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お墓のCMをするならどんなCM施策にしたらいい?

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はお墓のCMをする時にどんなCMをしたら良いのか、そしてどんな戦略を考えれば良いのか、ということについて解説してみたいと思います。

高齢者の割合がますます増えつつある日本。

これからさらにお墓の需要は高まっていくでしょう。

お墓選び重視されるのはお墓の種類

第14回 お墓の消費者全国実態調査(2023年)を見てみると、お墓選びで最も重視した点は、

  1. お墓の種類(「一般墓」や「樹木葬」など)…35.3%
  2. 自宅から霊園までのアクセス…14.8%
  3. 金額…11.8%
  4. 園内の雰囲気…7.4%
  5. 霊園の最寄り駅・バス停からの徒歩でのアクセス…4.1%
  6. 地緑のあるエリア…4.1%
  7. 管理状況、管理内容、アフターサービス…3.6%
  8. ペットと一緒に入れる区画があること…3.6%
  9. 施設や設備の充実度…3.5%
  10. 宗教的な条件…3.2%
  11. その他…1.1%

という結果になっていました。

お墓選びの際は圧倒的にお墓の種類が重視される、ということがわかります。

さらに同データでは、購入したお墓の種類において、

  1. 樹木葬…51.8%
  2. 納骨堂…20.2%
  3. 一般墓…19.1%
  4. その他…8.9%

という結果になっていました。

こちらは2023年の調査ですが、樹木葬が過半数超えとなるのは調査史上初で、

納骨堂に関しても、一般墓をを上回るのはやはり調査史上初となっています。

お墓のCMをする時は、まずお墓の種類を明確にしたCMにするようにすると、

検討している人にも届きやすいく分かりやすいCMになるのではないかなと思います。

特にお墓のことを考える年代というのは中高年層になりますので、よりシンプルで分かりやすいCMになっているのが望ましいのではないでしょうか。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

跡継ぎ不要が人気

同データによると、お墓の跡継ぎについての質問で、

「跡継ぎ不要のお墓を購入した」の回答数が昨年を上回っており、継承者不要のタイプのお墓の人気が高まってきていることがわかっています。

購入したお墓の跡継ぎについて、

<2022年>

  • 跡継ぎがいる…38.6%
  • 跡継ぎがいない…16.5%
  • 跡継ぎ不要のお墓を購入した…37.3%
  • わからない…7.6%

<2023年>

  • 跡継ぎがいる…33.8%
  • 跡継ぎがいない…17.0%
  • 跡継ぎ不要のお墓を購入した…41.4%
  • わからない…7.8%

単身者世帯の増加や核家族化などによって、同じお墓に家族が一緒に入り、子孫がそれを受け継いでいくという一般的なお墓の概念が変わりつつあるように思います。

お墓の種類をCMで打ち出すことはもちろん、「跡継ぎがいなくても大丈夫」というような謳い文句があるお墓だと、より分かりやすいCMになるかもしれませんね。

関連記事:テレビCM制作をする時に抑えておきたいポイント

CM放送エリアはどこが良い?

テレビCMの放送域は、

  • 関東
  • 近畿
  • 中京

の3つのエリアにおいては複数の都道府県にまたがっています。(広域圏)

「東京で放送したい!」となったら、関東で放送することになるので、関東エリア全域に放送されます。

それ以外の道府県に関しては、各道府県に対応する形でテレビ局が置かれています。(狭域圏)

CM放映料金の設定はおおむね視聴可能人口に比例していますので、当然人口が多く、広い範囲に放送ができてしまう関東・近畿・中京は料金が高いです。

関東の場合は最低でも1000万円程度は予算が必要になります。

そのため、全国が対象の商品であっても、最初は地方局から少しずつCMを放送して、ブラッシュアップを重ね、徐々に放送地域を拡大させていく、というようなパターンが多いです。

もしお墓の場所が限定されているのであれば、その地域で放送した方が良いですが、

エリアが選べるようなお墓なのであれば、最初は地方局から放送を始めてみると良いかもしれません。

都道府県別でお墓の多い県を見てみると、

  1. 岡山県
  2. 長野県
  3. 島根県

といった順番になっています。

どの県も狭域圏であり、数十万円程度からテレビCMの出稿が可能です。

また、人口に対して65歳以上の人口の割合が高い都道府県は、

  1. 島根県
  2. 秋田県
  3. 高知県

となっています。

どちらもランクインしている島根県はCM放送地域として良いかもしれませんね。

他にテレビCMを試験的に放送する地域としてよく選ばれるのは、

  • 静岡県
  • 北海道
  • 福岡県

といったエリアです。

これらの県はそれなりに人口も多く、データをとりやすい県として試験放送に使われます。

100万円前後くらいで出稿のできるエリアです。

地方局をいくつか使って同時にテレビCMを放送し、一番反響の大きいエリアで長期的にCMを放送し続けてみる、というやり方もあります。

特に地方エリアは少額でもテレビCMが放送できますので、「テレビCMを放送したことがある」という信頼作りで放送してみるのも良いでしょう。

ご予算や目的に合わせてCMプランをご提案させていただきます。

お気軽にご相談ください。

関連記事:高齢者にCMをする時に知っておきたい、その消費傾向

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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