テレビ業界の裏話 PR

ADとして働くならどんな番組ジャンルがいいの?

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テレビ番組にはいろいろな番組ジャンルがありますよね。

  • ドラマ
  • バラエティ
  • ドキュメンタリー番組
  • 音楽番組
  • 情報番組
  • 報道番組

などなど。

 

アシスタントディレクターとして働きたいと思った時、この番組ジャンルはどのように選んだらいいのでしょうか?

 

弊社ライズプランニングは番組出向型の制作会社で、

扱う番組としては情報番組、バラエティ番組がメインとなっている会社です。

 

入社していただいてから研修を行い、なるべくご本人の希望をうかがって希望に沿った番組にADとして入っていただけるように手配します。

 

ただほとんどの人はこの時点でテレビ業界未経験ですから、「どの番組に行きたいか」というのは「普段どの番組を見ているか」くらいの要因でしか決めることができません。

実際に現場に入って仕事をしてみないことには、番組がどのように作られているかもわからないですもんね。

 

これからどの番組ジャンルのADになろうか、悩んでいる人へ向けて

それぞれの番組の特色や番組ジャンルの選び方について今回はお話してみたいと思います。

 

人気の高いドラマ・バラエティ番組

 

やはりドラマ・バラエティ番組は人気が高い番組ジャンルです。

ドラマやバラエティ番組を見てテレビ業界に憧れを持ってこの業界を志望した、という人も多いですからね。

 

人気が高いドラマ・バラエティジャンルですが、なかなかにハードな現場が多い、というのが実情です。

というのもドラマやバラエティ番組というのは生放送ではなく完パケものと言われる「収録して編集したものを放送する番組」だからです。

 

1時間番組の放送をするのにその5倍〜10倍ほどの収録を行っています。

それを編集して1時間に納めるように作っているのが完パケ番組なので、必然的に作業量が多くなってしまうという点でハードだと言えるでしょう。

 

バラエティ番組の場合はスタジオ収録とロケを半々で行っている番組や、生放送で放送している番組もあります。

番組によって構成がかなり違うので、どんな現場に入るかにもよるところはありますが、業界未経験のままバラエティ番組のADを始めると最初は戸惑うことが多いようです。

 

もちろんドラマやバラエティ番組が好きな人であれば、現場で制作をすることもきついことがあっても楽しめる、という場合もありますけどね。

 

バラエティ番組はよく「きつい」と言われているのもあって、覚悟して入ったけれど、

意外と仕事をしてみたらそうでもなかったというスタッフもいます。

 

最近はテレビ業界全体が働き方改革を積極的に推進している風潮もあるので、時代的にも改善された部分が大きいのはあるでしょう。

 

バラエティ番組なんかは特に番組の構成が番組ごとにかなり違うので、研究の意味でも「どんな構成で作っているのか」「どんなロケを行っているのか」ということに注目して番組を見てみると面白いかもしれません。

関連記事:バラエティ番組制作の現場で働く第二新卒の新人ADさんにインタビュー!

 

情報番組・報道番組

 

弊社で一番スタッフがADとして仕事をしている番組ジャンルが情報・報道番組になります。

この番組ジャンルはテレビ業界未経験の方が最初に入る現場としてはおすすめなのです。

 

というのも先に紹介したドラマやバラエティ番組と違って、時事ネタを扱うこれらの番組はスピード感が命で、

ほとんどの番組が生放送の形態をとっています。

 

情報番組はスタジオの生放送が中心で、そこにロケがあったりすることもありますが、基本はスタジオメイン。

生放送の良いところは「放送時間が終われば仕事があらかた終わる」ということです。

 

後片付けなどはありますが、完パケものの番組とは違って放送時間がきっちり決まっていて、その中で番組を作るので、「収録がおしてしまう」ということがありません。

生放送で収録がおすような状況になったらそれは放送事故ですからね。

 

また情報番組は今話題のアーティストやタレント、芸人さんがスタジオに遊びに来てくれることもよくあり、

情報番組をやりながら音楽を紹介したりタレントさんと会えたり、芸人さんのネタを間近で見たりすることもできます。

いろいろな番組の基礎を身につけるのにうってつけなのが情報番組なのです。

関連記事:テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由

 

専門性が求められる音楽番組

 

全体の傾向として音楽番組は本数が少なくなりつつあります。

昔は音楽ヒットランキングの上位に入る音楽をみんなが知っている、というような風潮が当たり前だったと思いますが

音楽も最近はサブスクリプションサービスに移行しつつあり、個人個人が好きな音楽がさらに細分化され、広がりを見せているというのも音楽番組が少なくなった原因なのではないかと思います。

 

こういった音楽番組は専門的な技術が必要で、カメラワークや音周りも複雑な動きをしています。

音楽番組でADをどうしてもやりたい、という場合は音楽番組を制作している制作会社に最初から飛び込んでみるのが一番の近道でしょう。

関連記事:音楽番組のADをやりたいという人はどうすればいいのか?

 

番組ジャンルの選び方

 

弊社では情報・報道番組でAD経験を数年積んでから、本当に自分が進みたい番組ジャンルを探してみる、という進路の決め方もいんじゃないかな、と考えています。

 

テレビ業界未経験のままにハードな現場に入ってしまうと、仕事を覚える云々の前にきついと感じてしまってテレビの仕事を嫌いになってしまいかねないと思うからです。

 

でも逆に、どんなハードな仕事でも好きだから頑張れる自信がある!という人は、大変な仕事も楽しんでこなしていくことができるかもしれません。

 

弊社ライズプランニングでは一人一人にコーディネーターがつきますので、

相談しながら進路を決めることができます。

テレビ業界に興味がある方はぜひ面接にお越しください。

関連記事:ADになったばかりはどんな仕事をするの?3ヶ月目の新人さんにインタビュー!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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