今の会社や仕事に不満があったり、なんとなく合ってないなと感じたら「転職」がよぎりますよね。
テレビでは「転職サイト」のCMが年中流れています。
例えば
- リクナビ
- エン転職
- インディード
- デューダ
…など。
駅構内の大きな看板にも、転職サイトの広告が貼ってあります。
転職しよう!と思ったら、それまでの自身の仕事の経験や実績が活かせる会社や、
今までの経験のなかで得意なことを活かせそうな業界を検索する方が多いでしょう。
テレビが好きだったり、映像関係の仕事に興味があっても、
「転職先」として考えてくれる人は少ないのです。
でも、どんな経験であっても活かすことができますし、また、知識がなくとも受け入れてくれる懐の深さがテレビ業界にはあります。
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テレビ番組制作の会社は、いつ募集をかけている?
テレビ番組制作の会社はほぼ1年中、募集してます。
ほとんどの会社が4月入社の大卒を採用していますので、4月は募集が少ないのですが、
ゴールデンウィーク以降になると、欠員が出てきます。
また、秋の改編時期に向けてスタッフの移動がありますので、その時期は採用状況が活発になります。
アシスタントディレクターは、どの番組もぎりぎりの人数でやりくりしていますので、
4月以外は、アシスタントディレクター不足に悩まされています。
転職時、どうやって会社を探せばいいのか?
転職サイト検索してみると、テレビ制作や映像制作は10社くらい出てきます。
例えば転職サイトで検索ワードに
- 「アシスタントディレクター」
- 「マスコミ」
- 「映像」
など入れてみると出て来ます。
件数が多いようでしたら、「テレビ」とか、希望する就業地を入れてみてください。
アシスタントディレクターなら、「未経験OK」の会社は多いです。
転職サイトや就職サイトでなくても、グーグルやヤフーの検索ワードに、「アシスタントディレクター 募集」と入れると出て来ます。
募集内容を読んでみると、その会社が制作している番組名や、募集している番組名が出て来ます。
興味のある番組や、会ってみたいタレントが出ている番組があるかどうかで選んでもいいと思います。
制作している番組をよく見ると、
- バラエティ番組が多い
- 報道系が多い
- ドキュメンタリーが多い
など、特徴が見えてきます。
自分が関心のある番組傾向で選ぶのもアリです。
テレビだけではなくて、
ネット番組や企業向けの映像も制作していたり、地方局の番組を制作していたりすると、広い範囲でネットワークがあるのがわかります。
将来的に、働く場所をテレビや東京と絞らず、さまざまな場所やメディアで働ける可能性があります。
関連記事:テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由
転職者、何歳まで受け入れてくれる?
未経験であれば、受け入れてくれる年齢は20代までと考えたほうがいいでしょう。
制作現場には高卒や専門学校卒業してすぐにアシスタントディレクターになった人もいます。
現場に入れたとしても、先輩が自分よりも年下だったり、自分に指示をくれるディレクターが自分と同じ年齢かもしれません。
異業種への転職の場合は、イチからのスタートになります。
もし、それまでの就業経験で優秀な成績を残したとしても、それが初期評価として鑑みられるかというと、そうでもありません。
今までのことはなかったことにし、ゼロからスタートするくらいの気持ちでいる方がちょうどいいかもしれません。
関連記事:新人ADがきついと言われるのはなぜ?普通の仕事と違うポイント
転職時、有利になるスキル
営業の経験がある方なら、人と話をしたりするのが得意かと思います。
そういう経験は生かされるでしょう。
パソコンのスキルは、ワードやパワーポイントが使えること。
フォトショップやイラストレーター、プレミアなどの編集ソフトが扱えるならベストです。
それほど高度な技術がなくても大丈夫。
触ったことがある、いじれる程度でもかまいません。
履歴書に書けるほどの資格がなくてもいいのです。
また、外国語ができる人は重宝されます。
英検やTOEICの点数が高くなくても、日常会話程度なら困らないとか、留学経験があったり、外国の人と話すのが苦ではない、というのもポイントが高いです。
テレビ制作会社の働き方
就業時間については番組によりますが、出社時間がフィックス(定時)のところは少ないと思います。
番組制作の流れは、
- リサーチ
- 企画
- 撮影準備
- 撮影
- 仕上げ
- オンエア
それぞれの作業によって、出社時間は変わります。
また、リサーチからオンエアまでが一つのプロジェクト。
オンエアされるまでが一区切り。
オンエアまで期間があまりなければ、休みを取ることができない、毎日残業ということもあります。
もし、転職前までの会社が土日はきっちり休みがあったり、有給や代休が取りやすい環境だと、「休みがとりづらい」というテレビ制作の仕事は窮屈に感じるかもしれません。
関連記事:ADに休みはあるの?休日は何をしてるの?
これまでの経験は、テレビ制作では活かされない?
それまでの経験が活かされないのか、というと、そうでもありません。
- 社会人としてのふるまい
- チーム作業の個々の役割
- チームで連携をとる方法
- 上司には何を報告して同僚とはどんな情報を共有しておくべきか
- スケジュール通りに進める段取り
などは、どんな仕事や職場であっても必要なことです。
こうした経験がすでに備わっているというのことは、大きなメリットです。
未経験でテレビや映像業界に転職したいなら、20代がチャンス。
しかも、特別な知識がなくても始められます。
現状の仕事にストレスを感じるのであれば、転職サイトをのぞいてみましょう。
いろんな仕事の可能性が広がります。
テレビが好きなら、テレビ業界も転職先の一つとして、考えてみてはいかがでしょうか。
