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テレビ撮影でも使われるウェアラブルカメラとは?どんな映像になる?

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作に携わっています。

今回は、近年テレビ番組撮影でもよく使われるようになってきたウェアラブルカメラについて。

テレビ番組撮影のどのようなシーンで使われるのか、どんな映像が撮れるのか、ということを解説してみたいと思います。

ウェアラブルカメラとは?

テレビ撮影の現場では、一昔前まで業務用のカメラばかりが使われていましたが、

今はドローンにミラーレス一眼など、最近はプロデューサーが使用するカメラにも色々なバリエーションが出てきました。

その中の一つとして使われているのがウェラブルカメラ。

実は割と昔から使われているカメラでもあります。

ウェラブルというのは「装着できる」という意味です。

例えば、背が高い人の頭につけて撮影をすれば、その背が高い人の視点で撮影ができます。

逆に、子供に装着すれば子供目線で撮影をすることができます。

動物番組ではペットの動物に装着する、というようなシーンも見受けられますね。

誰かの目線で世界を撮影することができるというのがウェラブルカメラの面白さです。

特定の目線の再現をすることで、映像の表現にリアリティを持たせることができます。

誰かの目線をそのまま映すことができるウェアラブルカメラで撮影された映像は、

視聴者を世界観に没入させることができる効果があります。

関連記事:【初心者向け】テレビカメラ撮影をする時のチェックリスト

テレビ番組撮影でよく使われているウェアラブルカメラ

では、実際にテレビ番組の撮影ではどのようなウェアラブルカメラ(アクションカメラ)が使われているのでしょうか?

実際にテレビ番組撮影の現場で使用されているカメラをいくつか紹介してみたいと思います。

以前からよく使われていたのはGoPro。名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

バラエティ番組のロケやドキュメンタリー番組まで、非常に多くの場面で使われているカメラです。

『水曜どうでしょう』などの人気番組でも使われていたと思います。

最近はGo Proの利用は減ってきており、SONYやPanasonicなどの国産カメラがかなり多く使われるようになってきました。

顔の横につけて、視点カメラとして使われているケースが多いです、

  • 世界の果てまでイッテQ!
  • NHKのドキュメンタリー番組

などで使われており、ハードな外ロケでも耐えうるカメラ、という感じですね。

Panasonicのカメラは視点カメラとしては最適です。

ただ円筒状のため、水平が保たれにくく、傾きやすいという声がよく聞かれます。

どちらかというと、SONYのカメラの方がよく使われているようですね。

一応付属のヘッドマウントがついており、より目線に近い位置でカメラが固定されるようにはなっています。

関連記事:情報番組のロケで使われているカメラワークを事例付きで紹介!

ウェアラブルカメラで撮った映像の映像効果

では、ウエアラブルカメラで撮った映像にはどのような映像効果が期待できるのでしょうか?

実際にテレビ番組の撮影ではどのように使われているのか、ということを考えながら、解説してみたいと思います。

リアルな目線を再現

先述したように、頭の横や胸元にカメラを装着することで、「誰かの目線」を撮影することができるウェアラブルカメラ。

絶景ポイントや、目線の高さなどを強調したい時、

人間以外のものの目線をそのまま伝えたい時などに有効です。

動物ドキュメンタリーなどでもよく使われますね。

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激しい動きも上手く映像にできる

ウェアラブルカメラはアクションカメラと呼ばれることもあり、

何かに装着することもできますし、耐久性があって防水性能が高いものも多いです。

なので、激しい動きをする時に装着して映像を撮影することもできます。

サーフボードに取り付けてサーフィンの映像を撮ったり、

ダイビングをする時の視点映像を撮影したり。

私は以前、登山をする時に首にかけて撮影をしたりしたこともあります。

かなりの高さや傾斜を登って行ったので、撮れた映像もなかなかスリルがあって良かったですね。

割と足元が危ない場所なんかもあったりして、

そういうところはとても臨場感のある映像が撮れたと思います。

それからGo Proを録画したまま部屋の窓から外へ投げる、という撮影をしたこともあります。

これは飛び降りるシーンの撮影だったのですが、実際に人間は飛び降りてはおらず、カメラだけを投げました。

頑丈だからこそできる撮影だと思います。

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定点撮影にも

ウェアラブルカメラ、と言われますが、動くものに装着しなくてはいけないというわけではありません。

とても小さく小回りがききますので、壁やちょっとした物陰に設置するということもできます。

たとえばドッキリの撮影、とかでも使われやすいですね。

弊社では実際にプロが現場で使うカメラを使用した研修なども行っています。

テレビ業界に興味のある方、エントリーをお待ちしております。

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長倉 さやか
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