テレビ番組は毎日放送を行っています。
特に帯番組と呼ばれる、平日毎日放送があるような番組の場合は、番組の中にいくつもコーナーがあったりして
日々放送内容を考えていかなくてはいけません。
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社で、主に情報、報道番組の制作に携わっています。
こういったジャンルの番組は特に生放送の帯番組が多く、その分「リサーチ」と呼ばれる番組の企画やネタのための情報収集をする業務も多くなるんですね。
リサーチは誰がやってるの?
以前はリサーチャーと呼ばれるリサーチ専門の職業があったのですが、
現在はインターネットでも簡単に情報収集をできるようになっているので、アシスタントディレクターがこのリサーチ業務を兼任することが多くなっています。
放送頻度の高い情報・報道番組では、アシスタントディレクターがリサーチを行い、ネタを拾ってきて企画案を提出し、
それがそのまま採用になる、ということも珍しくありません。
意外と新人でも、テレビ番組制作の根幹に携わっていけるのが特徴です。
実はこれがとにかく経験を積みたい、という方には情報・報道番組をおすすめする理由です。
他のジャンルの番組はほとんどの番組が放送頻度多くても週に一回ですが、帯番組のスタッフであれば、かなりの頻度でオンエアを経験することができるので
成長スピードも著しく高くなるんですね。
なるべく早く経験を積んで、制作についてノウハウを理解してから、他のジャンルの制作に移ってみる、
といったキャリアの積み方がいいんじゃないかな、と考えています。
実際、企画案を出す、くらいのレベルになると、他のジャンルの番組ではアシスタントディレクターがやる、ということはあまりありません。
企画会議ではアシスタントディレクターに発言権がなく、メモをとるか、書記の役割をするか、くらいしかないようなところもあります。
リサーチをすることはあっても、それを企画としてまとめて提出するのはディレクターだったり。
なので情報・報道のジャンルにいれば、比較的早く制作の根幹に携わっていくことができると思います。
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ネット検索がほとんど
最近のリサーチ業務はほとんどがネット検索になっています。
例えば話題のスイーツなどを検索する時も
Googleニュースなどで「スイーツ」を検索すれば、ネット上で話題になっているスイーツが出てきますし、
「インスタ映え スイーツ」なんかで検索すると流行のスイーツを検索することができますよね。
ネット上ではネット記事などになっていて少しずつ話題性が出てきていても、まだテレビ番組に取り上げられていないお店などもあります。
そういったお店を探して取材を申し込んだりしています。
もちろん何軒か候補出しを行って、実際にスタッフがまずはお客さんとしてその店に出向き、
そのお店を取材して、こちらが思うような素材を撮れるかどうか、ということをチェックして、最終的に取材の申し込みをするのが一般的です。
関連記事:テレビ番組ロケの現場はどんな雰囲気?同行の際、注意する事とは?
ブログやSNSもチェック
ネットニュースだけでなく、ブログやTwitterなどのSNSもリサーチの時によく使われています。
Twitterなんかでは、実際に事件現場などのいた人が撮った映像を「視聴者提供映像」としてお借りすることもあります。
他にもブログも例えばアメブロなどではブログそれぞれにタグ付けがされているのでアメブロ内での検索を使うことができますし
Twitterもワードで検索ができますし、Instagramもタグ検索ができるようになっていますよね。
例えば激辛グルメの企画なら、「激辛」というワードを検索するだけでも大量の激辛関連の情報を見ることができるようになっています。
こういったものもかなりチェックしています。
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出演者の検索も
ちなみに最近は芸能人だけでなく、一般人の方にもゲストで出演していただく番組が増えているので
ネットでリサーチを行って、出演依頼をする、ということも増えてきています。
面白そうな人のブログや、TwitterなどのSNSで話題になっている人へ、直接出演交渉を行うことがあります。
テレビ番組の内容もどんどん変わってきていて、芸能人だけが出演して台本の通りに作っていく番組よりも
あまりテレビ慣れしていない素人さんが出演している番組の方が、意外と面白かったりするものなんですよね。
最近は特にそういった傾向が強くなってきていると思います。
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ということで今回はテレビのリサーチ方法についてご紹介してみました。
弊社ライズプランニングでは番組制作に携わってくださるアシスタントディレクターの方を募集しています。
未経験の方でもかまいませんので、ご興味がございましたら下記フォームよりエントリーしてください。
では今日はこのあたりで。
