CM・広告の仕組み PR

醤油のCMをやる時はどんな表現がいいか

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は醤油のCMをやる時にどんな表現をすればいいのか、ということを考えていきたいと思います。

日本人には欠かせない調味料と言っても過言ではない醤油ですが、

地域によって味の好みが違ったりもしますので、マーケティングの方法も悩みますよね。

醤油に関するアンケート調査の結果などを踏まえながら考えていきましょう。

家族形態によって醤油購入時の重視ポイントが違う!

【醤油に関する意識調査】という記事によると、

家庭内にいろいろとある調味料野中でも欠かせないと思う調味料は塩や砂糖を抜いて醤油が1位。

「醤油を選ぶ際、重視するポイントは何ですか」という質問では、世帯人数によって異なる傾向が見られました。

2人以上同居の世帯では、73.7%で「味」が1位。

一方、1人暮らしの世帯では「値段の安さ」が66.7%で1位となっています。

家族がいる世帯では値段の安さよりも味を重視する傾向にある。ということですね。

えいぞーさん

私も家族と一緒に暮らしていますが、味にこだわって、ずっと同じ醤油を買い続けています…!

この結果より、まずはターゲットを単身者にするか、それとも家族がいる人にするか、ということを決めてマーケティング方針を考えていくと良いかと思います。

逆に安さが売りの商品なのであれば単身者向けにすれば良いでしょうし、味が売りの商品なら、ファミリー向けで考えていくと良いでしょう。

ちなみに味と安さ以外の項目では、

  • 品質が良いだろうと判断される価格(付加価値のある醤油)
  • 容量
  • メーカー

といった項目が上位を占めていました。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

醤油のこだわりは「使いすぎない」「鮮度」

【醤油に関するアンケート調査】を見てみると、

しょうゆのこだわり・気をつけていることでは、以下のような回答がありました。

・ついつい使いすぎてしまうことが多いので、少量を心がけています。(男性 26歳)

・料理では濃口醤油を使用し、かけたりつける場合は、生醤油を使用する。(男性 26歳)

・健康面から減塩タイプのしょうゆを使っています。(男性 42歳)

・札幌以外で作っている地方の醤油製造業者のもの(男性 75歳)

・食材に合うしょうゆを使い分けている。大手メーカーではなく、地元の小さいメーカーを取り寄せて使用(男性 51歳)

・だし入り昆布しょうゆが好きです。開封後は必ず冷蔵庫で保存しています。(女性 28歳)

・鮮度をキープする容器の醤油を必ず購入する。(女性 28歳)

・薄口醤油はそんなに使わないのでパウチ型で買っている(女性 46歳)

・酸化を防ぎ冷暗所で保存し早めに使い終わるようにしている。(女性 78歳)

この回答をみると、

  • 醤油を使いすぎないようにしている
  • 減塩タイプを使っている

という回答に目が行きます。

醤油は美味しいものだけれど、使いすぎると身体に悪いと思っている、ということですね。

こういった健康意識が高い人向けに、使いすぎない工夫がされている醤油(目盛がついていたり、注ぐ時に量が多く出過ぎないようになっているなど)だと、アピールしやすいかもしれません。

健康志向が高い人をターゲットにした醤油、という押し出し方が良いと思います。

さらに、

  • 開封後は必ず冷蔵庫で補完
  • 鮮度をキープする容器の醤油を必ず購入
  • 酸化を防ぎ冷暗所で保存し早めに使い終わる

といった回答から、醤油の鮮度を気にしている方も多い、ということがわかります。

鮮度を保つ工夫がされている商品ならそこにフォーカスをあてたり、

「こうして保存すると長く醤油の味を損なわないで楽しむことができます」というようなチップス系のCMにしてみるのも良いかもしれません。

食品系の商品に関しては「一度試してもらう」ということも効果的ですので、

視聴者プレゼント企画などを実施してみるのも良いかと思います。

関連記事:テレビでの視聴者プレゼント企画をやるのにおすすめな企業

テレビCM放送エリア

都道府県別しょう油消費量では、醤油消費量を人口比で按分した数値が出ており、

消費量が多い順に、

  1. 山形県
  2. 鳥取県
  3. 青森県
  4. 鹿児島県
  5. 大分県
  6. 佐賀県
  7. 秋田県
  8. 岡山県
  9. 長崎県
  10. 新潟県

という結果が出ていました。

中でも山形県の消費量は突出して高く、

これは山形市で醤油味ベースの芋煮が盛んなのが理由ではないかという見解です。

こういった地方都市であれば50万円〜100万円程度からテレビCMを放送することも可能ですので、

醤油の消費量が多い地域をいくつか選んで、複数のエリアでCMを放送し、反応の違いなどを分析してみるのも良いかもしれません。

また、このランキングでは食塩消費量や脳梗塞死亡者数、高血圧患者数と正の相関があることがわかっています。

そのため、醤油の消費量が多いエリアでは健康のことが気になる方も多いのではないかと思います。

そういった表現を取り入れつつ、美味しい醤油であるということがうまく伝わるようなCMになると良いでしょう。

関連記事:食べ物のCMはどんなものが効果的?「健康」と「値段」がキーワード

弊社ライズアドバートでは、CM制作からCM放送枠の獲得・放送までをワンストップサービスでご提供しております。

お気軽にご相談ください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

弊社ウェブサイト








    15秒30秒のスポットCM広告を出したいタイムCMを出したい見積もりが欲しい広告全般のご相談