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マイボトルのCMはどんな内容にすればいい?

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はマイボトルのテレビCMを放送する時にどんな内容にすればいいかということを考えてみたいと思います。

最近はインフレの波がすごく、物の値段が急に上がっている感じがしますよね。

えいぞーさん

昔は1000円以下で食べられたランチが多かったですが、最近は1000円を超えてくるものが多いです。。

そんなインフレの波の中で、マイボトルを使用している人も確実に増えているように思います。

マイボトルを使用している人は7割以上

【水分補給に関するアンケート調査実施】(一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会による/インターネット調査/調査時期:2022年10月〜11月/回答者数:3,353名)を見てみると、

「水筒など、持ち歩き可能な「マイボトル」を使用していますか。」という設問では、

  • 使用している…72%
  • 使用していない…28%

という結果になっていました。

なんと7割以上の方がマイボトルを使用しているんですね。

確かに最近、ペットボトルで飲み物を飲んでいる人を見かけることが少なくなってきているように思います。

また、「マイボトルには何を入れていますか?」という設問では、

  • コーヒー…16.5%
  • お茶…55.2%
  • スポーツ飲料…5.8%
  • 乳酸菌飲料…0.6%
  • 果汁飲料…0.9%
  • 水…25.6%
  • 白湯…5.8%
  • マイボトルを使用していない…25.7%
  • その他…1.2%

という結果になっていました。

一番マイボトルに入れられているのはお茶(55.2%)ですね。

その次が水(25.6%、白湯と合わせると31.4%)、そしてコーヒー(16.5%)と続きます。

基本的には水分補給のための飲み物がマイボトルに入れられていると考えて良いと思います。

ちなみに「マイボトル以外で、普段どのような飲料を購入していますか。」という設問では以下のような結果が出ていました。

  • コーヒー…56%
  • お茶…55.7%
  • スポーツ飲料…22.4%
  • 乳酸菌飲料…19.2%
  • 果汁飲料…25.1%
  • 水…31.2%
  • 炭酸飲料…39.1%
  • その他…2.9%

マイボトルのCMをする時は、

  • お茶
  • コーヒー

などの飲み物を想定して制作すると、視聴者にもイメージしてもらいやすくて良いのかなと思います。

また、秋冬などの寒い時期は、マイボトルに温かい飲み物を入れる人も多いですよね。

そのため、冷めにくいことをアピールできると、ユーザーには印象に残りやすいかと思います。

関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H

節約目的の人が多い?

同アンケートにおいて「1ヶ月で購入する飲料はどのくらいの金額になりますか。」という設問では、

  1. 1,001円~5,000円…53.3%
  2. 1円~1,000円…33.6%
  3. 5,001円〜10,000円…8.3%
  4. 10,001円以上…2.2%
  5. 購入しない

過半数の人が1ヶ月で購入する飲料の金額が1,001円~5,000円となっています。

全体の86.9%の方が1ヶ月に5,000円以内で飲料を購入しているということがわかりました。

1ヶ月が30日だとして、毎日150円のペットボトル飲料を1本ずつ買い続けると、1ヶ月で4500円の出費となります。

インスタントコーヒーを使ってマイボトル1杯分の分量を作る場合は、約10円程度のコストがかかりますので、

毎日10円の飲み物を飲んだとすると、30日で300円。

つまり、ペットボトル飲料をマイボトルに変えるだけで、月に4000円以上を節約することができる、と言えます。

節約目的でマイボトルを購入しようとしている人向けに、こういった計算式をCMで扱ってみるのも良いかもしれませんね。

関連記事:CMターゲット別に出稿企業と出稿例を広告代理店が解説します

ターゲット層は?

Vol.126 マイボトル(水筒・マグ)に関する意識調査(株式会社プラネット)を見てみると、

まずは、ふだんマイボトルで飲み物を持っていくかどうかを聞きました。すると4割が“持っていく”と回答。男女別では特に女性が男性を大きく上回り、半数近くが持ち歩いています。年代別に見ると、女性は年代による変動が少なく、全年代で半数前後。一方、男性は年代が低いほど高くなり、20代では4割を超えて女性の持参率に迫っています。
 職業別では、「パート・アルバイト」で最も高く、次いで「会社員」。ランチ以外では飲食店を利用する機会がなく、さらにマイボトルなら節約効果もあるからでしょう。最も低かったのは「会社役員・経営者」、次いで「自由業」でした。
 何年前からマイボトルを持ち歩き始めたか聞くと(表2)、若年層ほどマイボトル歴が短く、高齢層ほど長い対照的な結果に。男性のほうが女性よりも年代差が顕著で、特に20代の男性は同じ20代の女性に比べても「2年未満」が高くなっています。社会人になり、トレンドに乗って、“水筒男子”デビューした20代が多そうです。

このような記述があります。

まとめると、

  • 男性よりも女性の方がマイボトルを持ち歩く人が多い
  • 女性は全年代で持っている人が多いのに対し、男性は年代が低くなるほど高い
  • 20代男性は女性の割合に迫る勢い
  • 職業別では「パート・アルバイト」でもっとも高く、次いで「会社員」

という感じです。

これを見ると、女性向けにするか、若い男性向けにするか、といったところだと思いますが、

これは最初に決めておいた方が良いと思います。

ターゲットをより具体的にすることによって、CM内容もまた具体的になります。

「パート・アルバイト」をする女性、というところまで絞り切ってもいいかもしれないですね。

メインターゲットとなる人物像を仮想的に設定したものをペルソナと言います。

テレビCMではこのペルソナの設定もとても重要です。

広告代理店と相談しながら、なるべく具体的に設定していきましょう。

関連記事:テレビCM放映に向けたペルソナの設定の仕方

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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