弊社ライズプランニング[広告部]は、テレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
いざテレビCMを放送する、となった時に、
テレビCMはいっぱい連続して放送されてるけど、うちのCMは一体どのタイミングで放送されるんだろう?
と不思議に思われる方もいらっしゃると思います。
今回はテレビCMを放送したいという企業さま向けに、テレビCMが放送されるタイミングとその呼称について解説してみたいと思います。
CMタイミングとその呼称
CMが放送されるタイミングによってその呼称が異なります。
それぞれ見ていきましょう。
PT(パーティシペーション)
番組の時間内に設定されたCM枠のことで、
主に番組本編の間のCM枠のことを言います。
本編が4ブロックに分かれていたら、その間に入る3つのCM放送枠、それら全てがPTということになりますね。
番組本編を見ている方にそのまま視聴してもらいやすい、視聴率の高い枠になります。
SB(ステーションブレイク)
番組と番組の間に設定されたCM枠のことをステーションブレイクと言います。
駅と駅の間、という意味で覚えると覚えやすいと思います。
番組本編が終わるとチャンネルをザッピングされる方が増えますので、
どうしてもPTに比べると視聴率が落ちがちなところにはなります。
CCとHH
さらに細かく言うと、
- CC(カウキャッチャー)
- HH(ヒッチハイク)
というCM枠もあります。
CC(カウキャッチャー)は番組開始の提供クレジット直前に流すCMです。
また、HH(ヒッチハイク)は番組終了の提供クレジット直後に流すCMのことを指します。
どちらもステーションブレイクのように思いますが、番組本編の直前と直後のため、番組本編内の視聴率が適用される枠であり、視聴率は高いです。
テレビCMには特定の番組のスポンサーとなってテレビCMを放送するタイムCMと、
特定の番組のスポンサーにはならずに、ある程度時間帯と曜日を指定してその中でランダムにテレビCMを放送するスポットCMがあります。
基本的にはタイムCMは番組にスポンサーとしてついていて、高額なスポンサー料金を長期的に支払っているので、視聴率の高い枠が優先的に提供されます。
そのため、CCもHHも基本はタイムCM枠となっています。
ただ、場合によってはここがスポット枠として解放されることもあります。
関連記事:テレビCMの目的に合わせてタイムCMかスポットCMかを選ぶ
どこで放送されるかはいつ決まる?
テレビ番組とCMの具体的な放送時間というのは、CMが放送される1〜2週間前にわかりやすく表にしたものがスポンサー企業さまのもとに届けられます。
これは「線引き表」と言われるものです。
この線引き表を見れば、どの番組でPTとSBどちらで放送されるか、ということを把握することができます。
何時何分何秒に放送されるか、ということは分からないことが多いのですが、PTかSBかということが分かれば、待機して見ていることもできるでしょう。
PTであれば番組本編を見ていればどこかに差し込まれますし、SBであれば、前番組との間か後番組との間か、というところまで表を見ればわかるので、5分〜10分程度テレビを点けておけばCMに出会えると思います。
スポットCMの場合PTかSBかを選ぶことはできない
タイムCMは特定の番組のスポンサーとなってテレビCMを放送するので、
必ず番組本編のどこかでテレビCMが放送されます。
つまり、
- PT
- CC
- HH
のいずれかで放送される、ということですね。
SBは番組と番組の間になりますのでここには放送されません。
それに対してスポットCMの場合は指定した時間内であればどこの放送枠でも放送される可能性があります。
そしてPTかSBか、ということはスポンサー側では選ぶことができません。
なるべく満遍なく放送できるようにテレビ局側も調整をしてくれますが、やはり特定番組のスポンサーとなるタイムCMの方が優先されるのは仕方がないことです。
とにかく視聴率の高いところで放送したい、という場合はタイムCMの方が合っているでしょう。
関連記事:タイムCMはどんな時におすすめ?ケースごとに広告代理店が紹介します!
テレビCMのやり方には色々なやり方があります。
少し前まではある程度まとまった本数じゃないと出稿ができなかったのですが、
今はSAS(スマートアドセールス)という枠が出ており、テレビCMを1本から放送できるようになりました。
さらに、「テレビCMは高いもの」と思われている方が多いですが、
地方ローカル局であれば30万円程度から放送ができるテレビ局も多いです。
ご予算やターゲット層に合わせてプランのご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事:テレビCMをする時、広告代理店に連絡する前に決めておくこと