弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は冷蔵庫のテレビCMをする時にどんな内容にすれば良いのか?ということを考えてみたいと思います。
冷蔵庫は生活をしていく上で欠かせない家電だけど、
家族の在り方も時代とともに大きく変わって、単身者や少人数の家族がすごく増えましたよね〜!
家族の在り方が変わったことによって、家庭で求められる家電もまた、変わってきているように思います!
消費者が冷蔵庫を購入する時に参考にした情報源は?
【 冷蔵庫 】に関するアンケート調査(第6回)という記事を見てみると、冷蔵庫を購入する時に参考にした情報源は、
- 店頭の商品、商品情報
- 店員の説明
が所有者の4〜5割となっています。
また、
- パンフレット、カタログ
- メーカーや店舗の公式ホームページ
- 商品比較サイト、クチコミサイト
が各10%台。
冷蔵庫はなかなか金額的に高い買い物になりますので、しっかりと商品の現物を見て、プロの意見を聞いてどれを買うか決めたい、と考えている人が多いのではないでしょうか。
テレビCMでは広く認知度を上げることを主な目的としつつ、
例えば公式webサイトで商品の紹介動画やクチコミが見られるようにしておいて、CMの最後にwebサイトに誘導するようなぶら下がり(CMの最終カットのこと。「詳細はウェブで!」というようなナレーションをつけることが多い)をつけると良いかもしれません。
関連記事:テレビCMを制作してWEBでも配信したい時に気をつけたい権利の話
冷蔵庫選びで重視すること
同アンケートでの、「冷蔵庫選定時に重視する昨日・製品特徴は(複数回答)」という設問では、
- 省エネ(節電)
- 使い勝手
- 冷蔵室の容量
- 幅
- 食品の鮮度を保つ機能
- 冷凍室の容量
といった順番になっていました。
最近は特に電気代が上がってきていますので、節電に関心が高くなっているようですね。
ずっと電気をつけておかなくてはいけないのが冷蔵庫なので、気になる方は多いのだと思います。
トレンド的なCM内容にはなりますが、どれだけ節電できるか、ということを押し出したCMにしてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、同アンケートで主に利用している冷蔵庫のメーカー選定理由を見てみると以下のようになっています。
<パナソニック>収納力が良かったのとエコ対応だったから。(女性63歳)
<パナソニック>信頼する家電量販店の販売員によく相談してから購入しました。パナソニック製品は品質が高く、利用していて安心感が持てるのが理由です。(男性39歳)
<日立>置く予定のスペースに置けるコンパクトなサイズな上にデザインや容量も満足いく広さだったから。(女性45歳)
<日立>使い勝手の良さとブランドで選んだ。日立はモーターがよいため家電が長持ちする。(女性61歳)
<シャープ>扉が右からも左からも開くのでそのメーカーを選びました。(女性71歳)
<シャープ>節電が出来る。プラズマクラスターで臭いが防げる。観音扉で開けやすい。(女性53歳)
<三菱電機>木目調のデザインがキッチンと合っていたことと、置き場にピッタリのサイズだったこと、また欲しい機能も備えていたから。(男性51歳)
このコメントを読んでいると、実際にその冷蔵庫を使う時、使い勝手が本当に良いのかというところがやはり大きく影響してくるのかなと思います。
例えば一般の方に実際に冷蔵庫を使ってみていただいたり、触ったりしていただく、というのをそのままCM映像にしてみるのもよいかもしれないですね。
通常テレビCMは15秒か30秒が一般的です。
30秒のCMというのは基本的には使い方があまりよく知られていない商品を紹介する時や、ドラマ性のあるCMの時に作られます。
放送コストはもちろん30秒の方が高いので、15秒のCMの方がコスパは良いんですよね。
ただ、多くの人に使ってみてもらって感想を伝えてもらうようなCMにするのであれば、30秒CMも良いかもしれません。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
CM放送エリアについて
CMの放送エリアとしてはやはり人口が多いエリアが一番効果を期待できると思います。
ただ、一番人口が多いエリアは関東ローカルですが、テレビCMの放送料金というのは視聴可能人口に概ね比例しているので、関東エリアで放送するのが一番コストも高くなります。
関東エリアでのCM放送料金の目安は少なくとも2000万円程度から。
例えば他のエリアだと、
- 近畿:500万円程度〜
- 中京:300万円程度〜
- 北海道・福岡・静岡:100万円程度〜
- その他地方エリア:50万円程度〜
といったイメージです。
最初から関東エリアで放送せず、まずは北海道や福岡あたりから始めるという企業さまも多くいらっしゃいます。
ご予算にあわせて広告プランをご提案させていただきますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!