弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は自宅用運動器具のテレビCMをする時、どんな内容にしたら良いのか、ということを考えてみたいと思います。
コロナの影響もあり、健康のために運動をする人が増えましたよね！
自宅で簡単に運動することができるような運動器具は需要が高まっていると考えられます。
自宅で運動したいと思っている人はどんな人？ターゲットを絞り切る
『自宅での運動・トレーニング』に関するインターネット調査を見てみると、現在運動不足だと感じている人は、
- 感じる
- やや感じる
を合わせて約76%となっています。
男女別で見ると女性で比率が高くなっていることが分かります。
さらに、「自宅で行っている運動・トレーニングを始めた時期はいつ頃ですか？」という設問では、
- 10年よりも前から…24.5%
- 〜3年以内…19.1%
- 〜1年以内…18.6%
- 約半年以内…16.6%
- 〜5年以内…10.8%
となっていました。
1年以内に開始した人は約35%で、女性10・20代では6割弱、女性30・40代では各5割弱となっています。
自宅用運動器具の場合は男女ともに使うことができる商品がほとんどだと思いますが、
できればテレビCMをする時は、メインターゲットを具体的に決めるのがおすすめです。
男性向けなのか女性向けなのか、というところでCMの内容も大きく変わってきます。
ターゲットを広く取りすぎてしまうと、どうしても印象に残らないCMになってしまいがちですので、できれば、
- 性別
- 年齢
- 職業
- 趣味
- 休日の過ごし方
などなど、細かい設定を行い、ペルソナを作っていきましょう。
広告業界ではメインターゲットとなる人物像のことをペルソナと言います。
広告代理店と相談しながらでも良いので、より具体的なペルソナを設定できると、
CMの内容だけでなく、どのエリアでどの時間帯にCMを流すか、といった条件も決定しやすくなります。
自宅で運動する理由は健康維持
直近1年間に自宅で運動した人で、自宅で運動・トレーニングを行う理由は（複数回答）
- 健康維持…74.8%
- 筋力維持、筋力をつける…42.3%
- 体力をつける…34.9%
となっています。
女性の回答では、
- 体質改善、体の不調の改善
- 美容のため
という回答が多くなっており、また女性の中でも高年代層では、
- 加齢に伴う体の機能低下を防ぐ・補う
- いつでも気軽に運動ができる
という回答が多くなっていました。
さらに女性30・40代では、
- 体型維持、ダイエット
- 体質改善、体の不調の改善
が上位となっています。
テレビCMでは、CMを見ている人に共感をしてもらうということがとても大切です。
例えばCM冒頭で「最近なんだか体調がイマイチ…」というようなセリフがあったりすると、
同じように悩んでいる人が「自分のことだ！」と思ってくれる可能性が高いです。
そして商品の紹介をすることで、共感をしてくれた視聴者が「その商品を手にした自分」を想像してくれるのです。
それが消費行動へとつながります。
そのため、共感をしてもらう、商品がどんなメリットをもたらしてくれるのかをイメージしてもらう、ということを目的としてCM制作をしていかなくてはいけません。
実際に自宅で運動をしている人が、どんな理由で運動をしているのか、というところから、CM内容の着想を得てみると良いと思います。
関連記事：CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
CM放送エリア
「ニッポン健康大調査2023」を見てみると、47都道府県 健康実行力ランキングでは、
- 福岡県
- 千葉県
- 東京都
という結果が出ていました。
やはり大都市圏になると、健康を気にしている人も多いのかもしれません。
東京、千葉に関しては関東エリアになります。
テレビ局はほとんどが1つの都道府県に対応する形で置かれているものの、
- 関東
- 近畿
- 中京
の3つのエリアは広域圏といって、複数の都道府県にまたがってテレビが放送されているエリアです。
テレビCMの放映料金は視聴可能人口におおむね比例する形で設定されているので、人口の多い関東エリアは一番放送料金が高くになります。
関東でスポットCMを放送する場合は、約2000万円程度〜が目安です。
1位に来ている福岡県は人口は多いですが狭域圏になりますので、100万円程度からテレビCMを放送することができ、
まず最初は福岡県から、という企業も多いです。
その他にも、ターゲット層が高齢者であればBSの専門チャンネルなんかも狙い目かと思います。
ご予算に合わせて広告プランをご提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事：CM予算ごとに、できることを紹介します！
