テレビADとして働き始めるのに、どのような服装で仕事をしたらいいのか悩む新人の方が多いようです。
一口にADと言っても働き方は色々あって、仕事の内容に合わせた服装が求められますので
今回はテレビ局出向型の番組制作会社である弊社がテレビADの服装についてご紹介してみたいと思います。
スーツを着なくていい仕事
一般的な企業に就職するとスーツを毎日来てかっちりとした服装で仕事をしなくてはいけないのが当たり前ですよね。
テレビ業界ではスーツを着ている人は少ないです。
特にADの仕事の場合は服装に求められるのは「動きやすさ」「機能性」です。
女性の場合でもパンツスタイルが当たり前。
スカートはなかなか着て行くことができません。
逆にスーツを着て仕事をするのが嫌だという人にとっては楽な格好で仕事ができるのでテレビADの仕事は良い仕事と言えるかもしれません。
実際にスーツを着て仕事をするのが嫌でテレビ業界を選んだという人もいるくらいです。
動きやすい格好で仕事ができるので窮屈な仕事ではないと言えるでしょう。
関連記事:テレビ番組ロケの現場はどんな雰囲気?同行の際、注意する事とは?
収録の場合
スタジオなどで収録をする場合はラフな格好の人はとても多くTシャツにパーカー、ジーンズ、靴はスニーカーという人も多いです。
特に機材を扱う場合は、ジーンズくらい厚みがあるズボンの方が怪我をしにくいという利点もあるのでシーズを着てきてと言われることもあるでしょう。
動きやすい格好であれば服装にはあまり気をつけなくても大丈夫です。
忙しくて服装まで手が回らないという人もいます。
関連記事:ディレクターになってから休みはあるの?現場に出る大切さ。
ロケの場合
ロケの場合は、場合によってはお店を訪ねたり、企業の中を撮影させていただくということもあります。
そういった仕事の場合はやはり少し身なりには気を使った方がいいかもしれません。
ジーンズよりもチノパンの方が良いでしょうし、ジャケットをひとつ持っておいた方がいいかもしれないですね。
急な案件でそういったロケの現場に立ち会わなくてはいけないこともありますから、
普段の仕事で使わなそうなカジュアルな格好もワンパターンは持っておいたほうがいいと思います。
それでもやはり一番大切にしなくてはいけないのは「小回りが利く動きやすい格好である」という部分ですから
カジュアルな格好をすることによって小回りが利かなくなるようでは困ります。
なんとなく見た目は清潔感のある格好であれば問題ないでしょう。
やはりロケで大手の会社にお邪魔させていただくこともあるので、そういった時に相手に不快な気持ちを与えない、ということは大切なことだと思います。
ロケに入っているチームはどこかのテレビ局が委託している番組制作会社の人たちかもしれないけれど、迎え入れてくださる企業側は「テレビ業界の人」というひとくくりでロケのチームを見てきます。
そこで「テレビ業界の人は汚い」というイメージを持たれてしまうと、もしかしたらもうテレビの取材を受けてくれなくなってしまうかもしれません。
それはテレビ業界全体にとってマイナスなことになってしまいます。
テレビの仕事は一般的な企業で働く仕事とは少し違うかもしれませんが、社会的なルールというのはクライアントがいる以上守っていかなくてはいけません。
特殊な仕事であるとはいえ、ある程度社会的なマナーを身につけておくことも大切だと言えるでしょう。
長時間の外ロケに耐えられる格好
ロケでは長時間外で撮影をしなくてはいけないということもよくあります。
どんなに寒くて雪がすごい日でもロケをしなくてはいけない時があるし、反対に暑くて倒れそうな日でもやはり長時間外にいなくてはいけないことがあります。
そういった長時間の外のロケに耐え得ることができる服装でいるということも大事なことです。
寒い日は多めにホカロンを持って行って、肌着なども複数枚重ね着する。
暑い日は水分をこまめにとって、なるべく速乾性のある服を着る。
そういった長時間の素小分けに合わせて服装を考えることも大切です。
関連記事:ADとしてテレビ局で働くのに向いている人、向いていない人
ジーンズ禁止の場合もある
ポスプロなどではジーンズが禁止の会社もあります。
映像制作の仕事でもクライアントを意識した仕事の仕方をしている企業も増えてきていますから、
制作会社のホームページなどを見てどのような雰囲気でスタッフが働いているのかというのを参考にしてみるのもいいかもしれません。
スーツを着なくていい仕事ではあるけれど、常識ある格好が求められることもあるので、
仕事に行く現場にどんな人がいるのかということを考えて服装を決めると良いかもしれないですね。
関連記事:映像制作の仕事がしたい!と思ったらどんな働き方がある?
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では今日はこのあたりで。
