CM・広告の仕組み PR

シネアドとは?映画館で流すCM

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えいぞーさん

映画館で映画を観よう〜!

わぁ〜楽しみだなぁ。お、CMが流れ始めたからもうすぐ始まるな!

このような映画が始まる前のCMは、映画館で映画を見たことがある人は必ず目にしたことがあるでしょう。

映画本編前に上映される動画広告のことをシネアドと呼びます。

このシネアドはシネマアドバタイジング(Cinema Advertising)の略です。

シネマ広告映画館CMなどと呼ばれることもありますね。

テレビCMやウェブCMなどで見かける広告とは違い、

映画館という特殊な環境で、特定の映画を観にきている人たちにアプローチすることがでいる一味違った動画広告のやり方です。

シネアドのメリット

では、シネアドのメリットにはどのようなものがあるのか、解説していきたいと思います。

ターゲティングしやすい

映画作品やジャンルなどでCMを流すタイミングを決められますので、

より細かくターゲティングがしやすいというのがシネアドのメリットです。

また、昨今はクチコミで話題になった映画を映画館に見に来る、という人が多く、

そういった人たちは映画を見た後にも情報を発信することが多いです。

このような拡散力の高いアクティブな人たちにアプローチすることができるというのもメリットでしょう。

非日常の視聴環境

映画館では映画に集中することができるように様々な設備が整っています。

たとえば映画館は真っ暗な中にスクリーンだけが光っており、基本的に上映中はスマートフォンの操作は禁止ですから、「ながら見」になりにくいというのがあります。

大きなスクリーンに映像が映し出されるだけでなく、音響設備も拘って作っている映画館が多いですよね。

実は映画館の規模やスクリーンと座席の配置などを考慮して、映画館ごとに音響設定が変えられたりもしているんです。

そんな中でCMを流すことができるので、注目度が高く、印象にも残りやすくなります。

映画館で流す「映像」「音響」に敢えて拘って映像制作を行ってみるのもいいですね。

映画館で観る映像というのは感情に働きかけやすいですから、

ハートフルなものにして、ブランドイメージを向上するための映像にするのも良いかと思います。

関連記事:映像制作の基本的な流れとは?番組制作会社が解説!

地元に根ざした放送ができる

地元企業が、映画館近隣の住民に向けて中長期的に死ねアドを活用する、というケースが多いです。

映画館に来られるお客様というのは、基本的には近隣にお住まいの方ですから、そういった人たちに向けてCMを流したい、という場合はとても良い方法ですよね。

  • 近隣店舗を知ってもらうため
  • 近隣企業の採用のため
  • 地元に応援される企業になるためのブランド価値向上

といった目的でシネアドを使ってみるのも良いでしょう。

また、大型ショッピングセンターの中に入っている映画館の場合は、

映画観賞後にお店に寄ってもらう、ということも期待できます。

ショッピングセンターの中に店舗がある企業が映画館でCMを流すのも良いですね。

関連記事:CM広告のエリアの決め方について

シネアドのデメリット

シネアドのデメリットも一緒にご紹介しておきます。

映画がヒットするかはわからない

タイトルを指定してシネアドを放送することを決めても、

その映画がヒットするかどうかはわからず、期待していたような動員を得られないこともあります。

そういった場合は映画館でCMが流れることに変わりはありませんが、視聴数がグッと減ってしまう可能性もあるんですね。

CM上映順番は映画館の編成

CMの上映順番は映画館側で編成されるので、上映順を指定することは基本的にできません。

ただし、出稿料金によって、枠を指定できる場合もあります。

映画本編に近い枠ほど出稿料金は高くなります。

「ネットで検索!」が使えない

テレビCMとは違い、スマホがさわれない状態でのCM視聴となりますので、

商品やサービスに注目してもらえても、その後、手元のスマホで検索してもらう、というのができないのがシネアドの欠点です。

関連記事:テレビCMを放送する時もカスタマージャーニーを意識した方が良い理由

シネアド実施の予算

シネアドの出稿料金は劇場やCM秒数、どれくらいの期間放送するかによって大きくことなります。

  • 1作品を指定
  • 15秒CM
  • 2週間上映

といった条件の場合は、1劇場あたり10万円程度から実施可能です。(劇場規模にもよります)

また、放映量以外に映像制作費用がかかります。

新規で撮影を行って映像制作をする場合は、最低でも100万円程度〜。

ただし、映像を制作してしまえば、シネアドで放送したり、テレビCMで放送したり、ウェブCMとして放送する、など、色々なプラットフォームで流用することができます。(媒体は契約時に要確認)

一つ映像素材があれば色々な展開ができますので、プラットフォームごとに効果検証してみても良いかもしれません。

弊社では映像制作から広告枠の獲得までをワンストップでご提供しております。

ご予算に合わせてプランをご提案させて頂きますのでお気軽にご相談ください。

関連記事:テレビCMにおけるマーケティング戦略と期待できる効果

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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