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【テレビ業界】初めて屋外ロケに行く時に知っておきたいこと

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作に携わっています。

今回は、初めて屋外ロケに同行する時に知っておきたいことや注意点、屋外ロケならではの知識などをまとめてみたいと思います。

弊社の新採用者の方はほとんど未経験ですが、制作に携わっている情報・報道番組では、最初からアシスタントディレクターとしてお仕事をすることになります。

情報・報道番組は帯番組と言って、月曜〜金曜まで平日毎日放送している番組が多いので、

若手にもチャンスが多くあり、入ってすぐにロケに行く、企画案を出す、ということもよくあります。

未経験なのに、急にお仕事現場に出るのは不安!

という方のために、ライズプランニング独自の研修システムであるSTEP UPコースもご用意していますので、ご安心ください。

現場で実際に活躍している先輩アシスタントディレクターやディレクターが研修にて指導します。

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スタジオ撮影と屋外ロケの違い

屋外ロケでは、スタジオ撮影の時に気にしなくてよかったことを気にしなくてはいけなくなります。

たとえば、

  • 撮影許可を得られているか
  • 天気はどうか(悪天候の場合の場所変更やリスケのリスク)
  • 移動はどうすればいいか、どれくらいの時間がかかるか
  • 持ってきている機材に不足はないか

といったことですね。

いつもと違う環境で撮影するのにあたり、何が必要になってくるのか、ということを確認します。

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屋外ロケのチェックポイント

屋外ロケに行く前には以下のようなことをチェックしておくとスムーズです。

  • 天気予報
  • 撮影場所の下見(ロケハン)
  • 照明や影のでき方、カメラ位置など
  • 安全対策
  • 許可取り

天気予報

屋外ロケでは天候が撮影に大きな影響を及ぼします。

撮影日の数日前から天気予報をチェックするようにしましょう。

  • 晴れ
  • くもり

だけでもかなり映像の印象が変わってきますからね。

また、雨が降ったり風が強いと撮影できないような内容の場合もあります。

この場合はリスケ(リスケジュールの略。別日での撮影)となりますので、リスケ日程候補を出しておく必要があります。

ロケハン

事前に撮影地の下見に行きます。

撮影を効率よく進めるために、行うロケハンですが、実際に移動にどれくらい時間がかかるか、機材の搬入・設置はどのようにしたら良いか、ということを考えながら行っていきます。

また、事前に関係者や地元住民の皆様とコミュニケーションを取り、協力を依頼したりすることもできます。

関連記事:ロケハンでは誰がどんなことをするの?

照明や影のでき方を確認

屋外撮影では日中は自然光が光源となります。

そのため、照明と影の具合を事前にロケハンでチェックし、

カメラをどこに設置するか、どういった角度で撮影をするか、といったことを決めておきます。

安全対策

屋外撮影ではスタジオのように、「この範囲だけ目を配っておけば良い」という風にはいきません。

移動しながらの撮影もありますし、慣れない場所での撮影で不測の事態が起こることもあります。

救急箱を用意しておいたり、危険エリアがないか、何か事故が起きた時にどう対処すべきか、といったことを事前に考えておきます。

関連記事:情報番組のロケで使われているカメラワークを事例付きで紹介!

ロケスケジュールの立て方

Google mapやナビタイムなどを使って、経路を検索し、移動の時間を加味してロケスケジュールを立てるのもアシスタントディレクターの仕事です。

ただ、これは慣れていないとできないものなので、新人のうちから任されることはほとんどないと思います。

先輩が作成したロケスケジュールはスタッフ全員に共有されるものですので、そのスケジュールの立て方についても「将来は自分がこれをやるんだ」という意識を持って見ておくと良いと思います。

えいぞーさん

ロケスケジュールの立て方は別の記事でも紹介していますので、そちらもぜひご覧ください!

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時間帯によって変わる映像の印象

屋外ロケで注意しなくてはいけないのが、時間帯によって光の色味が変わる、ということです。

朝方や夕方の太陽の光は、やや黄色の強い光となります。

10時頃〜14時頃は白が強い光。

それぞれの時間帯の印象についてまとめてみましょう。

  • 朝方の光…白っぽい明るさがありつつも黄色っぽい色味なので、希望に満ちた柔らかな印象
  • 10時〜14時頃…元気ではつらつとした印象、与えたい印象がない時も良い
  • 夕方ごろの光…青春やセンチメンタル、エモさなどを出したい時

撮影したいものに合わせて撮影の時間帯も決めていきます。

同じところで長尺で撮影をしていると、光の色味が変わってくることには注意が必要ですね。

関連記事:アシスタントディレクターはロケで必携!7つの道具

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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