今回は企業が映像を作る時にどのようなパターンがあるのか、ということについて考えてみたいと思います。
映像といえば、テレビはもっとも身近な映像でしょう。
テレビ以外で私たちが普段目にしている映像も
結局テレビっぽく作ってあるものがほとんどです。
テレビっぽい映像というのはとても視聴者にわかりやすい映像になるように作られているんですね。
映像の種類
映像には主なものとしてどんなものがあるのかというと
テレビに出てくる映像としては主として以下のようなものがあります。
- CM用の映像
- ドラマ・バラエティなど娯楽番組の映像
- 生放送、ニュースなどの映像
- イベント・スポーツなど録画の映像
- 教育用講座用の映像
- ドキュメンタリー映像
- アニメの映像
- テレビショッピング番組の映像
実際にはCM映像一つをとってもアニメ調やドキュメンタリータッチなど
様々な映像があるので、分類は実のところ難しいのですが、わかりやすいように分けてみました。
また、テレビではあまり流れない映像として
- 音楽プロモーション映像
- サイネージ用映像
- 電車広告用映像
- 商品マニュアル用の映像
- 企業用のVTR(会社紹介、セミナーなど)
などがあります。
テレビにはあまり流れないものとしていくつかあげてみましたが、
実はこれらについては、テレビでも目にしていることが多いです。
音楽プロモーションビデオはすべてではなくても、一部をテレビでも目にすることはよくありますよね。
サイネージ用の広告もテレビCMと同じように作られているので、テレビのCMと変わりありません。
また電車の中にある映像広告は、実は15秒のテレビCMと同じものを使っています。
商品マニュアル用の映像はDVDとして商品に添付されていたり、インターネット上に載せられたりしているものです。
これもテレビのショッピング番組などでよく使われたりしています。
企業用のVTRは、企業がお客様のために作ったり、
新卒採用の際に企業紹介として使ったり、するものですがCMの一部に使うこともあります。
セミナーなどはそのまま、テレビで放送される場合もあるんですね。
というように、実はほとんどの映像はテレビで目にしていることが多いんです。
このように、何気なく見ているテレビには、ありとあらゆる種類の映像が入っていて、
日々自然と目にしているんですね。
関連記事:テレビ番組とインターネットの番組はどう違う?就職するならどっち?
テレビの映像とインターネットの映像
現代ではインターネットにも同様に映像が多々ありますが、
インターネット特有の映像というのははっきり言ってあまりないと思います。
では何が違うかというと、
インターネットはテレビのような、公共の電波という縛りが無い分、
規制が緩い、ということがもっとも違うところだと思うんですね。
そのため、映像の仕事をしていない人から、プロまで映像のレベルもいろいろ、
尺(長さ)もいろいろ、撮り方も自由です。
逆に言うとテレビで放送しているものは、
著作権のことなどは抜きにすれば
すべてインターネットで流しても通用する映像ですが、
逆はそうではないんですね。
インターネットの映像を、仮にすべてテレビで流してもいい、となったとしたら、
とても見られないんじゃないかと思います。
カメラが動いて見ずらいとかカメラの位置が見にくい
全体像がみえてこないとか、何が言いたいのかわからないとか、
画質が悪い、音が悪い、問題発言をしているなど。
テレビは規制が厳しい分一定以上のレベルの高さがあるんですね。
一般の人が見て、わかりやすく、きれいな画質、映像ということです。
テレビの映像は非常に厳しく、わかりやすい言葉で言えばダメ出しをたくさん受けて、
通ったものが放送されているので、見やすいから簡単そうにみえるけれど、実はレベルが高いんですね。
映像は結局のところ、テレビで流れているものが一番視聴者にとってはわかりやすく作られているものなんだと思います。
ただ、わかりやすいからいいかというとそういうわけでもなく、荒削りだからこそ緊迫感があるとか、真実性が感じられる、というような良さがあることも確かです。
最近はどちらの映像にも慣れてきたと言えるかもしれません。
人気のあるユーチューバーの映像をみると、何気なく撮っているように見えても、かなり考えて作っているなと思うものもあります。
企業用のビデオを作るなら
商品紹介用のビデオ
商品の性質により、使い方を見せないとお客様にわからない商品や、
作る工程を見せることにより、信用が増すサプリメントや、
おいしそう、美しいなど、視覚に訴える商品とか
様々ですよね。
どうやって商品を見せたいかによって、商品紹介用ビデオの作り方は異なります。
化粧品などは、作り方を言っても素人にはわかりずらいですし、新製品を出しても成分としてはあまり変わっていないこともあるので、
どうしても女優さんなどの力を借りて、映像を作ったりするんですよね。
道具などは便利さが求められることが多いので、実際に使っているところを映像にするなど方法がまちまちなのです。
商品紹介用の映像を作るときはどういう見せ方がいいかを考えるといいでしょう。
はじめての場合はなかなかわからないかもしれませんが、
制作会社に聞けばだいたい、見せ方のパターンはわかると思います。
その際、なるべく多くの素材と呼ばれる、写真や映像があるといいですね。
商品紹介用の映像はのちのち短くして、CMにしたり、ホームページに載せたり、お客様にダビングして差し上げるなど色々使えます。
商品紹介用のVTRを作る場合、どんな会社に依頼すればいいかわからなければ、テレビの仕事をしたことがあるかどうかは
一つの目安になると思います。
企業紹介用のビデオ
企業紹介用のビデオは、採用の際の説明会、特に新卒さん向けの説明会や、展示会などで必要になると思います。
また社内で使う場合もあるでしょう。
企業紹介用については、これが正解というものはありません。
その企業の成り立ちや、社会における存在度など感動のストーリーが少しでも入っていると
見ている人は共感します。
音楽の効果も大きいですね。
業種や、その企業の成り立ちにより、どこに焦点を当てるかということが重要になってくると思います。
だらだらと会社の説明をするだけでは、ネットで検索して誰でも調べられますから。
テレビ番組制作のスタッフたちは、いろんなものをテレビで見せなくてはいけない仕事なので、
見せ方ということを常に考えて作っています。
テレビの番組を作っている制作会社であれば、コンプライアンス意識も高く、レベルの高い映像ができるので安心かもしれません。
企業用の映像はもちろんのこと、なんでも対応できる技術が付いているんですね。
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関連記事:スポットCMとは?そのメリットや特性を広告代理店が解説!
では今日はこのあたりで。