昔は大きな箱型になっているテレビでしたが、
今は薄型テレビが主流になりました。
テレビは実は1950年代に一般大衆向けに放送が開始されたもので
実はそこまで歴史が長いもの、というわけでもないんですね。
そんな浅い歴史の中でも、時代が変化するのとともに、テレビのあり方も大きく変わってきています。
テレビで視聴率が取りやすい、つまり視聴者にウケる内容というのも日々刻々と変化しており、トレンドの入れ替わりはとても早いです。
薄型テレビになってからは
- 液晶テレビ
- プラズマテレビ
- 3Dテレビ
というようなテレビにもいろいろな種類が出てきています。
そんな中で最近よく聞くのが「スマートテレビ」というものです。
テレビを買う人からすると、いろいろなテレビがありすぎて
何が何だか良くわからない、という人も多いのではないでしょうか。
今回はこのスマートテレビについて解説してみたいと思います。
インターネットと融合して作られたスマートテレビ
スマートテレビとは、薄型のテレビにインターネット機能が付いているもので、
インターネットテレビやオンデマンドサービスなどを利用することができるテレビのことを指します。
要はインターネットに繋げることができるテレビ、ということですね。
スマートテレビは常時インターネットに繋がっているので
今まではパソコンかスマートフォンでしか楽しむことができなかったニコニコ放送やUstreamなどの生放送をテレビで楽しむことができるようになっています。
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スティック型のスマートテレビ
スマートテレビ本体そのものを購入しなくても、スティック型のスマートテレビ端末を購入、またはレンタルすることによって
家庭用のテレビでインターネット放送が楽しめるようにもなっています。
テレビ自体は新しいものではない、という人でもテレビにスティック型の端末を装着することで
インターネット機能を拡充することができるようになっているんですね。
例えば今までTSUTAYAの店舗に出向いて、毎回DVDなどをレンタルして、家でコンテンツを楽しみ、
さらにその後はまた店舗に返却しに行って…としていたのを
自宅のテレビから「TSUTAYA TV」に接続することで、インターネット上でコンテンツのレンタルができるようになり、いつでも好きな時に好きな映画やコンテンツを楽しむことができるようになっています。
時代がどんどん進化していくにつれて、テレビの機能はもちろん、
コンテンツサービス業も変わってきているんですね。
さらにはインターネットに繋がっているテレビとスマートフォンを連動させる、ということもできるようになっています。
例えばリモコン代わりにスマートフォンを使ったり、
スマートフォンで番組表を検索して、そこから好きな番組をテレビで録画しておく、ということもできるんです。
家電として生まれたテレビですが、それがインターネットにつながることによって、色々なことができるようになっています。
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SNSとテレビ
スマートテレビではテレビ画面上でSNSを楽しんだり、Skype通話を行うなどして
テレビを見ながら同じテレビ番組を見ている人とコミュニケーションを取れるようになっています。
スマートテレビの登場によって、テレビにインターネット機能が拡充され、
それによってテレビ番組の楽しみ方というのは大きく変わったと言えるのではないでしょうか。
今までテレビは受動的に楽しむものでしかありませんでした。
テレビから視聴者はコンテンツを与えられるもの、つまり一方向的なものでしたよね。
それが今は、テレビを見た上で、そのテレビコンテンツについてリアルタイムに同じようにコンテンツを楽しんでいる人たちとコミュニケーションを取れるようになり、
さらには制作側がその視聴者たちの意見を取り込んで番組制作の方針を変えたり、色々な試みをするようになりました。
今ではスマートテレビではない人も楽しめるように、と
番組内で番組ハッシュタグをつけているツイートを画面の脇で紹介している番組などもあります。
これによって、テレビから視聴者、というテレビの楽しみ方が
テレビと視聴者間で双方向のコミュニケーションがとれるようになり、さらにテレビは進化をしました。
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これからのテレビ
今ではインターネットでテレビ番組が見逃し配信されていたり、
ドラマでも、続編をネットテレビで制作したりするケースが増えてきています。
インターネット内で放送局ができたりと、放送のあり方もまた大きく変わってきていますよね。
テレビはネットテレビに代わってしまうのではないか?という懸念もあるようですが、
形態がどうなるにせよ、「テレビ」というもの自体はこれからも必要とされるものであり続けると思います。
インターネットではどうしても「自分が見たいものを探さなくてはいけない」という煩わしさがある分、
本当に疲れて何も考えずにコンテンツを楽しみたい、という時はテレビの方が気楽に楽しめる、という人も多いようです。
ネットとうまく融合し、これからさらに面白いコンテンツが生まれていくのではないでしょうか。
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では今日はこのあたりで。