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人気のあるバラエティMCに共通していること

人気バラエティ番組のMC
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バラエティ番組を見ていると、多くの番組が番組のMCをたてて

番組の司会進行をしている演者さんがいますよね。

 

その人を中心として上手く番組が流れていき、

こういったMCがいないと回らないだろうな、と思う番組もたくさんあります。

 

では人気のある番組MCにはいったいどんな特徴があるのでしょうか?

 

嫌われにくい

 

バラエティ番組で人気のMCはやはり「嫌われにくい人」がやっているイメージがあります。

 

MCというのはつまり番組の司会者であり、顔です。

この番組といえばこの人、というのがMCのポジションですよね。

 

演者さんの中にはファンもアンチもいて、それだからこそ面白い、というようなファンの獲得の仕方をしている人もいますが

人気MCの場合は「好き」「嫌い」から少し離れたちょっと違うような次元にいる方が多いと思います。

 

若手のタレントさんなんかは「好き」「嫌い」という意見が別れる人も多いですが

人気司会者の方は「好き」「嫌い」という次元にはいなくて、

キャリアが長く、どちらかというと「好き」「嫌い」の次元にはもういないような方が多い気がするんですね。

 

テレビ番組を見て「この人嫌い」という人が出演していたらチャンネルを変えてしまう、ということは誰でもあることだと思うのですが

そういったアンチが多い人が番組の顔となるMCを務めるのはなかなか難しいでしょう。

 

人気MCを思い起こしてみてください。

 

悪い印象がある人があまりいないような気がしませんか?

関連記事:多くの人が憧れるバラエティ番組の制作ってどんな仕事?

 

安定感のある落ち着いた喋り

 

番組に出演しているゲストやひな壇の演者さんは「トークを振られたら喋る」というスタンスでいます。

 

対して番組のMCの場合は「人にトークを振らなきゃいけない立場」ですよね。

 

必然的に喋る時間が長くなるわけです。

 

そうすると多くの人が「安心して聞いていられる喋りである」必要がありますよね。

視聴者が見ていて「面白くない」と感じてしまうかどうかの大部分がMCにかかっていると言っても過言ではありません。

 

テレビは面白いものである、エンターテイメントである、という前提で視聴者はテレビを見ていますから

MCが不安定な喋りをしていたり、空気が読めていなかったりすると、

それを見ている視聴者がヒヤヒヤしてしまうものです。

 

だからこそ、安心して見ていられるような人でないとMCを務めることは難しいでしょう。

 

これが、芸能界キャリアがある程度長い人でないと、

MCが務まらない理由だと思います。

 

また、これはスタッフ側からしても同じことが言えて、

スタッフは収録の時にテレビに映ることはあまりありませんが、演者さんとはコミュニケーションをとりながら番組制作を行っています。

 

カンペを出したり、事前にリハーサルをして、こんな流れで番組を作っていきます、ということもかなり綿密にやっています。

 

そういった番組を作っていく上で「こういうものを作っていきたいんだ」ということを汲み取ってくれる人だと

やはりMCとしてスタッフ側にも人気が出ますよね。

 

キャスティングをするのは番組のプロデューサーやディレクターですから

スタッフと意思疎通をとることに長けている方は人気もあれば起用もされやすい、というわけです。

 

バラエティ番組を一つ作るには大勢の人が関わっています。

プロデューサーやディレクターが番組の構想を作って、その船にたくさんの人が乗って一つの番組を作るのです。

 

みんなが同じ方向を向いていないと、ちぐはぐな番組ができてしまう。

 

テレビ番組を視聴者目線で考えると、演者さんばかりに目が行くと思いますが、

スタッフも演者さんも、同じチームとして番組を作っているのです。

関連記事:バラエティ番組の企画の作り方

 

洞察力がある

 

人気のあるバラエティMC洞察力に長けている人ばかりです。

 

MCというのは「この瞬間にどんなリアクションをし、どんな風に番組を構成していくのか」ということも念頭にいれて番組を作っていく仕事であり

そこには瞬発力が求められます。

 

そして冷静に番組のことを見渡すことができる視野も必要です。

 

だからこそ洞察力に長けている人は、

この番組に今どんなものが必要なのか、何が入ってきたらこの番組が面白くなるのか、ということを瞬時に考えることができるんですね。

 

人気のあるMCの方は本当にちょっとした細かいことでもよく気がつく人が多いです。

関連記事:テレビのバラエティ番組が面白くなる、編集のポイント

 

リアルな言葉がある人

 

これは最近のトレンドだと思いますが、

「テレビに的な演出」というのが視聴者には受けなくなってきているように思うんですね。

 

それよりも、その人がどんなことをどんな風に感じているのか、というリアルなものの方が

視聴者は見ていて楽しいと感じるようです。

 

これはSNSなどのネットワークが急速に普及したことによって、

発信ツールが増え、多くの「リアルな声」に多くの人が日常的に触れるようになったからなのではないかなと思います。

 

食レポで「おいしい〜〜」というよりも

「想像通りの味だね」とコメントした方が面白い時もありますよね。

 

そんなリアルな声を上手く散りばめることができる人が、実は今人気のあるMCなのではないかなと思います。

関連記事:バラエティ番組のスタジオ観覧の裏話

 

 

では今日はこのあたりで。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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