最近はアプリで漫画が読めるようになり、毎週の「発売」ではなく「配信」を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
私も漫画アプリをいくつか入れています!
アプリで読む前提で描かれた漫画はスクロールに合わせてコマ割りがされており、
コミックス誌またレイアウトが変わって、新たな文化が生まれている、なんて話を聞いて感心してしまいました。
今は色々な漫画アプリがありますが、これらの漫画アプリのテレビCMもよく見かけます。
漫画アプリを利用している人はどんな人なのか?
テレビCMをする場合はどんな風にCMをするのが効果的なのか?
広告代理店である弊社ライズアドバートが解説してきたいと思います。
漫画アプリを使ってる人はどんな人?
コミックアプリの利用経験は35.7%、10代が67.2%で最多 コミックアプリでコミックを購入しているのは58.2%という記事によると、
コミックアプリを利用したことがある人は
- 10代…67.2%
- 20代…61.5%
- 30代…46.6%
- 40代…33.7%
- 50代…19.9%
- 60代…9.9%
という結果になっていました。
やはり年齢が若ければ若いほど利用経験がある人が多い、という印象ですね。
さらにマンガアプリに関する調査【2020年版】という記事を見てみると、
10代、20代ともに、男性よりも女性の方がアプリを利用して漫画を読んだ経験がある方が多いことがわかっています。
よく読むジャンルについては、
<10代男性>
- バトル・アクション
- ギャグ・コメディ
- 恋愛
- ホラー・サスペンス
<10代女性>
- 恋愛
- バトル・アクション
- ホラー・サスペンス
- ファンタジー
<20代男性>
- ギャグ・コメディ
- バトル・アクション
- 恋愛
- ホラー・サスペンス
<20代女性>
- 恋愛
- ギャグ・コメディ
- ホラー・サスペンス
- ファンタジー
という結果になっていました。
女性に人気なのは圧倒的に恋愛ジャンルですね。
一番利用率が高い、というところでセッティングするのであれば、
漫画アプリのコアターゲット層は10代〜20代の女性、興味のあるジャンルは恋愛、ということになりそうです。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方
漫画アプリを選ぶ時に重視しているポイント
今では漫画アプリも色々と種類がありますが、漫画アプリを選ぶ時にユーザーはどんなことを重視しているのでしょうか?
使用時間や課金額まで、15〜19歳の学生に聞くマンガアプリの利用方法という記事によると、
- 無料で読める量が多い
- 掲載されているマンガが好きだから
- オリジナルのマンガが掲載されているから
- 使いやすいから
- 試し読みが充実している
という結果になっていました。
やはり無料で読めるラインナップが充実しているかどうか、というのはアプリを選ぶ時に重要なポイントのようです。
私が漫画アプリで初めて漫画を読んだ時も、「好きなタイトルが無料で読める」という情報を教えてもらったからでした!
今ではアプリ内で他のタイトルも読んでいます笑
ただ、入り口は「無料で漫画が読める」というところでも、
漫画アプリで課金をしている人は多いようです。
「コミックアプリの利用実態調査」では、直近1ヶ月以内にコミックアプリを利用している人で、コミックを購入したかを聞いたところ、
- 購入しているが58.2%
- 購入していないが41.8%
となっています。
過半数は一ヶ月以内に利用している漫画アプリで課金をしている、ということですね。
漫画アプリというと広告で収益化しているところが多いように思いますが、課金をしているユーザーも少なからずいる、ということです。
関連記事:ターゲティングならウェブCM、認知度向上ならテレビCM
漫画アプリのテレビCMを放送するなら?
アプリというのは全国どこでもダウンロードできるものですから、テレビCMなどの広告を打つ時も、全国区で…となると思います。
ですが、最初から全国でテレビCMを放送するというのは予算的にリスクが高いかな、と思います。
どうしても全国で地上波CMを放送しようとすると数千万円、あるいは数億という予算が必要になってきますので、できれば最初は限定的な地域から始めた方が良いでしょう。
読書の秋特集!本好き、マンガ好きな県ランキング!という記事によると、
本の保有冊数ランキングは、
- 宮城県
- 北海道
- 兵庫県
マンガの保有冊数ランキングは、
- 宮城県
- 高知県
- 熊本県
となっていました。
なんとどちらも第一位は宮城県!
宮城県は宮城県のみに放送をすることができる
- 宮城テレビ(日テレ系列)
- 東北放送(TBS系列)
- 仙台放送(フジ系列)
- 東日本放送(テレ朝系列)
の4局、テレビ局があります。
放送エリアが狭い分放送料金もおさえられて、50万円〜100万円前後で放送が可能です。(別途、実際にテレビCMとして放送する映像素材の制作費用はかかります)
こういったところから10代・20代をターゲットにテレビCMを放送してみて、
リアクションをみつつブラッシュアップしていき、段階的に放送エリアを拡大して、最終的に全国放送、という形にすると良いかと思います。
若い世代の漫画が好きな人たちは、深夜のアニメ放送をみている人も多いので、
深夜枠の放送でCMも放送してみると、高い効果が期待できそうです。
関連記事:深夜に放送するCMのターゲット層と戦略
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