弊社ライズプランニングは、テレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報、報道番組の制作に携わっています。
弊社には全国に支社があり、地方局でも制作に携わっているスタッフがたくさんおりますが、今回はその中でも札幌を取り上げてみたいと思います。
東京キー局とはまた違ったカラーがあり、また規模も違いますので、お仕事内容も変わってきます。
規模が小さいため、やれることが多い
東京キー局と比べると、やはり札幌のテレビ局は規模が小さくなります。
テレビ局の規模は概ね人口に比例しますので、規模が大きい順に考えると、
- 東京キー局
- 大阪準キー局
- 中京
- 福岡
ときて、その後に北海道(札幌)というイメージでしょう。
とはいえ、札幌のテレビ局から北海道全域に、テレビ番組を放送していますので、かなり広い範囲をカバーしています。
北海道に縁のある方ならお分かりになると思いますが、北海道はとても広いです。
札幌と釧路では同じ北海道でも全く話が違ってきますよね。
北海道として一つにまとまってはいても、エリアが違えば県が違うくらいのイメージになります。人口で見てみても、北海道の人口は約510万人。とても多いですよね。
ですが、関東エリアの人口は約4300万人。
やはり規模でいうと東京キー局は大きいです。全国放送をしている番組も多いですしね。
そんな東京キー局では、多くの仕事がかなり細分化されており、一人のスタッフが担当する仕事の範囲は狭くなります。
同じ番組でも部署が分かれていて交わることがなかったり、といったことも多いんですね。
例えば、お天気コーナーを担当する人はずっとお天気の部所、という感じです。
それに対して、札幌の場合は、一つの番組を少人数で全部作っているので、
お天気をやったり、エンタメコーナーをやったり…というように、色々な仕事をすることができます。一人のスタッフが担当する範囲が広いんですね。
担当範囲の話だけでなく、新人のうちから自分の企画を出したり、編集させてもらったり、とチャンスが多いというメリットもあります。
東京キー局に比べると、短期間に色々な経験を積めて、早く成長することができるんです。
やらせてもらえることが多いと、それだけスキルとして身につくものも多くなりますので、自分が「これをやりたい」と思った時に、その方向へ進みやすくなると思います。
キー局から地方局へ移ったスタッフさんたちが、そのままずっと地方局から帰ってこないケースも少なくないです。
やれることが多いというのはやりがいに繋がっていくのかもしれません。
アットホーム
規模が小さいというのもあって、先述したように他部署との交流も多く、アットホームな空気感ができやすいのは地方局の特徴です。
中でもなぜか札幌は、特にその雰囲気があり、ライズプランニングでも毎年食事会を行っていますが、アツい話が飛び出ることが多いです。
ノリが良いと言うか、みなさんハートフルな方が多いんですよね。
これは人それぞれ好みがあるとは思いますが、そういったアットホームな雰囲気が好きだ、という方には合っているのかなと思います。
地元に根ざした番組制作ができる
東京キー局ともう一つ大きく違うところは、情報・報道番組において、より地元色が強いというところです。
地方のテレビ局でも、東京で流れている番組が多く流れています。
これは番組販売枠といって、東京で制作している番組を購入するような形で、地方局で同じ番組を流しています。
ですが、地方局でも全ての番組が東京や関東の話ばかりになっては困りますね。
特に情報・報道番組は放送されるエリアに関連するネタを扱う必要があります。
天気予報で東京の天気を出されても困りますもんね笑
なので、必然的に札幌で働く場合は北海道エリアに根ざしたコンテンツを制作していくことになります。
地元企業と関わることも多いですし、北海道という土地を盛り上げていくための制作となるでしょう。
北海道出身の方の場合は、そういった部分もやりがいになっていくのではないかなと思います。
もちろん北海道以外のご出身の方も働いていらっしゃいますが笑
実際に札幌のテレビ局で働かれている方のインタビュー記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください。
弊社では、テレビ業界未経験の方のために、実際にプロが現場で使っているカメラを使った新人研修「STEP UPコース」もご用意しています。
しっかりと基礎を学んだ上で現場入りしたい、という方も全力でサポートさせて頂きます。