弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は低温調理器のテレビCMをする時にどんな内容にするべきか、どんな広告戦略で打ち出していけばいいのか、ということを考えていきたいと思います。
コロナの影響なのでしょうか、周りで料理に凝る人がすごく増えたなと感じます…!
低温調理器は時間がかかるツール、というイメージですが、
お家の中で過ごす時間が多くなったコロナ禍あたりから、使っている人をよく見かけるようになりました。
さらに社会全体で健康志向が高まったというのもあると思います。
調理器具を買うタイミング
調理器具に関するアンケート(ウーマンスタイル実施)を見てみると、
キッチン家電や便利調理器具を欲しくなるきっかけは?(複数回答可)という設問において、
- メディアで紹介されたのを見て…65%
- 使っているものが古くなった・壊れた…52%
- 友人・知人等のクチコミ…36%
- 店頭で見て…31%
- インターネットのサイトやSNSからの情報…19%
- その他…5%
- あまり関心がない…2%
という結果が出ていました。
一番は「メディアで紹介されたのを見て」という理由になっているのに注目です。
私もついついテレビで紹介されていたり、通販番組でやっているのは欲しくなってしまいますし、
友達が使っていて「いいな〜」と思うことも多いですね〜!
調理器具はどのように使うのか、どれくらい便利なのか、ということが一瞬では伝わりにくいというのもあり、
通販番組のように、実演があると興味を持ってもらいやすいのかなと思います。
昔は「よく切れる包丁」みたいな商品もよく、お店で実演販売をしていたりしましたよね。
大型の家電屋さんに行くと、調理器具は実演販売をしているものもまだまだあります。
こういった点を踏まえると、テレビメディアとの相性はとても良いのではないかなと思います。
また、同アンケートにおいて、「キッチン家電や調理器具を選ぶときのポイントは?(複数回答可)」という設問があり、以下のような結果となっていました。
- 手軽・簡単…69%
- 価格…62%
- アイデアがいい・便利…54%
- 使用頻度…50%
- 時短…46%
- 見た目…22%
- 安全性…19%
- 本格的…10%
- その他…6%
- 特にない…0%
この結果を見てみると、いかに手軽で簡単かということが大事だということがわかります。
特に気になるのはお手入れの部分なのではないでしょうか。
洗うのが大変な調理器具はだんだんと使わなくなりますね笑
そのため、どのように料理を作れるか、ということも大事ですが、
お手入れが簡単である、ということもCMではアピールポイントになるのではないかな、と思います。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
低温調理器を使ったら…と想像してもらえるCMに
低温調理器は家庭でも簡単に凝った料理が作れるというのが売りですよね。
ですが、低温調理器を使ったことがない人からすると、どんな料理を作ることができるのか、ということがいまいちわからないと思います。
そこで、テレビCMでは「こんな料理を作れます」というのを紹介してみるのも良いのではないでしょうか。
低温調理器を使って作れる料理としては、
- サラダチキン
- 鶏ハム
- ローストビーフ・ローストポーク
- チャーシュー
- 温泉卵・ゆで卵
といったものだと思います。
これを見ると、高タンパク低脂質な料理が簡単に作れる、という感じがしますね。
しかもちょっと凝った料理で楽しい感じがします。
これらの料理を紹介して、「これ全部、この低温調理器で作っています」というようなやり方にしてみるのもいいかもしれません。
少し長尺のテレビCMにしてみたり、通販番組で紹介するというのもいいと思います。
関連記事:通販CMはどうやって作れば効果的?
ターゲット層を決める
私の周りだと、低温調理器を使っているのは男性の方の方が多いように思います…!
先ほどご紹介した低温調理器で作れる料理一覧を見てみても、高タンパク低脂質な料理が多く、トレーニングをされている男性に人気そう…という感じがしますよね。
調理器具というと女性のイメージが強いですが、あえて男性をターゲットにしてCMをやってみるというのもいいかもしれません。
ユーザー数が少ない層だったとしても、あえてそこをターゲットにテレビCMをやることによって「印象に残るCM」になれることがあります。
例えば最近は男性向けのメイク用品のCMが徐々に多くなってきています。
今までメイクといえば女性、というイメージだったものが、男性向けのものが発売され、広告として打ち出されることで、それだけで話題になるのです。
健康志向の高まりからか、独身の男性が料理をする、ということも増えました。
あえてそこをターゲットとしてみるのも良いかもしれませんね。
ご予算や内容に合わせて広告プランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方