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バイラル動画とは?どんな風に作るのか

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バイラル動画という言葉を最近映像業界で聞くようになりました。

今回はこのバイラル動画が一体どういったものなのか、どのように作るのか、ということを解説していきたいと思います。

バイラルは「ウイルス性」という意味

バイラルは英語だとViralと書き、日本語訳すると「ウイルス性」という言葉になります。

つまり、バイラル動画というのは「ウイルス性の高い動画」という意味ですね。

ネット業界だとウイルス性が高い、と言われるとなんだか恐ろしいもののように感じます。

えいぞーさん

「パソコンがウイルスに感染しちゃって〜!」みたいなこと、よく言いますもんね〜

ですがこのバイラル動画で言うところのウイルス性というのは、「拡散されやすい」という意味で使われています。

クチコミやSNSなどで、動画がウイルス感染のように広がっていく、という意味からつけられた呼称なんですね。

要は「バズる」というのと同じ意味です。

バイラル動画=バズった動画

と置き換えて考えても良いでしょう。

関連記事:テレビCMとネット動画CM、その違いは?どちらを選べばいい?

バイラル動画の特徴

バイラル動画は、そもそもバイラル動画として作られるわけではありません。

バズった動画をバイラル動画とするなら、動画を作った時点でその意図はあまりなく、結果的にバズった、という流れが多いでしょう。

ただ、意図して制作されたバイラル動画ももちろんあります。

バイラル動画の特徴を理解し、意図的にバズる動画を制作することも可能なのです。

ではバイラル動画にどんな特徴があるのか、見ていきましょう。

短尺で惹きつけるインパクトがある

バイラル動画はSNSなどで拡散される必要があるため、とにかく短尺でインパクトがある必要があります。

SNSを見ている人は多くの投稿をタイムライン上で追っていますので、一つの投稿をそこまで長く注視しません。

最初の数秒で面白くないと思った動画は見られない動画になってしまうので、ほんの数秒で心を掴む必要があります。

YouTubeの広告なんかも5秒は絶対にスキップできないようになっているものが多いですよね。

ショート動画という機能が出てきたり、LINEでもLINE VOOMという動画が見られる機能がついたり、

最近は本当に短尺動画ブームです。

火付け役はTikTokだと思いますが、本当に色々なプラットフォームで短尺の動画をどんどん見ていく、ということができるようになりました。

とにかく最初の5秒以内で思わず手が止まってしまうようなインパクトを持ってくること。

これがバイラル動画の特徴です。

他の人に見せたくなるような動画

バイラル動画はシェアをすることでウイルス感染のように広がっていく動画です。

つまり「他の人に見せたい!シェアしたい!」と思ってもらう必要がある、ということですね。

えいぞーさん

可愛らしい動画のお茶目なドジ動画や、すでに使われているAIのすごさを共有する動画など、私もついつい友達に「これすごいよ〜!」と見せたくなってしまう動画がよくあります…!

動画を作れば勝手に広がっていくわけではなく、大勢の人に「シェアしたい」と思ってもある必要があります。

バイラル動画を作る時は、逆に「自分はいつもどんな動画を他人とシェアしたくなるか」ということを考えてみると、ヒントが見つかるかもしれません。

人が真似したくなる動画

シェアしたい、というのに少し近いですが「真似したくなる」というのも大切な要素です。

例えばTikTokではプラットフォーム内で有名な振り付けがあり、それを多くの人が真似して動画を撮る、というムーブメントがありますよね。

他にもヘアアレンジなどは注視する人が多い傾向があります。

「自分の生活に取り入れたい、今度自分もやってみよう」と思ってもらえるということが大事なわけです。

SNSでは「#〇〇チャレンジ」というようなハッシュタグが付いて動画が拡散されることもあります。

関連記事:YouTubeの動画広告の種類について解説。

企業がバイラル動画を制作する時のメリットと気をつけたいこと

最近ではこういったバイラル動画を企業が制作してマーケティングに利用していく、と言うケースも増えてきています。

企業がこういったバイラル動画を利用するメリットと、気をつけたいことを確認してみましょう。

バイラル動画はコストを抑えられる

ユーザー間で勝手に動画が拡散されていくバイラル動画は、非常にコストパフォーマンスが良い広告になります。

動画の制作費用はかかっても、放送枠を購入したり、出稿するための費用がかかることはありません。(もちろんYouTubeやTwitterでお金をかけてプロモーションとして掲載していく場合はお金がかかりますが)

予算を抑えて広告を出したい時は良い方法でしょう。

ただし、バイラル動画はあくまで結果的にバイラル動画になるものであって、

動画制作時に「バイラルになるかどうか」はわかりません。

一発でバイラル動画を作る、というのではなく、

何度か試行錯誤してく必要があると考えておいた方が良いでしょう。

炎上リスクがある

短尺で印象に残る動画というのは、それだけ冒頭で過激な表現が使われやすくなります。

それによって思わぬ炎上を招いてしまうリスクもあります。

バイラル動画は一度拡散され始めたらコントロールをすることができません。

ネガティブな拡散のされ方をされても、途中で止められない可能性が高いので、充分なリスクヘッジが必要です。

できれば社内でも色々な属性の方に見ていただいて、感じたことを率直にヒアリングする、というような機会をもうけた方が良いでしょう。

関連記事:企業が作った動画が炎上しないために制作の時点で気をつけるべきこと

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。







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