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構成作家と脚本家になるにはどんな方法がある?その違いは?

テレビの仕事をしたいという人の中には、

構成作家になりたいとか本当は脚本家の方に興味があるんです

という学生さんが時々います。

 

今回はそんな人のために構成作家と脚本家についてその仕事の違いや、構成作家や脚本家になるにはどうしたらいいのか、実際の例を踏まえて書いてみます。

 

構成作家と脚本家の違い

 

構成作家というのは、例えばドキュメンタリー番組であれば、ナレーションから番組の構成までを組み立てる仕事です。

 

バラエティ番組の場合であれば、どんなふうに進行して誰が何をしゃべるかということまで組み立てる仕事ですね。

 

それに対して脚本家というのは主にドラマや映画、またはアニメのようにまとまったストーリーを舞台や番組にした、いわゆる戯曲形式で書く人で、脚本を演者のために作ったものは台本と呼ばれます。

 

脚本はどちらかというと小説的要素も多くなりますが小説とは書く形式が異なるといえばいいでしょうか。

 

ドラマの脚本という言葉はあっても、バラエティの脚本とは言わないのは

バラエティ番組の場合、番組の段取りを構成するという要素がかなり大きいということがあると思います。

 

また脚本は基本的には演者がいるので、小説とは違いセリフが重要になります。

 

脚本家と小説家は近いので、脚本家で小説も書いているという人は多いと思いますが、

面白いことに脚本家が書く小説は、何となく脚本ぽくなっている傾向があります。

 

場面を端的に言葉で表す癖がついているからかもしれません。

関連記事:番組制作の企画書はどんな内容が書いてあるの?

 

構成作家や脚本家になるにはどんな道がある?

 

さて、テレビの仕事をやりたいという人の中には実は構成作家になりたいとか脚本家に興味があるという人が時々います。

 

弊社ライズプランニングの場合最初はアシスタントディレクターからはじまるので、構成作家や脚本家とはちょっと違うのですが、

とはいえ、とりあえずアシスタントディレクターという仕事でテレビの世界に入ろうというのはあながち間違った選択ではないと思います。

 

構成作家や脚本家になるための道というのは、実はこれという決まった道筋が無く百人百様と言われます。

 

現在そこそこ有名になっている構成作家や脚本家の人たちはそれぞれいろんな経緯と経験で今の地位を築きあげているということです。

 

その中にテレビの現場に入ってまずは制作をやってみたというケースも確かにあるのです。

 

そこで今回は、いくつか実際に脚本家や構成作家になった人たちのパターンをあげてみたいと思います。

 

アシスタントディレクターから構成作家へ

 

弊社ライズプランニングに入ってバラエティ番組に就業した人の例です。

 

最初はアシスタントディレクターから始まりました。

 

もともと企画を立てるのが好きな彼は、就活の面接時からこんな番組を作りたい、あんな番組を作りたいといろんな構想を描いていましたね。

 

ほとんどの就活生が「みんなを楽しませる番組を作りたいです」と答える中で

彼は最初から具体的にいくつかアイデアを挙げているのが印象的でした。

 

その発想はキラリと光るものを感じましたし、本当に好きなんだなと伝わってくるものがありました。

 

実はすべての番組に構成作家がついているわけではなく、構成作家の代わりをディレクターが担っているケースが多々あります。

地方局などにはほとんど構成作家はいないといって良いくらいです。

 

なのでアシスタントディレクターから始まってディレクターになれば様々な仕事の幅が広がります。

番組の企画を立てたり、構成を考えたり自分でネタやナレーションを考えたりという仕事も実はできるわけです。

 

彼が最初に配属になった番組はバラエティ番組でした。

バラエティ番組というのはニュースなどに比べると準備することがとりわけ多いので、とにかくアシスタントディレクターはその準備に追われます。

 

彼の場合はそれなりに頑張ってやっており、周りの評価もよかったのですが、

やはり少しでも早く構成作家つまり書く方の仕事がしたいという気持ちが強くなってしまったんですね。

 

彼はいったんアシスタントディレクターを辞めて構成作家になるために別の道を探そうとしたのですが、当時の番組のプロデューサーと相談した結果、

そういう気持ちがあるのであれば、もう少し早いうちから構成にかかわれる番組に移動させてあげようということになりました。

 

もちろん彼が仕事をちゃんと頑張っていたからこそだったのもありますね。

 

キー局の場合は番組の種類がとても多く、番組ごとに作り方も多様なので外からはなかなかわからないことも多いです。

 

弊社のようにいろんな番組にスタッフを派遣している会社にいてもやはり全部の番組の細部までは到底わからないものなんですよね。

 

そこについてはやはり局の中にいるプロデューサーはいろいろわかっています。

 

構成作家というのはいろんな道があります。

彼の場合はアシスタントディレクターという仕事からはいって、自分のやりたい構成作家の道に近づいて行った例だと思います。

彼がアシスタントディレクターとしてかなり頑張っていたのをプロデューサーが見てくれていたということも大きいですね。

関連記事:アシスタントディレクターとして就職する会社の選び方

 

地方の番組から上京して養成所へ

 

地方のテレビ局で数年アシスタントディレクターをやった後に東京に出てきて構成作家の道を進んだ人の例です。

 

構成作家を目指す人にはちょっとした共通点があるように思います。

どちらかというと大人しいタイプ。

ものを書くのが日頃から好き、自分で考えるのが好き。

そんな性格の人が多いようです。

 

現在はネットでブログの記事を書いたりする人も多いですが、

彼の場合も学生時代からネットで何かしらを書くアルバイトをしていたようでした。

 

同時に学生時代からテレビ局でもアルバイトをしていた流れで、彼は卒業してからもテレビ局で働くことになったんですね。

 

やはり最初はアシスタントディレクターからです。

 

彼の場合は最初に就いたのはバラエティの番組で、それがかなりきつい現場だったのでずいぶん苦労したようです。

 

ただし、地方局とはいえそのバラエティ番組にはちゃんと構成作家が専属で付いていたので彼にとってはそれなりに勉強になったのではないかとは思います。

とはいえ身体的にきつかったこともあり、番組を変わって、その後は生の番組を経験することになりました。

 

その後彼は制作の仕事を一旦離れますが、東京に出て構成作家のスクールに入ります。

地方にはそういうスクールがないからです。

それまで貯めたお金があったのでそれで上京したわけですね。

 

その後バイトをしながらスクールに行き、構成作家を抱える会社を探してそこに就職したようです。

 

彼の場合はまだフリーでやるには実績もないのでどこかに所属するという判断は悪くないと思います。

 

その後は彼の構成作家としての努力と実力次第なので、頑張るしかないというところですね。

 

いずれにしてもバラエティ番組と生の番組の両方の現場を経験したということは構成作家になるにあたって必ず良い経験になるのではないかと、陰ながら応援しています。

 

脚本家に弟子入りする

 

有名な脚本家の弟子入りをして道を切り開いて行った人もいます。

 

彼の場合は有名なドキュメンタリー作家の門を叩き弟子入りをすることから始まりました。

 

といってもその脚本家は弟子を求めてはいなかったのですが、彼が熱心なのでドキュメンタリーの下調べなどの手伝いをお願いしていたという状況が数年続いていました。

 

有名な脚本家ともなると、一つの作品を書くのに膨大な資料を用意していることがあります。

 

特に歴史物のドラマの場合はその作業がとても大変で、それは地味な作業なんですね。

 

それでも努力の甲斐あって若いうちに二時間ドラマの脚本を一本任されるまでにはなったようでした。

 

ある時脚本家の番組を担当しているテレビ関係者からアシスタントディレクターもやってみる?といわれて

彼はドラマのアシスタントディレクターをすることになりました。

 

当時のテレビの現場は今よりかなりきつかったので

それこそ朝早くから深夜まで撮影が続きましたが、なんとか頑張ったようです。

 

その後制作会社に所属し、あっという間にディレクターからプロデューサーになっていきました。

 

もともと脚本家を目指していた彼ですが、最終的には脚本家ではなくプロデューサーの方がどうも向いていたようです。

 

脚本家というのは小説家とはちょっと異なり、スポンサーの意向や有名演者の意向が意外に強いので

思ったように書けないというジレンマがあるということも実はあったようでした。

 

ただ、脚本家を経験していたという経歴は、企画書を書くということに通じるためかなり役にたったようです。

 

彼の場合は脚本家に弟子入りして脚本の道に入ってから、テレビの現場に入っていったという経歴ですが、

その後数々のヒット作を生み出すことになったのは

脚本家を経験していたという経歴から企画書を書く能力が優れていたこと、

構成を考えながら場面を組み立てたり、ナレーションを考えたりする能力もあったという、ことがとても強みだったように思います。

 

どんな経験も無駄にはならないということじゃないかと思いますね。

関連記事:テレビ局のプロデューサーにはどれくらいの年齢でなれるの?

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