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テレビADの現場リポートの仕方とは?

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作を行っていますが、

現場ではアシスタントディレクターであっても、少し仕事に慣れてくると

ディレクター

現場リポート撮ってきて!

などと頼まれることがあります。

えいぞーさん

え!現場にリポートに行くのはアナウンサーや報道記者の仕事じゃないの?

そう思われる方も多いと思います。

実は、現場に赴いているのはアナウンサーや報道記者だけではないのです。

現場リポートは実は2人や1人でもやることがあります

2人で現場リポートをやる場合は、カメラマンが同行せず、アシスタントディレクターとディレクターだけで現場に行くパターン。

この場合はそれぞれがカメラマンとリポーターの役を担当し、カメラを回します。

1人で現場リポートに行く場合は、カメラマンとリポーター兼業となりますので、

カメラを構えて、映像と声で状況を伝える、ということになります。

もちろん現場に入ってすぐにリポートを任されることはありません。

何度かは現場リポートに同行して、どのようにリポートするのか、ということを学ぶことになると思います。

ほとんどの場合は現場は緊迫した雰囲気だと思いますので、なかなか丁寧にやり方を教えてもらえる機会がありません。

そのため、基本は見て覚えるという形になります。

見ていて疑問に思ったことは、帰りなど、先輩と話ができるタイミングで質問してみましょう。

「自分でやってみて」と言われたときに、どこがわからないか、ということを考えておいて、それを潰していけるように学ぶと良いのではないかなと思います。

関連記事:アシスタントディレクターはロケで必携!7つの道具

リポートをする前に打ち合わせ

現場リポートは生放送のものもありますので、現場に急行して「では回します!」という感じでやっているように見えるかもしれません。

ですが、急に現場に行ってカメラを回して、とやってもなかなか良い映像は撮れないものです。

カメラマンも、急に現場に行ってリポートが始まっても、どのタイミングでリポーターを映してどのタイミングで事故・事件現場の映像にすればいいのか、ということは判断できませんので、

リポートをする前にカメラマンと打ち合わせをするのが一般的で、さらに、生放送では無い場合は何度か挑戦するものです。

1回のリポートで完璧な映像が撮れることはあまりありません。

関連記事:撮影前に行う「技打ち」について説明します

リポート内容は簡潔に

現場リポートは細かく詳細を説明するよりも、簡潔に、短く内容を伝えることが大切です。

  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 誰が(Who)
  • 何を(What)
  • どうして(Why)
  • どのようにして(How)

の5W1Hを意識して情報をまとめると、スッキリと簡潔にまとめることができるかと思います。

メモ帳などに箇条書きでメモをしておいて、それを見ながらしゃべるのでも構いません。

リポート前に情報を整理して、簡潔にコメントできるように準備しておきます。

また、カメラマンのことを考えて、どのようにフォローしてあげたら映像を撮りやすいか、ということをイメージしながらリポートすると良いと思います。

どうしてもリポーター主導になるところはありますので、「どのような映像にしたいか」ということをイメージしながらフォローしてあげるのが良いでしょうね。

例えば「見てください、〇〇が〇〇しています!」と言いながら手を使って指したりすることで、その先をカメラが映しやすくなります。

ぜひ普段から情報・報道番組の現場リポート映像を見て、どんな構成で作っているか、ということを研究してみてください。

関連記事:ディレクターが信頼するカメラマンの特徴

必要があればインタビューも

現場リポートに行った際に、必要があれば現場付近にいる目撃者の方などにインタビューをしてみるのも良いでしょう。

事件・事故が起こったときの様子などを話してもらいます。

インタビューをするときは必ず、

「〇〇というテレビ局の〇〇という番組なのですが、インタビューをさせていただいても良いでしょうか?」と事前に確認をするようにします。

お顔を映しても良いか、テレビに出演することに許可をいただけるか、を先に確認し、問題なければ撮影させていただきましょう。

インタビューのコツは別の記事に詳しくまとめてありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

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一人でも練習できる現場リポート

例えば食べ物を置いて、それを一人でスマホ(横向き)で撮影しながら声でリポートをしてみる、など一人でも現場リポートの練習はできます。

どのような画角で撮影したらいいのか、どんな説明を入れるのが適当か、ということが、一回やってみるだけでも見えてくると思います。

そしてその難しさも分かるかと思います。

何度か挑戦してみて、より良い映像を撮るためにはどうしたらいいか、を考えてみましょう。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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