CM・広告の仕組み PR

【テレビ広告】タイムCMの提供形態と種類について解説

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弊社ライズプランニング[広告部]は、テレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はテレビCMの中のタイムCMという放送の仕方について、その種類を解説して見たいと思います。

テレビCMのやり方は大きく分けて2種類

まず、テレビCMのやり方は大きく分けて2種類で、

  • 特定の番組のスポンサーとなり、毎週その番組の中でテレビCMを放送するてタイムCM
  • 特定の番組スポンサーとはならず、時間帯や曜日などの放送枠をある程度指定して、その中でランダムにテレビCMを放送するスポットCM

があります。

スポットCMはだいたい2週間程度で放送をされる企業さまが多いですが、極論1日だけのCM放送も可能です。

最近はこのスポットCMの扱いで、SAS(スマートアドセールス)という枠もあり、この枠だとCMを1本から放送することができます。

まとめて出稿した方が単価は安くなりますが、1本テレビCMを放送しただけでも「テレビCMを放送した」という実績は獲得できますので、そういった理由で1本だけCMを放送する、という企業さまもいらっしゃいます。

CMを1本から流せるSAS、メリットとデメリットを解説します 今回は新しくテレビCMの放送の仕方として追加されたSASという広告枠について、広告代理店である弊社が解説してみたいと思います。 ...

これらスポットCMに対してタイムCMの場合は、特定の番組にスポンサーとして入ることになるので、

基本の放送単位が2クール(6ヶ月)となります。

番組によっては一ヶ月単位で出稿ができる番組もありますが、基本的にはテレビ局の番組改編期(4月・10月)に合わせてスポンサーも動きます。

  • まずはお試しでテレビCMを放送したいという企業
  • イベントやキャンペーンに合わせて短期間放送すればいい、という企業

こういったケースではスポットCMが選ばれることが多いです。

  • 商品やサービスのターゲット層が視聴者層と合致するテレビ番組があり、その番組の中でCMがしたい
  • 長くCMを放送して、商品・サービスや企業自身のブランド価値を高めたい

こういったケースではタイムCMが選ばれることが多いです。

関連記事:テレビCMの目的に合わせてタイムCMかスポットCMかを選ぶ

タイムCMの提供形態

タイムCMは特定の番組のスポンサーとなってテレビCMをすること、と解説しましたが、

この「スポンサーになる」やり方にも色々な種類があります。

CM提供形態にはどのようなものがあるのでしょうか。

共同提供

一番よく見る提供形態はこの共同提供でしょう。

1つの番組に複数のスポンサーが入ることを指します。

テレビ番組を見ているとよく「この番組はご覧のスポンサーの提供で、お送りいたします」というナレーションが流れると思います。

このナレーションとともに提供に入っている企業名や商品名が一覧で羅列されていますよね。

これがその番組にスポンサーとして入っている企業一覧ということです。

実はこのナレーションの時に企業名が表示される順番や「ロゴがカラーかモノクロか」といったところが出稿金額の違いとなっています。

共同提供でも全ての企業が同じ金額を出稿しているというわけではないんですね。

もちろん出稿額が高ければ高いほど、CM放映本数も高くなります。

共同提供することによって1つの番組を複数の企業でスポンサードすることになり、一社あたりの出稿料金は低くなります。

しかしその分、CMの放送量も少なくなります。

また、タイムCMでは競合他社がスポンサーに入っている番組では新しくスポンサーに入ることができません。

競合する会社が共同提供できないようになっています。

一社提供

共同提供と違い、一社提供は読んで字のごとく、1つの番組を一社単独で提供するやり方です。

たとえば資生堂が一社提供している「おしゃれクリップ」などがありますね。

一社提供をすると、番組中に含まれるCM枠は全て独占することができます。

番組そのものもスポンサーのカラーを出しやすいですし、他のスポンサーが排除されている状態でCMを放送することができるというメリットがありますが、出稿料金は高額になります。

実は昔のテレビ番組はこういった一社提供のものが多く放送されていました。

ミニ番組提供

放送時間が15分以内の番組で、主に、

  • 料理
  • お天気
  • 音楽
  • 通販番組

といった番組提供をする方法です。

通常の番組に比べると安く一社提供することができる方法ですが、放送時間は短いので、効果を上げるためにはそれなりに長期的に放送を続けていく必要があります。

関連記事:一社提供の番組とはどんな番組?どんな企業が提供している?

CMには色々なやり方がある

今回はおもにタイムCMの種類について解説してみましたが、CMのやり方には色々な方法があります。

テレビ局もそれぞれに用意しているパッケージが異なり、特に地方ローカル局なんかは融通がききやすく、バラエティに富んだご提案をいただけることが多いです。

たとえばタイムCMの中でも特番のスポンサーになる、ということもできます。

その場合は放送回数が一度きりになりますので、出稿額も安くで済みますよね。

ご予算やターゲットに合わせて、その時にできるCM放送の仕方をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

関連記事:初めてタイムCMをする時に注意しなくてはいけないこと

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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