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高齢者見守りサービスのテレビCMを放送する時の広告戦略

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は高齢者見守りサービスのテレビCMをやる時、どんなCMにしたらいいのか、どんな放送条件だと良いのか、ということを広告代理店の目線で考えてみたいと思います。

えいぞーさん

高齢者見守りサービスはもしもの時に命に関わるサービスでもありますので、慎重に選ぶ方が多いと思います。どんなアプローチをすれば効果的なのでしょうか?

高齢者見守りサービスの利用状況

【 見守りサービス 】に関するアンケート調査(マイボイスコム株式会社/2019年3月実施/10,602件回答)を見てみると、離れて暮らす家族などの状態を確認・サポートする見守りサービスの利用状況は、

  • 利用している…1.1%
  • 以前利用したことがある(今は利用していない)…1.3%
  • 利用したことはないが、サービスを知っている…44.2%
  • 利用したことはないし、サービスについて知らない…53.3%

という結果になっています。

これを見ると、まだまだサービスについて知らない人が多いということがわかりますね。

認知を広めるためにもテレビCMは効果がありそうです。

また、「利用したことがある見守りサービスは(複数回答)」という項目では以下のような結果が出ています。

  • 見守り対象者宅へ定期的に訪問・電話などをし、安否確認し報告…32.3%
  • 身も天下対象者宅への食事宅配サービスなどの配達時に、安否確認し報告…27.8%
  • 見守り対象者が、ペンダント型などの通報ボタンを押すと、家族やサービス事業者へ通知…20.9%
  • 見守り対象者本人や家族から要請があった際に、サービス事業者が駆けつける…17.9%
  • 人感センサーを設置、一定時間反応がないなどの異変を感知し家族やサービス事業者へ通知
  • 見守り対象者宅の、家電屋ガスなどの使用状況をチェックし毎日通知…6.1%

見守りサービスにも色々な種類がある、ということは案外知られていないかもしれないですね。

プランが色々あるものなのであれば、「プランが選べる!」というような内容でCMをしてみるのもいいかもしれません。

見守りサービスの利用意向者は3割弱で、女性30代では4割近く

別居している65歳以上の高齢者がいる層では4割弱となっています。

65歳以上の親がいる世代で考えると40代〜50代くらいがメインターゲット層となるかもしれませんね。

これくらいの層が在宅している時間でCMの放送条件を考えてみるといいと思います。

関連記事:CMを流す時間帯は何時ごろが良い?内容・ターゲットからの決め方

高齢者見守りサービスの重視点

同記事の「見守りサービス利用意向者の重視点は(複数回答)」という項目では、以下のような結果が出ています。

  • 「料金」…75.9%
  • 「サービスの種類やプランの充実度」…約5割
  • 「料金体系のわかりやすさ」…約5割
  • 「緊急時対応のスムーズ・迅速さ」…約5割
  • 「スタッフの対応・技術力」…約5割

また、女性では以下の項目が比率が高くなっています。

  • 「緊急時対応のスムーズ・迅速さ」
  • 「スタッフの対応・技術力」
  • 「プライバシーへの配慮、セキュリティ対策」
  • 「見守り対象者本人の意向、本人に適したもの」

女性の場合、特に一人で暮らしている方なんかは、知らない人とコミュニケーションを取るということ自体に不安を感じる方も多いでしょう。

なので完全にターゲットを女性に絞り込んで、安全性やプライバシー配慮をしっかりやっている、といったことを強くアピールするCMにしてもいいかもしれません。

いずれにせよ、ターゲット層をなるべく明確に絞るということがとても大切です。

ターゲット層が広いままCMの制作をすると、なんとなく内容もぼんやりとした抽象的なものになってしまいがちですので、

なるべく具体的に、印象に残るようシンプルに仕上げていくことが大切です。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

高齢者見守りサービスに対する不安点

見守りサービスを利用したくない理由を見てみると以下のようになっていました。

『利用したくない』
・身内の対象者になりうる人が対象者になることを嫌がりそう、自分自身が使いこなせずお金を無駄にしてしまいそう。(女性21歳)
・利用したくない。他人に家のことを知られるのが怖い。どこまで信用できるのか分からないから不信感の方が大きい。(女性35歳)
・他の身内が同居しているため、今のところ必要ないし、いざとなったら専門施設に任せたい。(女性40歳)

『どちらともいえない』
・どういう形でのサービスによると思う。人によるものだったら信用できる人でないと任せることが出来ないし、機械だと家族が取り扱いできるものかどうかによる。(女性43歳)
・そのようなサービスを利用していればいざというときに安心感はあるが、見張っているような感じもして少し抵抗がある。(女性41歳)

やはり信用できるものなのかどうか、というところが心配されることが多いのかなと思いました。

こういったところをうまく払拭できるCM内容にするといいかもしれません。

ご予算やCM目的に合わせてプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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