、と思うんです。
テレビCM尺は基本15秒か30秒ですが、それ以上長いものを作ることも可能ですし、
ネットCMを活用してみてもいいでしょう。
そこから自社サイト、もしくはランディングページに飛ばして、
さらに詳しい内容を説明できるともっと良いと思います。
関連記事:ドキュメンタリーCMをやるメリット
CMをやるなら
弊社ライズアドバートは広告代理店です。
もともと番組制作会社として始まった、という経緯があるため、
広告枠の獲得と併せて、映像制作も承ることができます。
ご予算に合わせた広告プランのご提案をさせていただきますので
ご興味、ご質問等ございましたら下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。
関連記事:CM制作費の相場はいくらか
では今日はこのあたりで。