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BS放送の視聴率や視聴傾向について

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テレビCMを放送するにあたって

  • 全国放送をやってみたいけれど予算があまりない
  • 初めてテレビCMをやるが、まずは地上波ではなくBSから始めたい
  • とにかく低予算でテレビCMをやりたい

といったご要望からBSでのテレビCM放送を行ってみる企業さまが少なくありません。

地上波に比べるとBS放送の方が放送枠の融通も利きやすく、内容としてもやれることが幅広いです。

今回はそんなBS放送について、テレビCMなどの出稿をご検討いただいている企業さま向けに、広告代理店ライズアドバートが解説してみたいと思います。

BS放送とは

そもそもBS放送がどういう放送なのかというと、これは地上波とは違って、衛星を使って全国に放送をしている放送です。

地上波の場合は放送局と家庭の間に中継所を設けて電波を送って放送を行なっています。

一方衛星放送の場合は、赤道上空36,000kmにある人工衛星から家庭に直接電波を送っており、障害物の多いエリアでも電波を送ることができるようになっています。

BS放送は

  • NHK2チャンネル
  • 7局の無料総合編成チャンネル
  • 有料チャンネル(スカパーやWOWOWなど)

で構成されています。

関連記事:BS放送でCMをすることのメリット

BS放送の視聴率の考え方

BS民放6社とビデオリサーチ調べ・2020年4月公表のものによると、約4,512万世帯がBSデジタル放送視聴可能世帯で、総務省によると全国の総世帯数は5,852万世帯ですから、全体の77.1%がBS放送を見られるということになります。

つまり、視聴率の数字だけ言うとなんだか低いように感じてしまうものの、BS放送の視聴率1%は569,000世帯、個人視聴率で考えると1,205,000人、ということになります。

視聴率1%は分母によって意味が変わってきますので、そういったことを踏まえた上でBSの視聴率もぜひ考えていただきたいと思います。

関連記事:全国でCMをする3つの方法とそのメリットデメリット

BS放送でのCMの金額感

地上波テレビCMで全国放送をしようとすると、最低でも数千万円の予算が必要になってしまいます。

初めてテレビCMを放送する、という企業さまにはあまりおすすめできません。

地上波CMであれば、最初は地方から始めてみる、だとか、大々的にやるとしても最初はキー局(関東エリア)のみでやる、といった方法の方がABテストしながら進めていけると思いますので、色々な条件分岐を用意して、検証しながら放送した方が良いように思います。

BS放送の場合は視聴率は地上波に比べると落ちてしまいますが、30万円程度からテレビCM出稿される企業さまもいらっしゃいます。

手軽に全国放送のCMを放送できる、というのがBS放送のメリットでしょう。

関連記事:テレビCM、100万円あったらどんなことができる?

BSの視聴傾向

では実際にBS放送を視聴している人はどのような人なのでしょうか?

BS放送は地上波に比べると専念視聴者(番組をじっくり見ている人)が多い傾向にあります。

普段テレビをスマホを見ながら、だとか家事をしながら、というようにながら見している人も多いと思いますが、BS放送はジャンルに特化した番組を取り扱っている局が多いため、ながら見ではなくじっくりと番組を集中して見ている人が多いのです。

中でも人気の番組ジャンルは

  • スポーツ中継
  • 車番組

ですね。

スポーツの中継はどうしても地上波ではできないことが多いですから、地上波で一部を放送して、その続きをBSで放送し続ける、ということも多く、これを見ている方はとても多いです。

かなり視聴者層が具体的になるというのもポイントですね。

また、番組単位で言うと

  • BSテレ東の『孤独のグルメ』シリーズ
  • BS日テレの『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
  • BS日テレのアンパンマン

も人気です。

男性に人気の番組が多く、アンパンマンはお子さんと一緒に家族で見られている、ということですね。

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テレビ局の選び方

これは地上波でも同じことが言えるのですが、どの家庭でも「朝つけたチャンネルを夜も見る」「平日に見ていたチャンネルを土日も見る」というように、

お気に入りの番組があればそのテレビ局にチャンネルが合ったままになっている、ということが多いです。

そのため、ターゲットとなる視聴者がどんな番組を好んで見ていそうか、ということからテレビ局を決めていくのがおすすめで、BSの番組表を見ながら目星をつけていくと良いかもしれません。

もちろんテレビ局によって放送コストも変わってきますので、そちらとの兼ね合いも考える必要はありますが、テレビ局選びの基準となる考え方がわからない場合は、番組のラインナップから決めていくと良いと思います。

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えいぞーさん

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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