2019年頃から急に話題になり始めたオートミール。
私もダイエットに良い、と聞いて家でよく食べています!笑
では、このオートミールのテレビCMを放送するとしたらどのようなやり方が良いのでしょうか?
オートミールの消費傾向などを見ながら、広告代理店である弊社ライズアドバートが解説してみたいと思います。
消費者がオートミールを食べる理由
-オートミールに関する実態調査- 直近1年で食べた人は2割 体にいいだけじゃない!ユーザーに聞いたオートミールの良い点「味」が上位に!オートミールを選ぶポイントは?オートミールの喫食実態を徹底調査!という記事によると、
直近1年でオートミールを食べた人にその理由を聞いたところ、
- 食物繊維が多いから
- 糖質が低いから
- たんぱく質が多いから
- 健康維持のため
- ダイエットのため
- その他栄養成分が魅力的だから
- 準備や調理が手軽だから
といった理由が挙げられていました。
特に食物繊維に関しては他の項目と大きく差が出ており、
全体の5割以上が食物繊維の量を理由にオートミールを食べている、とのことです。
食物繊維を多く摂ることで、
- 整腸効果
- 血糖値上昇の抑制
- 血液中のコレステロール濃度の低下
などが期待できます。
食物繊維は日本人に不足しがちとも言われていますし、
美容や健康を意識する人は食事において「食物繊維がどれだけ摂れるか」ということを考える人は多いのではないでしょうか。
最近はますます健康志向が高まりつつありますしね。
ダイエット、筋トレを始めてから、私も食事のバランスは特に考えるようになりました!
食物繊維とたんぱく質がどれだけ摂れるか、ということを考えながらメニューや食材を選んでいます。
関連記事:CMターゲット別に出稿企業と出稿例を広告代理店が解説します
消費者がオートミールを選ぶ基準
同アンケートによると、オートミールを選ぶ基準としては、
- 価格
- 味わい(おいしさ)
- 内容量
- 食物繊維の量
- 買いやすい場所で買えること
といった理由が挙げられています。
価格に関しては49%。
オートミールを食べる理由では食物繊維を摂れるという理由が1位になっていましたが、オートミールをどう選ぶかでは価格や味が優先されていることがわかります。
確かにオートミールを知ってから、購入する時のメーカー選びでは「安くて美味しい」が重要になりました…!
私自身いくつかオートミールをいくつか食べてみて、メーカーによって少し味が違うなと感じます。
また、白米の代わりに…と言われるものの、合うもの合わないものはあるなと思いますね。
食べ方のバリエーションはもう少し欲しいな、といつも思います。
関連記事:CMターゲットを具体的にすることで戦略が変わる、事例とともにご紹介
CM内容や方法、どんなものが良い?
ここまでの消費者動向を見ていると、ターゲット層としては、
- 健康志向の高い人
- ダイエットに興味のある人
- 筋トレに興味のある人
といったところになるかと思います。
- ダイエットをする女性
- 筋トレをする男性
まで絞り切ってもいいかもしれませんね。
テレビCMをする時は
- まだオートミールを知らない人にオートミールの存在を知ってもらいたいのか
- オートミールをすでに食べたことがある人や知っている人に、他社と比べて自社を選んで欲しいのか
というところはどちらかを選んだ方が良いような気がしています。
まだまだ認知度の低いオートミールは、新規顧客を獲得することができる可能性を秘めていますが、
すでにオートミールを知っている人に買ってもらう方がハードルは低いような気もします。
さらにオートミールを食べる人にとっての悩みのタネは「どうやって食べるか」という食べ方の部分です。
ダイエットや筋トレに励む人は、ずっとオートミールが中心の食事という人が多いですから、
食べ方のバリエーションをいつも欲しています。
食べ方のバリエーションをいくつか提示するようなCMもいいかもしれません。
またweb上でメニューの紹介動画などをいくつも出してみる、というのも効果が高いと思います。
テレビCMと一緒にウェブCMをやってみるという手もアリでしょう。
関連記事:テレビCM制作と一緒にウェブCM用も制作!賢く素材を作っておく方法
CMを放送するエリア
全都道府県トータル4700名大調査を実施! 健康・予防意識を総ランキング化! 『ニッポン“健康意識”大調査』という記事によると、
健康意識が高い県ランキングは以下のようになっています。
- 宮城県
- 三重県
- 大阪府
- 滋賀県
- 兵庫県
- 徳島県
- 東京都
- 長野県
- 大分県
- 青森県
人口の多い都心部がトップを独占するかと思いきや、意外にも地方も多くランクインしています。
- 関東
- 近畿
- 中部
といった人口の多いエリアは広域圏と言って、複数の都道府県に電波域がまたがっています。
そのため視聴可能人口が多く、どうしてもCM料金も高いんですね。(おおむね視聴可能人口にCM放送料金は比例します)
しかしそれ以外のローカル局であれば、50万円程度からテレビCMを放送することも可能な地域が多くあります。
こういったエリアから最初は試験的にテレビCMを放送してみる、というのも良いのではないでしょうか。
関連記事:CM広告のエリアの決め方について
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