採用やブランド力向上のために、会社の認知度を上げたい。
そのためにテレビCMを検討しているのですが、どんなことができますか?
というお問い合わせを頂くことが多いです。
今回は会社の認知度を上げるためにテレビCMを放映するなら、どんなことができるのか、
そしてどんなことを考えなければいけないのか、ということを、広告代理店の弊社ライズアドバートが解説してみたいと思います。
テレビCMは即時的な効果は得づらい
まず最初にご理解いただきたいのが、テレビCMで即時的な効果を得ることはなかなかできないということです。
テレビCMを放送しても、実際に効果が表れ始めるのは後になってから。
インターネット上の広告のように、インプレッション数やクリック数、成果数などを詳しいデータで出すのも難しい媒体ですので、
仮説を立てて丁寧に、長期的に考えて放映を行っていかなくてはいけません。
ざっくりとしたデータはお出しすることができますので、
立てた仮説をもとに、広告代理店と二人三脚で進めていくのがおすすめです!

すぐすぐの効果を求めるよりも、
「テレビCMを放映したという実績を持って信頼度を上げる」ということを目的にした方が良いのではないかと思います。
ある程度即時的な効果をあげたいのであれば、予算を大量に投下するという手もありますが、
初めてのCMなどの場合は、やはり最初からそれをやるのは危険かなと思いますね。
関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある
大都市圏よりも地方の方が効果がすぐに出やすい
テレビCMを取り扱っていて感じるのは、大都市圏に比べると地方の方がテレビCMの効果がすぐに出やすいということです。
これはシンプルに、大都市圏に比べると競合となる企業が少ないというのもありますし、
地方の方が情報の依存先としてテレビがまだまだ強いというのもあると思います。
テレビCMの放映料金はおおむね視聴可能人口に比例して設定されていることが多いので、
人口の多いエリアになればなるほど必要になる予算も大きくふくれていきます。
それを考えると、初めてのテレビCMでは特に、
予算を抑えられる地方エリアで試験的にテレビCMを放映してみる、という方がおすすめなんですよね。
関連記事:地方のテレビCMは30万円からできる?やれることを紹介します
CMの作り方によってかなり予算が変わってくる
テレビCMの制作費用ですが、
すでに手元にある程度画像(写真)や資料などがあれば、それらの静止画の組み合わせに音楽やナレーションをつける形であれば30万円程度から制作を行うことができます。

テレビCMはテレビ放映の規格(音のボリューム調整や、カラーの設定など)に合わせて作る映像になりますので、
テレビCMの制作経験が豊富な制作会社に依頼するのが良いでしょう。
弊社ではCM放映枠の獲得と同時にCM制作も承っております!
ぜひお気軽にご相談ください!
もし新規で撮影を行ってCMを制作する場合は、ご予算がかなり変わってきて、最低でも100万円程度はかかります。
これは最低ラインにはなりますので、例えばイラストを入れたりアニメーションにしたり、
出演キャストを増やしたり、CGを使ったり…というようなエッセンスが加わってくると、さらに制作費がかかってきます。
有名なタレントさんを起用する場合は、そのキャスティング費用でかなり予算が上がります。
予算に合わせてできることを考える
ご予算がある程度決まっているのであれば、それに合わせてどのような制作ができるかをご提案させていただきます。
テレビCMを放送する際は、
- テレビCM制作費
- テレビCM放映費
の大きな2つの支出があります。
CM制作費については、
- 安く抑えるのであれば静止画の組み合わせで30万円程度〜
- 新規で撮影をしてしっかり作るなら100万円程度〜
- こだわって作るなら300万円程度〜
といった分類分けになると思います。
CM放映費については、
- 地方ローカルであれば30万円程度〜
- 少し人口の多い中規模の都市であれば100万円程度〜
- 関東や関西など大都市圏であれば1000万程度〜
というイメージで良いかと思います。
ご予算に合わせて、プランをご提案させていただきます!
関連記事:テレビCM、100万円あったらどんなことができる?
目的・伝えたい人を明確に
テレビCMをする時は、CMをする目的、そして伝えたい人を明確にすることが大切です。
目的やターゲットが曖昧なCMは、どうしても抽象的なものになってしまうために、印象に残らないCMになってしまいがちです。
印象に残るCMにするためにも、CMの目的やターゲットを明確にします。
企業の認知度を上げるのも、採用のためなのか、商品価値を高めるためなのか、会社の名前を覚えてもらいたいのか…色々その先の目的があると思います。
それをまずは設定しましょう。
ターゲットは、細かく人物像の設定を行うのがおすすめです。
これを広告業界ではペルソナと呼んだりします。

こういったマーケティング関連のことに関しては広告代理店が担いますので、
ご相談させていただきながら、進めていけると良いと思います。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
