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番組制作会社に入って新人ADがびっくりすること

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今回は番組制作会社に新しく入った新入社員であるADが実際に番組制作の仕事をしてみてびっくりしたことについて、話してくれることをまとめてみました。

ADとして番組制作に関わってみたいけれど、どのような働き方なのか気になるという人は多いと思います。

今でこそ番組制作の裏側というのはテレビでもYouTubeでも紹介されることが多くなりましたが、まだまだ世間的には謎の多い仕事なのではないでしょうか。

特に新人ADが仕事を初めて見て感じることというのは、これから番組制作会社に入社しようか検討している人には役に立つのではないかと思います。

番組制作には思ったよりお金がかかる

番組制作に携わるようになると、何にどれくらいのお金がかかるのか、制作にかかるお金の内訳を知ることができるシーンも多いです。

もちろん番組の規模にもよりますが、番組の制作では本当に大きなお金が動いています。

数百万円、数千万円という数字を見ることもあるでしょう。

そういった数字はなかなか別の仕事でも見ることはなく、またいつも無料で見ているテレビにそんなにお金がかかっているのか、と驚く新人ADさんは多いです。

ADのうちは基本的にはディレクターに指示されたことをこなしていくのがお仕事の大半になると思いますが、ディレクター、もしくはプロデューサーという立場になれば、今度は予算をいくらにするか、その予算でどんなことができるか、ということを考えて自分で番組制作を組み立てていかなくてはいけなくなります。

ADのうちから意識するのは難しいかもしれませんが、制作費の内訳を見ることができる機会があれば、どんなものにどれくらいのお金がかかっているのかしっかりと見ておくといいでしょう。

そういった感覚が身につくと、自分でお金を管理して動かさなくてはいけなくなった時になんとなくの金額のイメージがつきやすくなります。

特にバラエティで作るスタジオセットなんかはお金をかけようと思えばいくらでもお金をかけることができる部分ですよね。

テレビ番組を見ながら、そういうところにも注目してみるといいかもしれません。

関連記事:テレビスタジオのセットはどのようにして出来上がるのか

撮影よりも準備の仕事の方が多い

番組制作の仕事をする前は、番組制作はほとんどがスタジオ撮影やロケなのではないか、と思っている方が多いみたいです。

実は撮影やロケよりもずっと時間がかかるのが撮影までの準備。

その中でもADが一番最初にやる仕事なのがリサーチ業務です。

その名の通り調べる仕事なのですが、インターネットだけでなく、時には図書館なども利用してリサーチ業務を行います。

最近はネットでのリサーチの特化した部署を設けているテレビ局もあるほど、仕事量としては膨大です。

リサーチ業務が終わったら今度は取材先に仕込みと言われる取材依頼、許可取りを行い、必要なものをそろえてやっとロケに行くことができます。

関連記事:番組リサーチの仕事ってどんなことしてる?どんな働き方?

新人のADでもネタ出しの宿題が出ることは多いです。

そしてそれが通ることも多いです。

企画案を練ったりするのは上の人たちだけだろうと思っている人が多いのですが、レギュラーでやっている番組は、コーナーなどの大枠は決まっていても、その中でどんな内容を取り上げるのか、というのは毎週考えなくてはいけないことです。

そのため、そういったネタ出しは必然的に新人ADでもやることになります。

私生活を送る中でも、「これは番組で扱ったら面白いんじゃないか?」ということを考えながら過ごすことが多くなると思います。

えいぞーさん

ADの仕事をやり始めてから物事の見方が変わった、と言う人は多いです!

関連記事:ADでも仕事の企画が通ることがある

突然キレる、みたいな怖い人はいない

これもよく言われることですが、「番組制作の現場ではものすごい剣幕で怒る人や、物を投げたりする人が一人くらいはいるんじゃないかと思っていました」という話が多いです。

確かに番組制作にそういうイメージがある人もいるでしょう。

私もその時代のことは詳しくないのですが、数十年前は割とそういったことが普通にあったそうです。

しかし今はもちろんそういったことはありません。

テレビ業界も一般社会と同じく、ハラスメント対策にも力を入れています。

チームワークが大切な現場でもありますので、怒鳴ったり物を投げたりという人は問題視されるようになり、すべての現場を知っているわけではありませんが、今はそういったことはほぼないと思います。周りでもそういう話は聞きません。

関連記事:テレビプロデューサーのイメージと実際のギャップ

意外と休める

テレビ局では働き方改革が推進されており、なるべくきちんと休みがとれるように、という流れになってきています。

もちろん完パケ系の番組(編集が必要な番組)はどうしても夜通し編集室に籠る、というようなこともありますが、その場合はきちんとその後で休みが取れるように調整します。

また弊社の場合は情報・報道番組をメインに扱っておりますので、そういった現場は生放送番組が多く、生放送は編集の必要がない上にスケジュールも想定しやすいので休みがかなりきちんととれる現場が多いです。

関連記事:報道・情報番組で番組を作る、2年目のADさんにインタビュー!

えいぞーさん

番組制作のお仕事にご興味がある方、エントリーお待ちしております!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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