弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社で、実際にテレビ局で働いてくださるアシスタントディレクターの方を募集しています。
アシスタントディレクター志望の方からよく聞かれる質問で「ディレクターにはどれぐらいでなることができるのでしょうか?」というものがあります。
あくまで弊社でテレビ局に出向していただいている例でお話ししますが
今回はアシスタントディレクターがどれぐらいでディレクターになることができるのか、
ディレクターになるのに何が必要なのか、実際にディレクターになるときは「どのようにしてディレクターになるのか」ということについてお話ししてみたいと思います。
2〜3年でディレクターになれる
弊社の場合は基本的には報道、情報番組をメインにアシスタントディレクターとして入職していただいています。
これにはいくつか理由があります。
報道や情報番組というのは、テレビ局内で作られているものが多く
また毎日オンエアがあるものがほとんどです。
テレビ局内で作られている番組なので生放送や中継といった、様々な放送形態に関わることができるということと
オンエアが頻繁にある分、かなりのスピードを買ってキャリアを積んでいくことができるという利点があるのです。
毎日のようにオンエアを体験することによって、加速度的にキャリアを積んで行くことができ
弊社の場合はだいたいアシスタントディレクターとして入職してから2年から3年ほどでディレクターになることができるケースが多いです。
バラエティ番組やドラマなどの現場に行きたいという方も多いのですが、
そういった番組の場合はテレビ局内で作られていないということがあったり、オンエアも週に一回や月に一回といったペースになってきてしまうので、
どうしてもキャリアを積みにくいというデメリットがあります。
さらに情報番組などでは音楽を扱ったりエンタメコーナーなどがあったりもするので
芸人さんやタレントさんとともにバラエティ感覚で番組を作っていくような場面もありますし
オンエアーが頻繁な分、コーナーを考えさせてもらったりやらせてもらえることが多いのです。
なので皆さんがイメージしているよりもかなり早い段階でアシスタントディレクターからディレクターに昇格することができると言えるのではないかなと思います。
もちろんこれも人によるのですが。
関連記事:テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由
どうやってディレクターになるのか
そもそもどうやってディレクターになるのかということがわからない人が殆どでしょう。
実はどうやったらディレクターになれるのかというのは実際に現場で働いている自分たちでもわからないものです。
というのも、ディレクターになるのに昇格試験があるわけでもありません、明確なボーダーがあるわけでもありません。
なので周りのプロデューサーやディレクターの判断で「もうディレクターを任せても大丈夫かな」と思ってもらえたら
ディレクターが必要になったタイミングでディレクターとしてやってみないか?という声をかけてもらえる、というような形が多いです。
明確なボーダーはありませんが「周りが認めてくれる」というのがディレクターになるために必要なことだと思います。
関連記事:アシスタントディレクターの仕事とモチベーションの維持
ディレクターに必要な事
では実際に周りの人がどのようなポイントを見て「この子はもうディレクターとしてやっていけるだろう」という風に判断してくれるのかというと
多くの場合は撮影の流れを十分に理解し、その撮影を行うためにどのような許可が必要でどのような手順を踏めば問題なく撮影を行っていくことができるのかということを
その人が自分一人で判断し、さらに自分のチームに指示を出していけるかどうか
という部分が見られています。
テレビ番組というのは時には全国で放送されるものであり、
色々な権利や許可をしっかりとクリアした上で制作していかなくてはいけないものです。
もらわなくてはいけない許可の漏れがあったりすると、テレビ局全体の信用問題に繋がってしまいます。
そういったことを一人で判断し、なおかつ他の人にも指示を出していけるかどうかというところが
ディレクターになれるかどうかの境目なのです。
ディレクターの大変なところ
前述したようにテレビ番組というのは色々な権利は許可をクリアしていかないと作って行くことができません。
ディレクターとなると制作の責任者になってきますから「知らなかった」では済まなくなってくる部分というのが出てきてしまうのです。
そういったところを自分で背負っていけるかどうか、
というところが問われます。
かなり責任の重い仕事でもあるので、埼玉のはやはり精神的にも辛いところがありディレクターの大変なところだなと思います。
関連記事:番組を作る時のディレクターの責任の重さ
テレビ局で働いてみるのはどう?
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では今日はこのあたりで。