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ロケの仕事でADやDがミスしがちなこと

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ロケの仕事では持ち物も多くなりますし、限られた時間で撮影を行わなくてはいけないので段取り通りに進めなくては、というプレッシャーもあって、最初はミスをすることがとても多いと思います。

今回はロケの仕事の時にADやDがミスしてしまいがちなポイントをまとめてみました!

これからロケの仕事に行くけど、まだあまり慣れていなくて不安、という方はぜひチェックしてみてください。

カメラバッテリーの充電忘れ

カメラのバッテリーの充電忘れは初歩的なミスとしてよくあります。

一度の充電で2時間程度撮影することができますが、例えば街録(がいろく)と呼ばれる、街頭インタビューの時は朝から夜まで一日外でロケをする、ということがよくあります。

こういった長時間ロケの時にカメラのバッテリーを充電し忘れていると本当に大変です。

バッテリーは予備を持っていくことがほとんどですが、予備で持っていったバッテリーをそもそも充電していなかった、ということもありますね。

ロケに出る前は必ず全てのバッテリーを充電したかどうかを確認するようにしましょう。

関連記事:撮影前に行う「技打ち」について説明します

イヤホン忘れ

カメラを回す前は必ずイヤホンを挿して、きちんと音も一緒に録れているか、ということを確認します。

これをやらないと、配線がうまくいっていなかったり設定の問題で、映像は撮れているのに音声が録れていなかった、ということが起こってしまうんですね。

そのためイヤホンは必ず持参しなくてはいけません。

イヤホンは借りたまま返さないだとか、人と似たようなものを持っていて他人のを間違えて持ってきてしまう、などといったことがよく起こります。

なので自分のものだとわかるように、ビニールテープを巻いておいたり、巻いたビニールテープに名前を書いておく、などしておくと良いでしょう。

これは別の持ち物にも言えて、似たようなトラブルが多いのが携帯の充電器です。

番組制作の仕事をするようになるとびっくりするほどこういったケーブル類を失くすことが増えるので、できれば全ての持ち物に名前を書いておきましょう。

関連記事:ADの持ち物紹介!持っておくと仕事で役立つものとは?

逆REC・カメラの撮影モードの誤操作

逆RECと言われる、「撮れてると思っていたのにRECになっていなかった」という現象もよくあるミスのうちの一つです。

これは本当によくあることで、撮影にある程度慣れてきていても起こってしまうミスですね。

カメラを回している時はちゃんとRECモードになっているか、ということを確認するようにしましょう。

またREC意外にも、室内室外でも設定が変わりますし、暗いところで撮影をするナイトモードなどもあります。

カメラによっても少しボタンの位置が違ったりすることもありますので、撮影をする場合はカメラのボタンを一通り確認しておいて、どこになんのボタンがあるか把握しておくと、現場でパニックにならずに済むでしょう。

関連記事:カメラワークと画角に関する撮影用語解説

備品を失くす

カメラ周りで借りた備品を失くしてしまう、というミスも多いです。

ものによっては、その備品がないと撮影ができない、あるいはカメラが使えない、といった事態になりかねせん。

自分で備品の弁償をしなくてはいけない場合もあります。

カメラなどの機材は会社の備品である場合もありますが、機材レンタル会社からレンタルしていることもあります。

レンタル品を返すときに備品が揃っていないと問題です。

会社やレンタル会社から借りたものは、なるべくわかりやすく、整理された状態で使用するように心がけること。

また、使ったあと、忘れ物がないか必ずチェックするようにしましょう。

関連記事:ADの仕事!ロケにも色々な種類がある?

不満や愚痴が素材に乗っていた

これが意外によくあることなのですが、ディレクターがいなくなったところで不満や愚痴などを話してしまい、それが素材に乗ってしまうということがあります。

インサート撮影などでは素材の音声を使うことはないので、現場でカメラを回していても音を気にする必要がなく、何気なくそのまま喋っている内容が記録されてしまうんですね。

しかしその素材を編集するのはもちろんディレクターです。

オンエアでは音は使われない素材も、編集時点では音が乗っていますので、不満や愚痴もそのまま乗ってしまっています。

ここでディレクターの悪口なんかが入ってきたら最悪です。

音が使われない素材でも、カメラが回っているところは要注意です。

えいぞーさん

一緒に働いている人の悪口は言わないようにするのが一番ですね!笑

今回はADやディレクターがロケの仕事でやってしまいがちなミスについて解説してみました!

まだロケの仕事に慣れていないという新人さんの参考になれば幸いです。

ずっと会社でデスクワーク、といった仕事ではないのがテレビ番組制作スタッフの楽しいところですよね。ぜひロケのお仕事も楽しんで取り組んでいただければと思います。

関連記事:ADのセンスが問われる?人気のロケ弁と選び方、発注のコツ

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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