CM・広告の仕組み PR

英語学習教材のCM、どんなアプローチが良い?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は、英語学習教材のテレビCMをやる時に、どんなアプローチをすれば良いのか、ということを考えていきたいと思います。

ターゲットを細かく設定する

まず、どんなテレビCMを放送する時もそうなのですが、最初に細かくターゲットを設定するようにします。

マーケティング業界では架空の顧客プロファイルのことをペルソナと呼んだりしますが、

  • 性年代
  • 家族構成
  • どんな仕事をしているのか
  • 休日はどんな過ごし方をしているのか
  • 何が趣味なのか

といったことまで細かく想定し、設定していくことで、より広告の内容も具体的になっていき、

テレビCMの場合はどのエリアでどの時間帯に放送するべきなのか、といったことまで考えられるので、とにかく具体的にターゲットの設定を行うことが大切なのです。

テレビCM放映に向けたペルソナの設定の仕方 テレビCMを放送する時に、ペルソナを設定するのはとても大切なことです。 今回はテレビCM放送に向けてペルソナを設定する方法につい...

英語学習教材にも様々なターゲットがいると思います。

  • 英語の勉強をがんばりたい中学生〜大学生
  • 子供に早いうちから英才教育の一環として英語を学ばせたい親
  • 留学を控えている人
  • 海外出張を控えている社会人

など。

どんな人をターゲットにした英語学習教材なのか、というのを明確にすることで、CMの作りも変わってくるでしょう。

ここで、「英語を学び直したい社会人」といった広めの層を狙うのはあまりおすすめしません。

英語を学び直したいと思うにも色々な理由があると思います。

  • 仕事で海外の取引先の人と話す機会が増えた
  • 外国人の友達ができたor友達を作りたい
  • 出張に行くので、困らないくらいの英語力を身につけたい

など、人によって学び直しのきっかけが必ずあるはずなんですね。

そのきっかけの部分はかなり大事ですので、そこまで設定できると良いと思います。

「こういう人にはこれ!」という言い方がドンピシャで出来ると、

「まさに自分だ!」と思ってくれる人も増えます。

どうにも広告を出す時は「広く認知されたい」という気持ちが出てしまうものですが、

なるべく具体的に、分かりやすい広告にすることで、視聴者にも覚えてもらいやすいCMになるのです。

関連記事:CM好感度ランキングから、好まれるCMの傾向を考える

スピードラーニングはどんなCMだった?

英語学習教材のCMと聞くとスピードラーニングを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?

えいぞーさん

かなり昔のものになりますので伝わる年代は限られてしまいますでしょうか?笑

スピードラーニング、一時期すごく流行りましたし、CMもものすごく鮮明に覚えているんですよね〜!

今一度スピードラーニングのCMについて振り返ってみると、スピードラーニングCMで一番押し出していたフレーズは、

「聞き流すだけ」

というフレーズでした。

これが多くの人に刺さる理由は多分、

一度英語を勉強しようとして挫折した経験があるから、だと思うんですよね。

英語を勉強しようとすると、テキストが必要だったり辞書が必要だったり、色々と必要なものも多いし、

改めて腰を据えて勉強しないとなかなか身につかない、と多くの人が思っているのです。

でも「聞き流すだけ」なのであれば、毎日できるし、改めて時間をとらなくても、移動時間などを有効活用すれば良いのです。

途中からは当時とても忙しかったであろうゴルファーの石川遼選手も起用されていました。

確か車の中の移動時間でスピードラーニングを使っている映像がCMで流れていたと思います。

  • 忙しい大人でも改めて時間を作らずに英語を習得できる
  • 聞き流すだけだから毎日できる

というのがポイントでした。

ターゲットが絞りきれていて、伝えるメッセージもまた一つでシンプルだった、というのがスピードラーニングのCMが記憶に残った理由だと思います。

関連記事:印象的なCMの特徴とは

CMを放送するエリアの決め方

語学学習、日本人は世界で2番目に熱心…都道府県1位は?という記事を見てみると、

以下のような記述が見られます。

Duolingoで提供しているレッスン受講完了数の平均値から学習熱心な都道府県をランキング化したところ、1位「東京都」、2位「富山県」、3位「山形県」、4位「北海道」、5位「石川県」となった。

テレビCMを放送するときに、いきなり首都圏や全国で放送をする、という企業さまは少ないです。

大きな企業で、これまでにもCM放送経験がある場合は新商品でいきなり首都圏、ということもありますが、

最初はコストを抑えて、地方ローカル局などで何度かCMを出稿してみて、ABテストをし、CM内容もブラッシュアップさせてから、徐々にエリアを拡大させていく、という感じですね。

ランキングを見ると1位が東京となっていますが、東京でCMをする場合はキー局だと関東全域となってしまうので、

最初はランクインしている他のエリアで試してみると良いのではないでしょうか。

北海道エリアはよくテレビCMの試験放送エリアとして使われるエリアです。

100万円程度からテレビCMを放送することができ、人口も多いため、ある程度データが撮りやすいかと思います。

関連記事:CMのお試しをする際のおすすめプラン

ご予算やCM目的に合わせて放送プランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

弊社ウェブサイト








    15秒30秒のスポットCM広告を出したいタイムCMを出したい見積もりが欲しい広告全般のご相談