テレビ業界の裏話 PR

バラエティ番組のスタジオ観覧の裏話

バラエティ番組の観覧
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

バラエティ番組を見ているとスタジオの観覧席が映像に映ることがありますよね。

本編に観覧席の笑い声が含まれていることもよくあることだと思います。

 

好きな芸能人がいたり、バラエティ番組やテレビ番組全般の制作の仕事に興味がある人は

スタジオ観覧にも興味がある人が多いでしょう。

 

今回は番組制作に携わる弊社ライズプランニングがバラエティ番組のスタジオ観覧についてのお話を少ししてみたいと思います。

 

スタジオ観覧の方法

 

スタジオ観覧の方法は大きく分けて二つあります。

 

  • 番組の観覧募集に応募する
  • アルバイトとして番組の観覧に行く

という二つの方法です。

 

もし「観覧に行きたい!」という番組があるのであれば、

その番組の公式ホームページをまずは見に行ってみましょう。

 

普段から観覧を募集しているバラエティ番組は結構あります。

 

また、撮影が深夜に及ぶものの場合はタクシーチケットが出るようになっている番組がほとんどですし

スタジオ観覧には基本的にはお金はかかりません。

 

交通費は自費になる場合がほとんどですが、

スタジオ観覧自体がテレビ好きにとっては楽しい経験になると思います。

 

スタジオ観覧のアルバイトの場合は、アルバイト求人サイトなどに情報が載っていますので

そこに登録をして、連絡が来たら、スケジュールの合う収録にアルバイトとして参加する、というような形ですね。

関連記事:テレビ業界のバイトで身についたこと

 

スタジオ観覧のバイトについて

 

ではスタジオ観覧のアルバイトについて少し詳しくお話してみたいと思います。

アルバイト、という体ですが、一般的なアルバイトとはスタジオ観覧のアルバイトはかなり違います。

 

給料

 

お給料は謝礼、という形で支払われます。

 

一応アルバイトではありますが、時給換算のアルバイトではなく、

一日の収録につき、いくら、という形で、

番組によって謝礼の金額には幅があります。

 

安いと1回の収録で1500円前後、高くても1万円くらいで

バラエティ番組の収録の場合は5000円前後が相場になります。

 

収録時間も番組によって違い、2週分を一日で収録する2本録り、という収録だったり

時には3週分を一日で収録する3本録りだったりすることもあります。

 

そういった場合はほぼ一日拘束で、収録終わり時間には終電がない、ということもあります。

終電がなければタクシーチケットは先方からもらうことができますが、基本的には現地集合で現地解散なので

交通費は自費になります。

 

都心から離れているスタジオでの収録の場合は謝礼と交通費を足し引きして赤字、ということもあるので

一般的なアルバイトのように、「稼ぐことが目的」の場合はスタジオ観覧のアルバイトは向かないでしょう。

 

内容

 

観覧の仕事内容としては、観覧アルバイトとして登録をしておくと

そこから連絡がきて「いついつ収録がありますが来られますか?」と言われます。

 

そこでスケジュールが合えば承諾して、現地に行く形です。

 

友達を連れて行くことができる場合もありますが、こちらが申し出た人数はきちんと守らなくてはいけないので

当日きちんと一緒に来てくれる、信頼できる友達じゃないと難しいです。

 

スタジオ収録時はスタッフさんの指導で、合図があったところで笑い声を入れたり拍手をしたりするようなことが多いです。

もちろん流れで笑うのは自由です。

 

また、観覧時は携帯の使用はできません。

小さな物音が拾われてしまうこともあるので、長時間に渡る収録で集中力が必要なこともあります。

 

スタジオがほこりっぽかったり、寒かったり暑かったりでずっとそこに座り続けることが辛いこともあります。

 

収録の都合で待ち時間が長くなることは日常茶飯事ですからね。

 

楽なバイトと思われがちですが、

好きじゃないと何度も楽しめるようなバイトではないと思います。

関連記事:テレビ番組ロケの現場はどんな雰囲気?同行の際、注意する事とは?

 

女性が多い

 

スタジオ観覧は女性の方が盛り上がりやすかったり、笑い声が響きやすいというのもあるので

女性の求人の方が多いです。

 

観覧を女性限定にしている番組もあったりします。

 

ただ男性でもスタジオ観覧ができる番組もありますし

男女均等に配置したい、というところもありますから、男性でもやりたい人はスタジオ観覧をすることができます。

関連記事:テレビスタジオで働く時に知っておきたい専門用語

 

年齢制限

 

収録が深夜まで及ぶことがある番組の場合は、募集欄に「18歳以上、高校生不可」というような記載がある場合もあります。

 

観覧募集は20代〜30代が多いですが、

番組によってはもう少し上の世代を募集していることもあります。

 

番組の内容次第ですね。

関連記事:テレビ番組でアルバイトをしている人の経験談、実際どんなことをしてるの?

 

番組収録を目の前で見る面白さ

 

一般的なアルバイトに比べるとスタジオ観覧のアルバイトはなかなか拘束時間に比べてお給料が少ないですが、

それでも間近でテレビ番組の収録を見ることができるという醍醐味を味わうことができます。

 

テレビが好きな人、

芸能人に会ってみたい人には特におすすめです。

 

芸能人のカメラが回っていない時も見ることができますからね。

関連記事:テレビ制作の仕事に関する面白い専門用語

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


LINE@」からテレビ業界に関する質問を受け付けています。

友だち追加







    テレビ業界への転職を検討している新卒でテレビ業界へ就職したいテレビ業界に関するご質問全般