学習塾の広告はどのようにやったら効果的なのでしょうか?
学習塾の広告をよく目にすることがありますが、
「この広告で集客をするのは難しいだろうな」と思うことがしばしばあります。
それは「塾生受付中」という言葉が全面に押し出されているような広告です。
それよりももっと押し出すべき広告文句があるはずです。
今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが学習塾の広告について考えてみたいと思います。
学習塾は高い
学習塾というのは基本的にものすごく金額が高い買い物になります。
子供一人、学習塾に通わせるのに、月額2万円〜7万円ほどかかるんですね。
入塾料や教科書代金などを入れれば、1年間続けるだけでも平均して約50万円ほどはかかる計算になります。
受験期の場合は特別講座も増えたり、長期休暇の時は講習もありますから
それよりももっと高い費用がかかってくること十分有り得るわけです。
大体こういった学習塾というのは入塾料にまとまったお金がかかったりするものなので
簡単に入って、ダメだったら辞める、ということができません。
しかも子供が勉強する環境なわけですから、できればしっかりと吟味して、一つの学習塾に長くいられるようにしたいと思うと思います。
だからこそ、「高い学習塾」でも納得してもらえるような広告誘導をしなくてはいけない、ということです。
広告で押し出すべきは「塾生募集」ではなく
体験教室や、イベントのお知らせ、カウンセリングといった内容の方が、よりきっかけとなりやすいでしょう。
つまり広告の第一目的は「集客」をすることではなく「問い合わせを増やす」ことなのです。
バックエンドとして集客がある、ということですね。
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他社との差別化
学習塾は競争率の高い業態だと思います。
大きな学習塾もたくさんありますし、いざ学習塾に子供を通わせようと思っても
いろいろな学習塾があって、結局どの学習塾が良いのかわからない、というのが親の本音だと思います。
だからこそ、学習塾の広告を出す時は、その学習塾が他の学習塾と比べてどう違うのか、ということがわかりやすい方が
効果の出やすい広告となるでしょう。
例えば
- こんな先生がいます
- クラスを細分化していて、よりレベルに合った授業を受けることができます
- 行き帰りには最寄駅まで引率があります
- 授業時間以外でも学習スペースを自由に利用することができます。
- 図書貸出サービスがあります
- 質問教室があります
- セキュリティ対策が万全です
そういった、他の学習塾にはない独自の売りのようなものが広告に入っていると、より広告に引き込まれやすいのではないかと思います。
これは授業のクオリティや講師のクオリティだけに限ったことでなく、
先述したように「行き帰りは最寄駅まで引率」というのも学習塾のサービスとしては良いサービスだと思います。
授業のクオリティはどこも高くするのが当たり前の業界でしょうし、
それを求めてお客さんは集まるわけですから、そこではなく、
それ以外の部分で「良い」と思ってもらえるサービスを提供し、
それを広告として押し出すのも一つの手段なのではないかなと思います。
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広告を見るのは親
もっとも重要なことは学習塾の広告を見て学習塾に問い合わせをしたり、実際に見学に子供を連れて行くのはその子の親だ、ということです。
つまり広告の訴求ターゲットは親世代。
親に良いと思ってもらえなければ学習塾の塾生を集めることはできません。
例えば私の友人が通っていた学習塾では
塾に到着するとカードを所定の場所へかざすようになっていて、そのカードをかざすと、自動的に「塾に到着しました」というメールが親に送信されるようになっている、というサービスを行っていました。
帰りもそのカードをかざすことで、今度は「今塾を出ました」というメールが送信されるようになっています。
こういった授業のクオリティとはまた別のサービスが非常にその学習塾に通っている子供の親から好評だったんですね。
こういったことを広告で押し出していくのもいいのではないかなと思います。
また、親世代がなるべく広告に触れやすい箇所を狙って広告を出すことも大切です。
雑誌広告などはターゲット層がすでに雑誌の固定ファンとしてついているので
そういった広告も効果的でしょうし、
インターネット上の広告であれば、性別や年齢、地域などで絞り込んで広告を出すことも可能です。
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広告を出すなら
弊社ライズアドバートは広告代理店ですので
広告を出したい、という皆様のご予算やご希望に合わせた広告プランの提案をさせていただいております。
広告の出し方がよくわからない、という段階でもかまいませんので、
ご興味、ご関心がございましたらまずは下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。
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では今日はこのあたりで。