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メニュー専用調味料のテレビCMをするなら

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はメニュー専用調味料のテレビCMについて考えてみたいと思います。

メニュー専用調味料とは、特定のメニューを作るための調味料のことを指します。

和洋中の定番・人気メニューが簡単にできるレシピ専用の合わせ調味料のことで、2013年から2015年にかけて急成長したジャンルです。

えいぞーさん

レシピを見ながら色々な調味料を合わせて料理を作っていくのって結構大変ですよね…!

それに対してメニュー専用調味料は、必要な具材を買ってきて一緒に炒める、などすれば簡単に作れるようになっています。

揃えにくい具材はそもそも調味料の中に含まれていたりするので、作るのがとても簡単!私も多用しています。

中華惣菜系が人気

【 料理の素 】に関するアンケート調査(第5回)(マイボスコム株式会社/2018年10月実施/回答数10,214件)を見てみると、

自分で料理を作る人は8割弱、男性は6割弱で女性は9割強となっています。

さらに女性40代以上では「ほとんど毎日」が7〜8割

男性10〜40代でも「週1〜2回」がボリュームゾーンになっています。

また、自分で料理を作る人のうち、直近1年間に料理の素を利用した人は7割強で、男性7割弱、女性8割となっています。

かなりの割合でメニュー専用調味料を使っている人がいることがわかりますね。

さらに直近1年間に利用した料理の素のジャンル、タイプ(複数回答)を聞いて見たところ、

群を抜いて1位だったのが「中華風惣菜」(51.3%)です。

  • 釜飯、炊き込みご飯、混ぜご飯、赤飯など
  • 和風惣菜
  • 炒飯
  • 洋風惣菜
  • 寿司

が2〜3割となっており、

中でも女性の場合は「中華風惣菜」が6割と高くなっていることが分かりました。

圧倒的に中華風惣菜が人気なことが分かります。

これは中華風惣菜の方が、調味料を揃えるのが難しいからなのではないかなと思いますね。

和風惣菜であれば醤油、みりん、塩、砂糖などがあればできるものが多いですし、これらはどの家庭にもあるものだと思います。

ですが、中華惣菜だとどうしてもオイスターソースや甜麺醤、コチュジャン、豆板醤、ラー油などなど、使う頻度の少ない調味料が必要になるものです。

そのため、メニュー専用調味料の製品を複数取り扱っているのであれば、中華系のラインナップをメインにテレビCMにしてみると良いのではないかと思います。

商品ごとに違うバージョンのテレビCMを作るのも良いでしょう。

複数種類のCMを制作することができれば、それらを段積みと言って、続けて放送するやり方もあります。

同じメーカーが続けて違う種類のテレビCMを放送することで、視聴者の印象に残りやすくなります。

関連記事:段積みとは?CMの放送の仕方について、広告代理店が解説!

料理の素を利用する理由

同アンケートで料理の素を利用する理由(複数回答)を聞いてみたところ、

  • おいしい
  • 失敗がない
  • 調理に時間がかからない
  • 面倒な工程がない
  • 素を使ったほうが上手にできる
  • 簡単に本格的な料理が作れる

という意見があがっていました。

中でも「おいしい」という項目は若年層で高くなっており、

料理の素の利用頻度が「ほとんど毎日」「週3〜4回」の層では「おいしい」「素を使ったほうが上手にできる」が上位2位となっています。

年齢的にどの年代が一番のターゲット層となるのか、ということも決めておいた方が良いでしょう。

3〜4人前できるものに関してはファミリー向けだと思いますが、最近は若年層の一人暮らしの方も料理をする方が増えていますので、1食分用、というのもあってもいいかもしれませんね。

そうするとCMの作り方もまた変わってくるのではないかと思います。

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「自分で作るより簡単で美味しい」というのがこれらメニュー専用調味料の一番のメリットだと思います。

それをうまくアピールできるCMにするといいですね。

メニュー専用調味料のCMは調理をしているシーン、それを食べるシーンがCMの中で使われているものが多いと思いますが、

「さっと炒めて、ここに入れるだけ!」というような調理工程を見せるCMにしてもいいのかなと思います。

具体的に「それなら簡単に作れそう」と思ってもらえると、手にとってもらいやすくなるかもしれません。

商品のCMをする時は、「それを手に入れた自分」を視聴者にイメージしてもらうことがとても大切です。

関連記事:【事例】食品ECを行う企業の課題解決とテレビCM

料理の素を購入する場面、購入時の重視点

同アンケートにおいて料理の素を購入する場面は(複数回答)という設問では、

  • 安売りしているとき
  • 料理を手早く済ませたいとき
  • あらかじめ買うと決めているとき
  • 食べたいメニューがあるとき
  • 家にある材料を活用したいとき

というものが利用者の3〜4割で挙がっていました。

さらに「料理を作るのが面倒なとき」は女性若年層

「ストックとして」は女性高年代層で比率が高くなっています。

料理の素購入時の重視点は(複数回答)、

  • 味…76.3%
  • 価格…58.3%
  • 手順の簡単さ…40.1%
  • 容量、サイズ・少ない材料で作れる…各2割強

となっています。

食品では価格が重視されることが多いですが、調味料の場合は料理の味に直結するため、味が最重視されているのが分かります。

テレビCMにおいても、味が良いということがなるべく表現できるように、映像や音などでこだわっていくと良いと思います。

通常こういった食品に関するCMは、フードスタイリストをスタッフに入れ、美味しそうに見せるためにどうしたらいいか、を突き詰めてゆきます。

関連記事:食品CMに欠かせないフードスタイリストの仕事

ご予算に合わせてプランをご提案させていてだきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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