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ゴールデンタイムのCMを地方局でやってみるという選択肢

地方局のゴールデンタイムでCMをやる
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「全国ネットのゴールデンタイムの番組でCMをやりたい」というお問い合わせがあることがあるのですが、

ゴールデンタイムの番組でCMをやる、というのはかなり難しいことです。

 

確かに番組名を出したら誰もが知っているようなゴールデンタイムの番組でCMを放映することができたら高い効果が得られるだろう、という考えはわかります。

 

しかし、全国ネットのゴールデンタイムの番組でCMを流す、というのは

費用の面もそうですし、CMの仕組みから考えてかなり難しい点がいくつもあり、

CMを放映した経験がない企業様にとってはかなりの難関になってきます。

 

今回はゴールデンタイムのCMについて少しお話ししてみたいと思います。

 

ゴールデンタイムのCMは難しい

 

そもそもCMには2種類の放映方法があります。

 

  • スポットCM
  • タイムCM

このふた通りです。

 

時間帯を大まかに指定して、空いているCM枠でランダムにCMをしていくのがスポットCM、

対して、特定の番組のスポンサーになって、その番組内のCM枠で放送をするのがタイムCMと呼ばれるものです。

 

スポットCMの場合は大まかに時間帯を指定することができますが、どの枠で放映するのか、というのはテレビ局の采配になるので、こちらで指定することはできません。

ゴールデンタイムの番組のCM枠は特に人気が高く、スポットCMでこの枠にCMを放映する、というのはまず難しいと思います。

 

つまり必然的にゴールデンタイムの番組でCM放映をしようとおもうと、タイムCM方式をとる、ということになるんですね。

 

しかしゴールデンタイムの番組のスポンサーになる、というのはそれこそ数百万、数千万円のお話になってきます。

さらに、そこにCM制作費もかかってきますから、CMの制作内容によっては予算がとても高額になってくるわけで、一回のCMをやるために多額の予算をつぎ込まなくてはいけなくなってしまうのです。

 

これがゴールデンタイムの番組でCMをするのがとても難しい理由です。

関連記事:広告代理店が解説するテレビCM放映のやり方

 

全国ネットの番組は意外と少ない

 

さて、よくお問い合わせいただくのは全国ネットの誰もが知っているようなゴールデンタイムの番組でCMを、というお話なのですが、

実は全国ネットでやっている番組自体がそこまで多くはないんですね。

 

番組内でも途中までは全国ネットで流していて、ある時点からはローカルに切り替わったりしているものもあります。

 

つまり全国ネットのゴールデンタイムの番組そのもの自体が数が少なく、より競争率が高い、ということなのです。

関連記事:ローカルCMをやるメリット

 

地方局のゴールデンタイムのCM

 

ここまで全国ネットのゴールデンタイムの番組でCMを放映するのがいかに大変なことなのか、ということについてお話してきましたが、

ここでおすすめしたいのがローカルのゴールデンタイムの番組でCMを流す、ということです。

 

全国ネットではなく、地方局に限定することによって、競争率はぐっとさがりますし

何より電波料が格段に安くなるんですね。

 

しかしその地方ではその番組がゴールデンタイムでいつも流れているわけですから、その地域でその番組を見ている視聴者にとっては人気のある番組であることに間違いはないわけです。

 

こういったローカルのゴールデンタイムの番組であれば、

電波料も数十万円からとかなり安く獲得することができるんです。

 

実際に大手企業でも、最初は地域を限定したところからCMを放映し始めて、そこで反響を見ながらCMの内容をABテストしていき、

効果がそれなりに上がってきたところで地域を拡大、最終的に全国ネットでCMをする、という流れはよくあることなのです。

 

CMは放映してみないとどれくらい効果が得られるのか、ということはわかりません。

しかし試行錯誤していくことによって効果を上げていくことはできます。

 

地域を限定してCMの放映をすることによって、最初はあまり予算をかけすぎずにCM放映をスタートすることができますから

内容を良くしながら長くCMをやっていくことができます。

 

長くCMをやれば自ずと視聴者のCM接触回数も上がってきますから、さらに効果を得やすくなる、という仕組みなのです。

関連記事:新商品のCMを地方局からやると効果的?

 

まずはターゲット層をしっかり決める

 

全国ネットのゴールデンタイムのCMにいきなり挑戦するのではなく、

ターゲット層をしっかり絞って決めた上で、地域を限定しCMを放映する、というやり方をおすすめします。

 

CMというのは目に止まれば効果があがる、というような単純なものでもありません。

 

印象に残るCMだったとしてもそれが何かしらの消費行動や、目標とする効果に繋がっていかなければ意味がないのです。

 

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企業がCMをする前に決めておくべきこと

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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